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競輪上人行状記

  • けいりんじょうにんぎょうじょうき
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  • 平均評点

    76.5点(87人)

  • 観たひと

    127

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/10/13
上映時間 98分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督西村昭五郎 
脚色大西信行 
今村昌平 
原作寺内大吉 
企画大塚和 
撮影永塚一栄 
美術大鶴泰弘 
音楽黛敏郎 
録音八木多木之助 
照明三尾三郎 
編集丹治睦夫 
スチル石川久宣 

キャスト

出演小沢昭一 伴春道
加藤嘉 伴玄海
河合健二 伴玄道
南田洋子 伴みの子
竹川清明 伴道夫
高橋昌也 佐山了雲
松本典子 佐山徳子
高原駿雄 芳順
初井言栄 シマ
伊藤アイ子 小酒井サチ子
土方弘 源二
高山千草 セキ
佐々木景子 館野トミ
加藤武 色川
武智豊子 ブラック婆
江角英明 オサム
嵯峨善兵 山県
漆沢政子 石井カツ
山口哲 石井金次
小山田宗徳 鏡味
渡辺美佐子 辰代
福田トヨ ヤス
三崎千恵子 作子
水木京二 川村
玉村駿太郎 山上

解説

寺内大吉の原作より「サムライの子」の今村昌平と大西信行が共同で脚色、西村昭五郎が監督した喜劇。撮影は、「風が呼んでる旋風児 銀座無頼帖」の永塚一栄。

あらすじ

宝寺院の住職伴玄道の死は、妻みつ子を悲しませたばかりか、坊主が嫌いで寺を飛び出して教師をする次男の春道を悲嘆の底に落した。それはこのオンボロ寺をまかせられたばかりか、兄嫁のみの子をも背負はされる事実に直面したからだ。新興宗教に押されて不景気なこの寺、犬の葬式を引受けては、犬寺とあだ名されるみつ子の生き方に反撥を感じながら、本堂再建の資金をかせぐには、どうする事も出来ぬ現実に直面していた。資金集めに奔走したある日、松戸競輪で車券を一枚買ったのが、運よく大穴となり、“現ナマをつかむこつは、ここにあり”と由来競輪のとりこになった。もともと少しのお布施をもらう坊主にはあきたらなかった春道だが、競輪にとりつかれ大金を使い果した。父親の玄海の出した教師の退職競いが受理されたと聞いて、激怒した春道は、本堂再建費としてためていた百万円余りを使い果して、寺の犠牲になるのは御免とばかり、飛び出していった。が、父の突然の死は春道に坊主になる決意を固めさした。頭をまるめて京都大本山に行った春道は修業の末、下山し寺の再建に精を出した。そこえかつての教え子サチ子が、春道を頼って訪れた。貧しく、義父との間にいざこざが絶えないサチ子を、春道は寺にひきとった。まもなく春道はみつ子に結婚を申し込んだが、みつ子の口から父玄海と関係があったと知らされ、ヤケになった春道は、再び競輪にこり始めた。競輪で本堂再建資金を作った春道は、寺をみつ子にまかせ、サチ子を連れて青森にむけて発った。五年後とある競輪場でひときわさわやかな弁舌を行う予想屋春道の姿があった。

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