テンポの良さ、タイムマシンを駆使した面白い設定、小気味良いギャグの数々、マーティンとドクの友情、そして何よりデロリアンによるタイムトラベルのワクワク感、全てが完璧な歴史に残る大傑作。メインミッションが現代へ帰ること、サブミッションが両親を結ばせること、という単純な構造なのに夢中にさせられる。時の流れは誰しも平等で争いようがなく、だからこそ時を感じると言い表せない不思議な感情になる。マーティンが過去で両親を結ばせ、「また会えるかしら」「絶対だよ」というやりとりをする、たったそれだけなのに再会は数十年後でという時代を飛び越えて感じさせる演出が素晴らしい。有名な時計台でのラストシーンでは劇伴に期待以上にワクワクさせられ、あっという間に気づけばエンドロールが流れている。今後も繰り返し見るであろう最高の一作。