恋人たちの予感

こいびとたちのよかん|When Harry Met Sally...|----

恋人たちの予感

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レビューの数

74

平均評点

72.2(413人)

観たひと

700

観たいひと

66

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
製作国 アメリカ
製作年 1989
公開年月日 1989/12/9
上映時間 96分
製作会社 キャッスル・ロック・エンタテンメント・プロ作品
配給 日本ヘラルド映画
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ある男女の11年にわたる愛と友情の軌跡を描く。製作・監督は「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー、共同製作はアンドリュー・シャインマン、脚本はノーラ・エフロン、撮影はバリー・ソネンフェルド、音楽はハリー・コニツク・ジュニアが担当。出演はビリー・クリスタル、メグ・ライアンなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

77年のシカゴ、大学を卒業したばかりのハリー・バーンズ(ビリー・クリスタル)とサリー・オルブライト(メグ・ライアン)は、ハリーの恋人がサリーの親友であったことから経費節約のために同じ車でニューヨークに出ることになるが、事あるごとに2人は意見を衝突させ、初めての出会いは最悪のものとなった。それから5年後、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港。出張の見送りに来てくれた恋人ジョンと長いキスを交わしているサリーのもとにハリーが姿を現わした。2人はお互いが相手の名前を覚えていたことに驚くが、飛行機の中で席を替わってもらって隣り合わせになったハリーとサリーはまたしても口論、しかしもうすぐ結婚するというハリーの様子は以前とは違ってみえた。さらに5年後、離婚直前のハリーと、ジョンとの別れから何とか立ち直ろうとしているサリーが再会した。これを機会に2人は友達同士になり、デートを重ねるようになるが、2人の会話はお互いの恋の悩みばかり。ジョンとの恋にケリをつけたと思い込みたいサリーと、妻と離婚した現実を受け入れられないハリーの関係は、しかし時として互いに振りかかってくる相手へのロマンティックな思いを振り払おうとしている。ある日2人はお互いの親友を紹介しあおうとするが、逆にハリーの親友ジェス(ブルーノ・カービー)とサリーの親友マリー(キャリー・フィッシャー)が意気投合し、2人を残してどこかへ消えてしまう。ある夜サリーの泣きじゃくる電話をうけたハリーは、彼女のアパートヘ駆けつける。独身主義者のジョンが自分以外の女と結婚すると聞きショックをうけたサリーを慰めるうちに、どちらともなく2人は互いを求め、ついに一夜を共にしてしまう。それ以来2人の関係は、変に相手を意識しすぎてぎくしゃくしてしまい、ハリーの言い訳が逆に混乱を招いたりもする。しかしニュー・イヤー・イヴの夜、相手への愛を確信したハリーとサリーは、様々な紆余曲折の末に自然な恋人関係を築きあげるのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1990年1月上旬号

外国映画批評:恋人たちの予感

外国映画紹介:恋人たちの予感

1989年12月下旬号

グラビア:恋人たちの予感

特集 恋人たちの予感:評論

特集 恋人たちの予感:監督 インタビュー

2022/07/31

2022/07/31

78点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


メグライアンがかわいすぎる

高校のとき以来、35年ぶりくらいに再見。味わい深い!メグ・ライアンがとにかくかわいすぎる。内容も高校生が噛み締めるにはちょっと人生経験が足りなかった。
今見ると本当にいい映画。編集はただしちょっといけてない気がした。ジャズとニューヨークの風景が、ああいい時代だったなとこれまた懐かしい。

2022/03/22

2022/03/22

70点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


男と女は友達になれない

ニューヨークまで引っ越しで一緒にドライブしたサリー(メグ・ライアン)とハリー(ビリー・クリスタル)は考え方の違いから車中でいがみ合ってばかり。
5年後に再会するも、何事も起こらないが、その5年後にまたもや再会。ここから二人の恋人では無い、友達としての付き合いが始まる。サリーとメリーのそれぞれの友人同士が結婚することになり、サリーとハリーはお互いを愛していることに目覚める。
こんな恋ができるかは難しいが、よく12年も恋人でいなかったものだ。お互いに見栄を張っているのか、意地を張っているのか。ハリーの方が大人の雰囲気を出している。サリーのメグ・ライアンはとても美しい。あの目、鼻、口、どれをとってもバランスが良い。特に笑顔は素敵だ。

2021/07/28

2021/07/28

70点

VOD/U-NEXT 
字幕


80年代テイストの王道ラブコメ

ラブコメの女王メグ・ライアンの出世作。もっとハジけた内容を期待していたがレストランでのオーガズム再現を除けば意外と普通のお話だった。「セックスの会話ばかり」と酷評されているが、復讐のためのセックスとは言い得て妙と感心した。

大学時代、友人が「異性間の友情は同性間の愛情と同じくらい不自然」と言った。私も基本スタンスは同じ。だって魅力を感じない異性とは面倒くさいから話したくないもの。

公開された1989年は私が社会に出た年だ。バブル黎明期の時代性を上手く捉えていると思う。メグ・ライアンは可愛いけれど相手役が若い頃のポール・ディアノみたいで今イチ説得力に欠ける。

2021/07/08

2021/07/09

73点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


そこに愛はあるんかい

愛のかけらを微塵も見せぬほど二人の出会いは最悪。そこに愛はもちろん無く、ただ時は過ぎゆくばかり。長年かかってまだ友達関係ゆえに何でも語り合うところまで来るが、いまだに一夜を共に過ごすとは夢にも思わない。ただあくまでも友達として二人が連れ立つ成り行きが多いだけ。厄介な二人だと互いに結婚した親友二人は考えながらも自分たちはいっぽうで幸せだ。
老年夫婦が数多く登場し、二人のなれそめが語られる。それから一筋に結婚生活を送っている。登場人物二人の今後の行く末が彼らと同様に50年も保証されているのかと疑問になるところだが、この若かりし頃の恋人たちは予感が的中している。
主人公二人には予感は的中していなかった。それでも二人は結ばれたという訳だ。そんな彼らのどこに予感は潜んでいたのだろう、と思う。

2021/06/26

2021/06/27

62点

その他 
字幕


退屈で仕方がなかった・・

男女の間に友情は存在するのか・・・、これは間違いなく存在するというのが私の考え。作品自体は、可もなく不可もなくというところかな。ただ、とにかく退屈で仕方がなかったという感想。それに、主役のハリーが、よくしゃべる人で、よくもまあそんなに次から次へと言葉が出てくるもんだと思ってしまった。所々に挟み込まれる、様々なカップルのなれそめも興味が全く無かったので、これも退屈になってしまった一つの要因かな。救われたのは、メグ・ライアンさんがやっぱり可愛かっただけ・・・。
 間違いなく、2度目の鑑賞はないと思う。

2021/06/06

2021/06/06

70点

テレビ 


結局は…

ビリー・クリスタル&メグ・ライアン共演によるロマンチック・ラブ・コメディー。

男女の間に友情は存在し得るか?というのは人間関係の永遠の課題かもしれない。紆余曲折を経て示すこの映画の結末からすると、結局は…、ということになる。お互いの恋人のことも、性のことも何でも話せる男と女という設定が面白い。ウィットに富んでいて都会的な会話を楽しめる作品だ(それが延々と続きすぎると感じる人もいるかもしれないが)。誰でも誰か一人くらい自分にとっての"異性の友人"かもしれない人が思い浮かぶんじゃないか?

1980年代の作品らしい、誰もが憧れる絵に描いたようなシティーライフを垣間見ることのできる作品。「恋人たちの予感」という邦題は誰が考えたのだろう? 絶妙でよく考えられたタイトルだと思う。