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風の又三郎 ガラスのマント

  • かぜのまたさぶろうがらすのまんと
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  • 平均評点

    68.5点(25人)

  • 観たひと

    47

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル 文芸 / ファンタジー / ドラマ
製作国 日本
製作年 1989
公開年月日 1989/3/11
上映時間 107分
製作会社 朝日新聞社=東急エージェンシー=日本ヘラルド映画グループ
配給 日本ヘラルド映画
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督伊藤俊也 
監修入沢康夫 
脚本筒井ともみ 
伊藤俊也 
原作宮澤賢治 
製作指揮一柳東一郎 
前野徹 
古川爲之 
企画中野純 
岡道明 
古川博三 
プロデューサー原正人 
プロデューサー補柘植靖司 
撮影高間賢治 
美術村木忍 
音楽富田勲 
録音橋本泰夫 
照明安河内央之 
編集鈴木晄 
助監督岡田敏夫 
スチール原田大三郎 
製作プロダクションヘラルド・エース 
製作協力テレビ朝日 

キャスト

出演早勢美里 かりん
小林悠 又三郎
志賀淳一 一郎
雨笠利幸 嘉助
宇田川大 悦治
知久忠 佐太郎
塚根慶祐 耕助
唐木チエ ちえ
高橋良児 良作
臺妙子 たえ
渡辺歩 あゆ
清水万里 かよ
高橋覚 佐助
柵橋知子 とも
斉藤亮太 亮太
反田考幸 竹蔵
土倉有貴 勇治
大野愛 あい
服部ジュン 病院の少女
西野学 ぺ吉
すまけい 専売局(?)の男
樹木希林 おたね婆
岸部一徳 大旦那の使いの男
内田朝雄 かりんの祖父(大旦那)
檀ふみ かりんの母
草刈正雄 又三郎の父
草刈正雄 かりんの父

解説

村の分教場に転校してきた風の又三郎と子供達との交流を描く。宮澤賢治原作の童話『風の又三郎』の映画化で、脚本・監督は「花園の迷宮」の伊藤俊也、共同脚本は「華の乱」の筒井ともみ、撮影は「ラスト・キャバレー」の高間賢治がそれぞれ担当。

あらすじ

東北の山間の村にかりんは母と二人暮らし。だが、父方の祖父は病弱な母を療養所に入れ、かりんを引き取ろうとしていた。旧盆の日、かりんは祖父の使いの男の靴を森へ隠しに行った。大樹の側で眠っていると歌が聞こえてきて、少年が立っていた。新学期、かりんの分教場に森の中で会った少年が転校してきた。高田三郎と名乗る少年は二百十日の風の日にやってきたので“風の又三郎”と呼ばれた。かりんは祖父の屋敷から父の遺品の懐中時計を持ち出し、森の丸太小屋に住む又三郎を訪ねて修理してもらった。ある日の放課後、一郎が兄の牧場に皆を誘ってくれた時のこと。嘉助が馬を追って谷底へ落ちてしまった。必死に這い上がろうとする嘉助が見たのは、マントを広げて大空に舞い上がる又三郎の姿だった。その夜かりんは又三郎から歌を習った。すると不思議にかりんの不自由だった左の耳にも聞こえたのだった。分教場では又三郎をめぐって子供達が対立し、河原で決闘することになった。嘉助は又三郎に風を起こさせようとするが駄目だった。その時対岸で発破の音がした。子供達は魚を漁っているタバコ専売局の男に抗議するが逆に威嚇されてしまう。ところがどこからか一陣の風が吹いて男の帽子が飛ばされた。又三郎が木の上で口笛を吹くと風は勢いを増して、やがて嵐になった。翌朝、かりんが分教場へ行くと、又三郎はまた転校していった。その日は二百二十日の風の日だった。

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