小学2年生の娘と一緒に観た。娘は観るのは2回目だったようですが、その娘でさえ「この映画を作った人はすごい」と言っているので、やっぱり不思議な魅力を持った作品なんだと思います。
私は初めて観てから20年以上経ちますが、湯婆婆と銭婆の違いって一体何なのでしょうか。いまだに分かりません。釜爺が銭婆について「あの魔女は怖えぞ」と言っていますが、どういう意味なのでしょう?
千尋が湯屋で働くうちに成長していることを感じられるのが素晴らしいと思います。カオナシを饗している湯婆婆が千を呼んでいる、でも自分にはまず瀕死のハクを助けたいという思いがある。それでも千尋はカオナシと決着をつけることもおろそかにしない。全部対応する。ややこしいトラブルが連発しても順序立ててクリアしていく。大人でもなかなか出来ません。子どもの力を信じてあげたくなる作品ですね。