アクション物(?)は苦手なジャンルなのでハードルの高かった続編。漸く鑑賞に至ったが冒頭から世界観の構築度合いは完璧。流石は巨匠ジェームス・キャメロン。
前作と打って変わりアーノルド・シュワルツェネッガーが人類の味方になるという安易な設定にも違和感はなく説得力があった。ストーリー自体は予定調和であり、公開当時は革新的だったであろう新型ターミネーターの造形も2024年に見ると普通である。しかしシュワルツェネッガーが溶鉱炉に消えていくビターエンドが本作の芸術的価値を高めたのは間違いない。
Guns N' Rosesの主題歌が流行ったことも懐かしく思い出した。今でも「USE YOUR ILLUSION」を二枚に分けてリリースしたのは失敗だったと思うが。