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どくとるじばご|Doctor Zhivago|Doctor Zhivago
90
76.6点(420人)
550
38
基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる
キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる
解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる
ボリス・パステルナークの小説を、「アラビアのロレンス」のロバート・ボルトが脚色、同じく「アラビアのロレンス」のデイヴィッド・リーンが監督した、ロシア革命を背景に1人の男の生涯を描いた文芸篇。撮影はフレッド・A・ヤング、音楽はモーリス・ジャール、美術監督はテレンス・マーシュとジョン・ボックス、装置はダリオ・シモニ、衣裳デザインはフィリス・ダルトン、特殊効果はエディ・フォーリー、第2班監督はロイ・ロソッティが担当した。出演は「アラビアのロレンス」のオマー・シャリフ、「ある晴れた朝突然に」のジェラルディン・チャップリン、「ダーリング」で38回アカデミー女優主演賞をとったジュリー・クリスティ、「クロスボー作戦」のトム・コートネイのほかにアレック・ギネス、シオバン・マッケナ、ラルフ・リチャードソン、リタ・トゥシンハムなど。製作は「クロスボー作戦」のカルロ・ポンティ、製作企画は「人間の絆」のジョン・ボックス。なおこの作品は、第38回アカデミー賞の、5部門(脚色賞、色彩撮影賞、色彩美術賞、色彩衣裳デザイン、オリジナル作曲賞)で受賞。
あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる
19世紀末のロシア。ユーリー・ジバゴ(オマー・シャリフ)は、医学の勉強を続けるかたわら詩人としても知られるようになった。幼い頃両親を失い、科学者グロメーコにひきとられた彼は、その家の娘トーニャ(ジェラルディン・チャップリン)を愛していた。2人の婚約発表のパーティーの日、近所の仕立屋の娘ラーラ(ジュリー・クリスティー)は、弁護士コマロフスキーの誘惑から逃れるため、彼に発砲するという事件を起こした。彼女は帝政打倒の革命に情熱をもやす学生パーシャ(トム・コートネイ)を愛していた。1914年、ロシアは第1次大戦に突入し、ジバゴは医師として従軍した。戦場で看護婦として働らくラーラに再会した彼は、彼女がすでにパーシャと結婚したのを知り、自分もまた家庭を持っていたが、ラーラへの愛をどうすることもできなかった。それにパーシャは戦死したとの報告も入っていた。その頃ロシアは内戦が激しくなり、ジバゴはモスクワの家族のもとへ帰った革命軍の手に帰したモスクワは、飢えと物資の不足にあえいでいた。ジバゴが革命軍のリーダーで、義兄のエフグラフ(アレック・ギネス)に初めて会ったのはその頃だった。義兄の勧めもあって、田舎で休養することにした彼は、旅の途中で白軍のスパイと間違えられ、赤軍の将校に尋問された。この将校は、戦死と報じられていたパーシャだった。彼は変わりはて、今や革命への狂信以外、何もない男になっていた。ラーラとの愛も再燃した田舎での生活、ジバゴにとっては幸せの日が続いたが、ある日突然、彼はパルチザンの1隊にとらえられた。妻に2人目の子供が生まれると知り、ラーラと別れる決心をした直後のことだ。しかし彼は脱走し、ラーラのもとに帰ったが、2人の関係を知った妻が、子供をつれて、パリに亡命したと告げられた。今や亡命者の夫となったジバゴと、すでに追放の身となっていたパーシャの妻ラーラの前に、コマロフスキーが現れた。彼は2人に危険がせまっていると再三話し、ついに身重のラーラをつれて極東に去った。8年後、ジバゴはモスクワの市街電車の中でラーラを見かけ必死に追ったが、かねてわずらっていた心臓発作で倒れ亡くなる。何年か過ぎた。エフグラフはダムの建築現場で働く若い娘(リタ・トゥシンハム)に出会った。彼女は、ジバゴとラーラの間にできた私生児だ。彼は両親のことを話してきかせ、ジバゴの詩集を贈りこう言った。「彼の仕事は党には容れられなかったが、詩を愛する人は彼を忘れない。彼ほど詩を愛した者はいなかった」と。
キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる
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レビュー 登録の新しい順 登録の古い順 レビュータイトルの50音順 評価点の高い順 評価点の低い順
鑑賞日 2025/04/06
登録日 2025/05/07
評点 80点
鑑賞方法 テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 字幕
大メロドラマ
Like 0
Comment 0
◎ 4度目の鑑賞。全編を貫く大メロドラマであることを再確認。女っ気の少ない『アラビアのロレンス』とは対極。 ◎ ロシア国民はとんでもなく厳しい政治的自然的環境で生き延びてきたのだなあということも、再確認。『アナと雪の女王』みたいな氷漬けの家でどうやって暮らしていけたのだろうか。
鑑賞日 2025/04/10
登録日 2025/04/10
評点 60点
う~ん・・
革命の名の下に自国民を虐殺するなんて・・・、それを正義とする人たちが許せないと思う。昔の映画はちょっと長すぎるんだよね・・・、途中からかなり飽きてしまった。
鑑賞日 2025/02/26
登録日 2025/02/26
評点 65点
自国民を殺す
Like 1
我が国では明治以降無い。有難いことだ。最初のクレジットはジェラルディン·チャップリン、ジュリー·クリスティが上位、最後のクレジットはオマー·シャリフがトップ。毎度ロシアを舞台にしながら英語は字になる。
鑑賞日 2025/02/23
登録日 2025/02/24
評点 83点
また観た
大作と言うにふさわしい映画。もしこれがロシア語で本物の雪を使って撮影されていたらどんな風になっていただろうと思いながら観ていた。終わってもテーマ曲が頭から離れなかった。
鑑賞日 -
評点 100点
鑑賞方法 選択しない
偉大な映画
これは素晴らしい映画でした。 何というスケール、重みが凄い。 ソ連を舞台にした映画で、ソ連の体制を批判してたので、ソ連ロケは出来なかったのですが。 そんな映画が良くぞ、世界的に大ヒットしたものです。
登録日 2025/02/23
-
結局最後まで見入ってしまうこの映画の魔力。歴史のうねりに飲み込まれていく詩人と女。さり気なく流れていたバラライカの音。恋人にうながされ帰っていく娘の背にはあのバラライカ・・・。このラスト・シーンが見たくて見てしまう。
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鑑賞記録
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