言わずと知れた、ロボットアニメの金字塔。
10数年ぶりに鑑賞。
断片的なシーンを何となく覚えていたが、
内容はほとんど覚えていなかった。
89年公開の作品なので、約35年前に作られている。
巨大ロボットが建築現場で働いたり、警察の警備の仕事をしたりしているという設定の話。
「パトレイバー」というシリーズ自体は日本のアニメ界に大きな影響を与えた金字塔と言われているが、この作品だけで見ると、正直そこまでではないと思う。
アニメシリーズの続編なので設定や関係性が少しわかり辛い所があり、それを補うために説明的なセリフが多い。
物語としても、大型ロボットが躍動するシーンは少ない。
ただ、35年前に労働不足による労働力としてのロボットや、それに伴う危険性、コンピューターウィルスや暴走という今から考えればベタ中のベタだが、それをちゃんと形にしていたのは凄いと思う。