「ゴッドファーザー」に続けて、PART2を観る。
長丁場になるのだが、全く疲れない。好きな映画とはそういうものだ。
(この2本の後に「オッペンハイマー」を観ようという気もあったのだが。流石に、疲れるかなというのと、「オッペンハイマー」が残念な感じになるのを恐れたのだ)
さて、この映画。PART1よりも好きな人がいるという。
僕も一時期、そう思ったこともあった。
どこが魅力的なのか?
ロバート・デ・ニーロが、ビト・コルレオーネのパートが相当に良いのである。
一方で、マイケルのパートが暗い。あまりに暗い。
彼は、PART1でアポロニアが死んで以来、笑っていないのだ。
(と思っていたが、本作の冒頭の洗礼のシーンで、遠目からですが少し笑った感じもありました)
本作は幸せなビト・コルレオーネと対比させてマイケルの苦悩を描いている。そこが肝である。
けど、どうしてもマイケルの話が主流な訳で、
できれば、ビトのパートをもっと増やす。半々くらいにまで増やしていただけると、PART1に迫る作品になると思っている。
いや、本当、いい作品ですよ。これ