回路

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レビューの数

49

平均評点

67.0(324人)

観たひと

545

観たいひと

33

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2001
公開年月日 2001/2/10
上映時間 119分
製作会社 大映=日本テレビ放送網=博報堂=IMAGICA
配給 東宝
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督黒沢清 
脚本黒沢清 
製作総指揮徳間康快 
企画土川勉 
横山茂幹 
大塚康高 
製作山本洋 
萩原敏雄 
小野清司 
高野力 
プロデューサー清水俊 
奥田誠治 
井上健 
下田淳行 
協力プロデューサー神野智 
撮影林淳一郎 
撮影効果横山聖 
村上幸助 
美術丸尾知行 
音楽羽毛田丈史 
音楽プロデューサー和田亨 
主題歌Cocco
(「羽根~lay down my arms~」)
録音井家眞紀夫 
音響効果佐々木英世 
西村洋一 
照明豊見山明長 
編集菊池純一 
衣裳森田流水 
製作担当藤原恵美子 
助監督吉村達矢 
スクリプター小山三樹子 
スチール中岡美樹 
VFXスーパーバイザー浅野修二 
CGディレクター立石勝 
デジタルアートディレクター加藤善久 
特殊造形松井裕一 
製作委員会戸谷仁 
いわ渕有子 
安永義郎 
曽根康正 
山本和宏 
柿沼晴男 
依田光裕 
小野克己 
武内健 
古井厚 
古澤達也 
福田勝 
久保田哲司 
嵐智史 
内藤裕之 
門脇一郎 
湯原隆幸 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演加藤晴彦 川島亮介
麻生久美子 工藤ミチ
小雪 唐沢春江
有坂来瞳 佐々野順子
松尾政寿 矢部俊夫
武田真治 吉崎
風吹ジュン ミチの母
役所広司 船長
哀川翔 従業員
菅田俊 社長
水橋研二 田口
塩野谷正幸 幽霊
長谷川憲司 TVアナウンサー

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

インターネットを介し広がる恐怖を描くスリラー。監督・脚本は「カリスマ Charisma」の黒沢清。撮影を「狂弾2 アジア暴力地帯」の林淳一郎が担当している。主演は、「月」の加藤晴彦と「風花」の麻生久美子。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

観葉植物販売の会社に勤務するミチの周りで、奇妙な出来事が続発した。同僚・田口の自殺を皮切りに、同じく同僚の矢部が、社長が、順子が、両親が、次々と黒い影を残し姿を消していったのだ。同じ頃、大学生の亮介の身辺にもおかしなことが起こっていた。彼のパソコンが、勝手に「幽霊に会いたいですか」と問う無気味なサイトにアクセスしてしまうのだ。同じ大学の春江の先輩で大学院生の吉崎の見解によると、霊魂を受容出来るエリアがいっぱいになり、それらがこちらの世界に溢れ出して来ているらしい。そして、溢れ出た霊魂と出会った人間は孤独感の中に閉じ込められ、それに耐えきれず死を選ぶ。勿論、そんな荒唐無稽な説を俄には信じられない亮介であったが、遂に彼の前からも春江が姿を消してしまう。春江を捜し、誰もいなくなった町を彷徨う亮介。そんな彼と出会ったミチは、生き残りをかけて海へと逃げ延び大きな船に拾われる。だが、亮介もまた黒い影を残し船内から姿を消してしまうのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2001年3月下旬号

劇場公開映画批評:回路

2001年2月下旬決算特別号

新作紹介:回路

2024/06/08

2024/06/19

-点

VOD/YouTube/レンタル/PC 


語り草のカットがいくつもある作品

期間限定でyoutubeで公開されていたのを観ました。

動きだけで人間でないことを説得させられる幽霊の演出(鶴田典男監督作品が元ネタとの話もありますが)、週末感が一発で伝わるジャンボ機の墜落場面、画面のメインの人とは関係なく起きる自死の撮り方など、ある種の伝説になった場面がいくつもあります。

インターネット黎明期が舞台なので、古臭く感じるのは否めません。しかしながら、インターネットが他者とつながりたい人のさが(しかしながら他者でしかありえないつらさ)というのは今も昔も変わらないかと思います。
絶望でありながら希望を見出そうとするエンディングも見事だと思います。

2024/06/15

2024/06/17

50点

VOD/YouTube/レンタル/テレビ 


黒沢清、青いなー。これは認められない。

ネタバレ

回路
 今や日本映画界注目の存在になっている黒沢清の2001年の作品。当時、黒沢清はホラー映画を連作しており、本作品もジャンル的には当てはまる。当時は、今ほどではないものの、広がりつつあるインターネットを題材にしたもので、序盤の展開は、ネット世界と幽霊を合体させたもので、次々と身近な人間がおかしくなり、やがて消えていくもので、ホラーとしてのアイデアは悪くない。ただし、本来、ホラー映画の恐怖とはいかに身近なものかがキーポイントになると思う。その意味で、終盤のディストピア世界へ広がってしまう結末は、衝撃どころかあきれてしまった。このシナリオで製作会社(大映)がよくゴーサインを出したものだ。もう訳がわからない。これが海外でリメイクされ、続編が作られていることに驚愕する。おそらくは、インターネットという新しいネタに着目しただけではないのか。ホラー作家として、独特の世界観を作り出す手腕は認めるものの、脚本も書いているこの当時の黒沢清を認めることはできない。現在、少しは青っぽさが抜けたようでよかったと思う。この作品、ただただ、若いハツラツとした麻生久美子や超セクシーな小雪が見れただけが収穫である。

2024/02/21

2024/02/22

66点

テレビ/無料放送/BS松竹東急 


えっ?

なんだ、これって・・・。結局、何が言いたかったの?全く謎で分からなかった。

2024/02/11

2024/02/11

-点

テレビ/無料放送/BS松竹東急 


黒沢清監督

ネタバレ

映像も、怖いけど、音も気持ち悪くて怖いです、結末はあまり好きではありません、

2024/02/11

2024/02/11

50点

テレビ/無料放送/BS松竹東急 


80年代に『スウィート・ホーム』という、和製エンタメ・ホラーの大傑作を作った黒沢清監督の2001年ホラー作品。
ダイヤル回線がネットに繋がる時の不快な音や、ブラウン管のモニターなど懐かしい。終盤は『フィアー・オブ・ウォーキング・デッド』みたいな展開。
キャストの顔に照明を当てない等独特な演出だが、正直なところどこを怖がればいいのか不明。当時の和製ホラーは、これで充分だったのだろうけど。

2024/01/26

2024/01/26

-点

テレビ/無料放送/BS松竹東急 


Cocco「羽根」

ネタバレ

音楽 いい感じに美しく不穏で怖いよ
映像 いい感じに美しく不穏で怖いよ
温室 赤いテープが貼ってある部屋