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真剣勝負

  • しんけんしょうぶ
  • Swords of Death
  • ----


  • 平均評点

    71.6点(77人)

  • 観たひと

    111

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    22

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1971
公開年月日 1971/2/20
上映時間 75分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督内田吐夢 
脚本伊藤大輔 
原作吉川英治 
製作椎野英之 
大木舜二 
撮影黒田徳三 
美術中古智 
音楽小杉太一郎 
録音藤好昌生 
照明金子光男 
編集永見正久 
助監督清水勝也 
スチール岩井隆志 

キャスト

出演中村錦之助 宮本武蔵
三國連太郎 宍戸梅軒
沖山秀子 妻お槙
松山秀明 宍戸太郎治
田中浩 岩テコ
当銀長太郎 鉄砲又
荒木保夫 藤兵衛
浅若芳太郎 法界院
岩本弘司 於六
伊藤信明 槍市
木村博人 飛び十
上西弘次 野洲川
吉山利和 佐々木小次郎
木村正道 吉岡清十郎
新乃蔵人 吉岡伝七郎
磯貝武毅 吉岡源七郎
熊谷卓三 吉岡源右衛門
尾形伸之介 辻風典馬
沖田駿一 若者
二瓶正也 若者

解説

宮本武蔵と宍戸梅軒を中心に、梅軒の女房とその子のほぼ四人に話をしぼり、梅軒の鎖鎌に対して武蔵が二刀流を開眼するまでを、全体を約八割の立ち廻りシーンにし、かつ武蔵が梅軒の家を訪れる夕刻から、翌日の夕刻までの二十四時間の出来事を、セミ・ドキュメンタリータッチで描く。内田吐夢監督の遺作となった。脚本は「幕末」の伊藤大輔。撮影は「その人は女教師」の黒田徳三がそれぞれ担当。

あらすじ

伊勢、伊賀、近江三国の国境が接するところの鈴鹿山脈。その鈴鹿出脈の奥、雲林院村の一面芒々たる大枯野の中に野鍛治、宍戸梅軒の一軒家がぽつんと建っている。あたりが夕闇につつまれた頃、宮本武蔵は梅軒の一軒家を訪れた。その夜、梅軒は、八重垣流鎖鎌の妙技を見に来た武蔵と酒をくみかわしながらの昔話の中で、武蔵が関ケ原の合戦の際、浮喜多勢に加わり、タケゾウと名乗っていたことを知ると、女房お槙を通じて八人衆を呼び寄せた。武蔵が、お槙の兄辻風典馬の仇であることがわかったのだ。夜もふけて、寝こんだ武蔵の耳に、今まで停止していた空気が、急に変質していくのが聞こえた。裏口では、梅軒配下の八人衆が梅軒の合図を待ち、武蔵が蓑笠の蔭から姿を現わすや、それぞれ陣形を取り身構え、しばしの静寂が流れた。あたりに早暁の光りが差した頃、武蔵は間近にいた一人を抜き討ちにすると、地の利を求めて草原を駈け出した。武蔵のとった勢力を分散する戦術は功を奏し、梅軒配下の強者は次々と倒れた。残るは梅軒夫婦。しかし前後左右から飛来する分銅に、窮地に追い込まれた武蔵は、お槙が背負っていた子供を奪い、見通しの利く地点まで一気に駈けた。子供を人質に取られた梅軒夫婦は進退に窮し、三人は対峙したまま時は過ぎた。疲れと空腹が四人を襲い、太郎治は乳を求めて泣きだした。子供に乳を与えようとするお槙と、子供の命と引きかえに武蔵の命を取る覚悟を決めた梅軒の間に争いが起き、怒り狂った梅軒はお槙を傍らの切り株に縛りつけ武蔵に肉薄した。だが、小刀を利用した武蔵に手の甲を切られた梅軒は何を思ったか、我が家に向かって疾走した。長い対決は終った。武蔵は子供をお槙に返すと、一礼して踵を返した。しかし武蔵の行く手に火の手が上り、その中から梅軒が馬上にまたがり武蔵を追って来た。火炎はたちまち左右に拡がり、その包囲陣内に置かれた武蔵。しかし梅軒は、その火の中に太郎治がいることに気がつくと脱兎の如く疾走し、すんでの所で子供の命を救った。梅軒は去りかける武蔵に向って、一対一の勝負を挑んだ。だが、すでに勝負は決っていた。分銅は大きくひと振り、ふた振り、空中に舞ったが、気力は抜けていた。武蔵は、二刀を抜いて二天一流の構えを取った。

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