内藤剛志
|Takeshi Naito| (出演/監督)
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本名 |
- |
出身地 |
大阪府大阪市 |
生年月日 |
1955/05/27 |
没年月日 |
- |
略歴▼ もっと見る▲ 閉じる
大阪府大阪市で生まれ、枚方市で育つ。日大芸術学部映画学科在学中、同級生・長崎俊一監督の16ミリ「ユキがロックを棄てた夏」78に主演。80年、大森一樹監督「ヒポクラテスたち」で商業映画デビューを果たし、以後、本格的に役者の道へ進む。加藤彰監督「愛獣・悪の華」81、西村昭五郎監督「美姉妹・犯す」82などのにっかつロマンポルノに凄みと純真さを兼ね備えた若者役などで乗り込み、個性を発揮。長崎の初劇場用長編「九月の冗談クラブバンド」82のあと、新城卓監督「オキナワの少年」83、神代辰巳監督「美加マドカ・指を濡らす女」84、黒沢直輔監督「夢犯」85、和泉聖治監督「さらば愛しのやくざ」90などに出演。ひと癖ある若者像から憎たらしいまでの悪役など、多彩な役どころに扮して演技派としての地位を固める。93年、鹿島勤監督「悪役パパ」では久々の主演を張り、殺され役専門の悪役俳優の主人公にめぐってきた主役のチャンスに懸け、愛娘に認められるさまを好演した。テレビドラマでもその実力は高く評価され、日本テレビ『家なき子』94・95で安達祐実演じるヒロイン・すずを苦しめる父親役で脚光を浴びると、一気に役柄の幅が広がり、95年1月のテレビ朝日『味いちもんめ』から2001年1月の日本テレビ『別れさせ屋』まで、連続ドラマに6年3カ月、26クールに渡ってレギュラー出演を続けるという大記録も打ち立てる。硬軟・善悪を自在に演じ分けるバイプレイヤーとして、映画、ドラマのみならず、舞台、CM、バラエティ番組でも活躍。近年は、NHK『はんなり菊太郎』02~07、TBS『水戸黄門』07~11などのテレビ時代劇のほか、テレビ朝日『科捜研の女』00~などで渋さの中に男の色気がにじむ好助演を続けている。
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