離愁(1973)

りしゅう|Le Train|The Train

離愁(1973)

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レビューの数

24

平均評点

78.9(108人)

観たひと

128

観たいひと

16

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス
製作国 フランス
製作年 1973
公開年月日 1975/2/22
上映時間 95分
製作会社 リラ・フィルム
配給 20世紀フォックス
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

第二次世界大戦中のフランスを舞台に、妻子ある中年男とドイツ生まれのユダヤ女の愛と別れを描く。製作総指揮はラルフ・ボーム、製作・監督は「個人生活」のピエール・グラニエ・ドフェール、脚本はドフェールとパスカル・ジャルダン、原作はジョルジュ・シムノン、台詞はパスカル・ジャルダン、撮影はワルター・ウォティッツ、音楽はフィリップ・サルド、編集はジャン・ラウェルが各々担当。出演はロミー・シュナイダー、ジャン・ルイ・トランティニャン、ニク・アリギ、レジーヌ、フランコ・マツィエリ、モーリス・ビローなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

一九四〇年、ドイツ軍はノルウェー、デンマークに侵入し、五月にはフランスにも侵入してきた。ジュリアン(J・L・トランティニャン)は北部フランスのある村でラジオの修理屋を営んでいたが、事態が切迫するにつれ、いよいよ住みなれた故郷を去らねばならぬ時が来たことを知った。この村に住んで四十年以上、きわめて単調で退屈な日々といってよかったがふと自分が住みなれた村を去るとき、自分の人生に一大転機がおとずれるのではないかと思った。やがて村人たちが列車で村を立ち退く日がきた。幼い娘と妊娠中の妻モニーク(N・アリギ)を客車に乗せ、自分は家畜車に乗らなければならなかった。その日は、フランスでも五十年に一度という絶好の春日和だった。列車は美しいフランスの田園を走る。駅に停まると待ち構えていた避難民が押しかけてきたのでたちまちすし詰めとなりその間、ドイツ軍の攻撃は日増しに激しさを加え、避難民の不安は日毎に募っていった。やがて、名も知れぬ駅に列車が停車したとき、ジュリアンは、列車に乗り込もうとして小走りにかけて来た若い女アンナ(R・シュナイダー)を見つけ、自分が乗っている家畜車に乗せてやった。彼女はドイツ生まれのユダヤ人だった。二人は自由に身動きできない貨車の中で、互いに寄り添うようにしながら旅を続けたが、殆んど口をきかなかった。しかし、二人の心は次第にたかまり、求めあった。ジュリアンは、それが不倫の恋と知りつつ、愛情は深まるばかりだった。アンナも、ドイツ軍に追われ続けた辛い過去を、ジュリアンを知ることでしばし忘れることが出来た。その頃、ジュリアンの妻子が乗っていた客軍は切り離され、行方が知れなかった。二人の乗った客車はやがて終着駅に到着した。そこで、妻が病院で男の子を生んだことを知ったジュリアンは病院に駆けつけ、その間、アンナは姿を消した。それから三年、ジュリアンは元の平凡な生活に戻った。そんなある日、彼はナチの秘密警察から呼び出しを受け、そこで、レジスタンスの一員として捕えられたアンナと再会した。係員は、彼女との関係を追求する。シラを切れば身の安全を期することは出来たが、ジュリアンはアンナに近より、抱きしめた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2026/01/17

2026/01/17

60点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 
字幕


ロミー・シュナイダーが美しい戦時下もの

この映画、とにかくロミー・シュナイダーは美しい!😍💕

第二次世界大戦時のフランスを舞台に描かれたロマンス映画だが、ドイツ軍の攻撃から逃げる人々が乗った避難用の汽車シーンが長く、退屈な時間が長かった😅💦

妻子を連れて避難列車に乗った男=ジュリアン(ジャン=ルイ・トランティニャン)は、妻や子供が先頭車両(客車)に乗ったものの「男は後方のタコ部屋状態の車両に乗れ」と言われて後方列車に乗って、妻子と離れ離れになる。
しかし、後方車両ではユダヤ人のアンナ(ロミー・シュナイダー)と出会って愛し合う仲になる。
そのうち前方車両と後方車両は切り離されて、実際に妻子と離れ離れになったジュリアンはアンナと戦火を逃れるが、ジュリアンが妻子と再会できたときにアンナは姿を消す。
アンナが姿を消してから3年経って、ジュリアンの元にゲシュタポからの出頭命令が届き……とクライマックス・シーンへ。

ドイツ軍から逃れる貨物列車内という場所で出会って運命的な恋に落ちる男女を描いたのは映画的だが、「ドイツ軍の戦火」を描くのに「実際の戦争時モノクロ・フィルム」を使っており、カラー映像になると「ドイツ軍に襲われそうな状況というのが感じられない【平和な風景】になってしまった」のが残念😆

ロミー・シュナイダーがホント綺麗だったのと、ラストシーンが良かったのが救い🙂✌️

2025/10/02

2025/10/02

68点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 


こんなのあり?

ドイツ軍侵攻を避け、フランス北部からパリへ避難する列車に乗り合わせた妻子持ちの男ジュリアン(J・L・トランティニャン)と、素性の分からない女アンナ(R・シュナイダー)の愛と別れを描く。妻子は先頭の一等車に乗れたが、ジュリアンは最後尾の貨車だった。途中で列車の編成替えでジュリアンと妻子は離ればなれになる。
ジュリアンはアンナを愛するようになり何時しか肉体関係も結ぶことに。外国映画だから習慣が分からないが、避難する貨物列車の雑魚寝している中でのセックスなんて考えられない。また妊娠中の妻を持つ男が妻子を忘れて愛にのめり込めるものだろうか。
最後にパリに着くが、ジュリアンが妻子のところへ行っている隙にアンナは消えてしまう。
そして3年後に再会したときにはアンナはレジスタンスとして逮捕されていた。しらばっくれることも出来たジュリアンだが、愛には勝てず二人の関係が分かってしまう。
二人の愛の行方よりも妻子に対する道徳観念の方が心配で落ち着いてみられなかった。
貨車内の避難民たちの陽気さはまだ戦争の恐ろしさを知らないからだろうな。

2025/07/24

2025/07/26

70点

選択しない 


苦手な戦争映画です

戦争映画は苦手なので躊躇しましたが高評価が気になり鑑賞しました。男が妻子に会うまでの刹那的な愛が描かれていますが、ロミー・シュナイダーのミステリアスな目がなんとも魅力的でした。戦争映画にありがちな終わり方が残念。

2024/06/26

2024/06/26

100点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
字幕


ロミー・シュナイダー

7年ぶり9回目の鑑賞。
1975年2月に封切られていたが、私はその9月から名画座を巡って4回見た。
 (新宿ロマン劇場2回、高田馬場パール座2回)

Blu-rayを購入して見ず終いの内に、ムービープラスで《4K修復》と銘打って放送したので、そちらを先に見てしまった。
Blu-rayと同じヴァージョンであると思われる。
Blu-rayのパッケージ(及びAmazonの記述)には、本篇103分とあるが再生してみれば、101分11秒である。
(ムービープラスと同じ)
オルスタックソフト販売なる会社も、いいかげんなもんである。

さて映画。
ラストシーンに向けてすべて伏線が打たれる。
ナチスから逃れる為にトランチニヤンは、身重の妻ニク・アリギと小さな娘を連れ南へ行く列車に乗り込む。
まず、女・子供用の客車と男用の貨物列車とに分かれ分かれにされる。
こうしてトランチニヤンとロミー・シュナイダーの不倫映画としての歯車は動き出す。
ロミー・シュナイダーの顔が初めて画面に現れる時、フィリップ・サルドの《愛のテーマ》が流れる。
若い頃には無かった、ロミー・シュナイダーの輝き。
ドロンと共演した「恋ひとすじに」も美しかったが。
本作のロミーの役どころは、ユダヤ系ドイツ人。
美しさに哀しみが塗りこめられている。
眉毛のメイクが絶妙。
髪型も・・・。

かなりネタバレになりました。
見てからお読みください。

SLが舞台の流麗なロード・ムービー。
むしろ終盤、列車から降りるとストーリーが若干、停滞する。
身重の妻をトランチニヤンとロミーは病院に会いに行く。
ロミーは彼の妻に会うつもりだったが、トランチニヤンがそれを拒否した。
それが彼女を決心させたと言える。

ここからラストについて。
これは悲劇なのだろうかと考えてしまう。
愛のドラマとしては、むしろ昇華された。
ハッピーエンドか。
しかし、何回見ても涙が溢れるのを禁じ得ない。

天国のジョルジュ・シムノンは「俺の原作を台無しに変更しやがって。」と怒っているんだろうな。

2024/06/24

2024/06/24

75点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
字幕


ロミー・シュナイダーが魅力的。逃避行の列車の貨物車の中で繰り広げられるアレコレ。知らないふりをすれば男性は助かっただろうに…という最後のシーンが有名らしい。実際の映像と思われるモノクロの部分で歴史的な背景を感じることができた。

2024/03/30

2024/03/30

82点

テレビ/有料放送 
字幕


すべてが最後のシーンの前振り

すばらしいラストシーン
何も言わなくても伝わる気持ち
戦争という状況は極限状態
本当に生きていると感じられるのは
平和な時代なのか?
ロミーシュナイダーすばらしい