◎ ヒーロー、ヒロインが多すぎて、第1作から手に負いかねるところがあった。それが第3作でさらに数倍に増殖し、完全にコントロールを失った。最終作だから、もう新顔は出てこないと思っていたら、そうではなかった。さらに、過去の当人や親類縁者らしき人物まで登場したのでは、いったいどこまで楽しめたのか自分自身でも分からない。隅々まで『エンドゲーム』を堪能するために、とことどころのつまみ食いでしか知らない全20作ほどを、これから順に観てみようなどという考えが頭の隅に浮かんでしまった。果たして寿命がもつだろうか。
◎ とにかく遅ればせながらの『アベンジャーズ』4部作鑑賞はこれで完了した。トーンの違う第3作が頭ひとつ抜きんでていた。解決編の今作は、ちょっと詰め込み過ぎだった。