作品は、マシュー・マコノヒーがワームホールを通り抜けた後の別宇宙世界が見せどころ。
最初に降りたった巨大津波が押し寄せる惑星が凄い。これは地球ではあり得ないスペクタクル映像。
さらに氷の惑星ではマット・デイモンがやっぱり俗物的な裏切りを見せる。やれやれ。
本作はこれら壮大な宇宙の現象が新鮮だ。
久しぶりに本作を再見して、記憶に残っている「本棚から落ちる本の不思議と砂埃」以外の、後半の怒涛の展開はうろ覚えだったが、案外「2001年宇宙の旅」のラストに似て哲学的。
悲しいのは5次元の時空の狭間から娘に必死でメッセージを送る父親マシュー・マコノヒー。
一方で幽霊のような現象に父親の気配を感じる娘。
ラストの老いた娘と父親の再会は感動的だが、浦島太郎効果の特殊相対性理論の生み出す時間のずれはさすがに残酷だ。これが本作の核心か。
いろいろ問題児だったアン・ハサウェイだけど、彼女を助けに行くマシュー・マコノヒーの気持ちも分かる。
アン・ハサウェイは助かったのかな。