ショーシャンクの空に

しょーしゃんくのそらに|THE SHAWSHANK REDEMPTION|THE SHAWSHANK REDEMPTION

ショーシャンクの空に

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レビューの数

276

平均評点

87.0(3518人)

観たひと

5532

観たいひと

482

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ヒューマン / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1994
公開年月日 1995/6/3
上映時間 143分
製作会社 キャッスルロック・エンターテインメント
配給 松竹富士(松竹=アスミック 提供)
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

20年近くの刑務所生活の中でもおのれを見失わず、ついには脱獄に成功した男の奇妙な逸話の数々と、その親友の囚人をめぐるヒューマン・ドラマ。ホラー小説の大家、スティーブン・キングの非ホラー小説の傑作といわれた中編『刑務所のリタ・ヘイワース』(邦訳は新潮文庫『ゴールデンボーイ』に所収)を、「フランケンシュタイン(1994)」の脚本家、フランク・ダラボンが初監督と脚色を手掛けて映画化。製作はニキ・マーヴィン、撮影は「未来は今」のロジャー・ディーキンス、音楽は「ザ・プレイヤー」のトーマス・ニューマン、美術は「ドクトル・ジバゴ」「オリバー!」で2度アカデミー賞を受賞したテレンス・マーシュがそれぞれ担当。主演は「星に想いを」のティム・ロビンスと「アウトブレイク」のモーガン・フリーマン。共演は「トレスパス」のウィリアム・サドラー、「デモリションマン」のボブ・ガントン、「ナッツ」などのベテラン、ジェームズ・ウィットモアほか。95年度キネマ旬報外国映画ベスト・ワン作品。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

47年、ショーシャンク刑務所。銀行の若き副頭取、アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、妻と間男を殺した罪で刑に服した。誰とも話さなかった彼が1ヶ月後、“調達係 ”のレッド(モーガン・フリーマン)に、鉱物採集の趣味を復活させたいと言い、ロックハンマーを注文する。一方あらくれのボグズ一派に性的行為を強要され常に抵抗したアンディは、2年間生傷が耐えなかった。49年、アンディは屋根の修理作業に駆り出された時、監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が死んだ弟の遺産相続問題で愚痴をこぼしているのを聞き、解決策を助言する。彼は作業中の仲間たちへのビールを報酬に、必要な書類作成を申し出た。取り引きは成立して囚人たちはビールにありつき、彼らはアンディに一目置くようになる。アンディがレッドに女優リタ・ヘイワースの大判ポスターを注文した頃、彼を叩きのめしたボグズはハドレーに半殺しにされ病院送りにされた。ノートン所長(ボブ・ガントン)はアンディを図書係に回すが、これは看守たちの資産運用や税金対策の書類作成をやらせるためだった。アンディは州議会に図書予算請求の手紙を毎週一通ずつ書き始める。6年目に、ついに200ドルの予算を約束する返事と中古図書が送られてきた。アンディはその中にあった『フィガロの結婚』のレコードを所内に流し、囚人たちは心なごんだ。63年、図書室の設備は見違えるように充実していた。所長は、囚人たちの野外奉仕計画を利用して、地元の土建業者たちからワイロを手に入れ、アンディにその金を“洗濯”させていた。65年、ケチなコソ泥で入所したトミー(ギル・ベロウズ)が、以前いた刑務所で同じ房にいた男が「アンディの妻と浮気相手を殺した真犯人は俺だ」と話したと言う。アンディは20年目にやって来た無罪証明の機会に色めきたつが、再審請求を所長は求める彼を相手にしない。所長はアンディが釈放されると、今まで彼にやらせてきた不正の事実が明らかになるのを恐れていた。アンディは懲罰房に入れられ、その間にトミーはハドレーに撃たれて死んだ。その後のある定期検査の日。アンディの房は無人だった。マリリン・モンローからラクエル・ウェルチへ代替わりしていたポスターを剥がすと、その壁には深い穴が開いていた。アンディはあのハンマーで19年間かかって穴を堀り、嵐の晩に脱獄に成功したのだ。アンディは所長たちの不正の事実を明るみにさらし、ハドレーは逮捕され、観念した所長は自殺した。やがてレッドは仮釈放になるが、外の生活に順応できない。彼はアンディの手紙を読み、意を決して今はメキシコで成功している彼の元を訪ねるのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2019年9月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第5弾 1990年代外国映画ベスト・テン:ベスト15 解説

1995年8月下旬上半期決算号

外国映画紹介:ショーシャンクの空に

1995年6月上旬号

特集 ショーシャンクの空に:ティム・ロビンス  インタビュー

特集 ショーシャンクの空に:ティム・ロビンスの魅力

特集 ショーシャンクの空に:作品評

特集 ショーシャンクの空に:スティーヴン・キング映画の系譜

特集 ショーシャンクの空に:キング作品映画化リスト

グラビア 《New Releases [新作映画紹介]》 :ショーシャンクの空に

2023/05/12

2023/05/12

90点

レンタル 
字幕


28年ぶりに鑑賞する・女性が1人も登場しない

2023年5月12日に鑑賞。DVDにて。2時間22分23秒。ビスタサイズ・カラー。ワーナー・ブラザース配給=CASTLEROCK ENTERTAINMENT。市立図書館所蔵(71作品目)。

スティーヴン・キング原作を多数映画化している、キャッスルロック・エンタテインメントの灯台の灯りを見たら、心が踊ります。

ちなみに、スティーヴン・キング唯一の監督作「地獄のデビルトラック」(1986)は、まあまあの出来です。私の評価は「65点」です。キングの小説のファンなので面白く観ました。

映画館で観て以来、28年ぶりに鑑賞する。

スティーヴン・キングの原作『Rita Hayworth and Shawshank Redemption』は、短編である。それを見事に脚色していると思う。

米国の「終身刑」に仮釈放はあるの?→仮釈放があるものと、仮釈放がない「終身刑」のふたつが存在するようだ。「終身犯」(1962・監督:ジョン・フランケンハイマー、主演:バート・ランカスター)は、仮釈放がない絶対的終身刑である。

・1947年、アンディー[アンドリュー]・デュフレーン入所。レッド(本名エリス・レディング)は終身刑で既に20年服役中。
・1949年5月、屋上でビールを飲む仲間たち。
・リタ・ヘイワース(27歳)の白黒ポスター(「ギルダ(1946)」より)
・1957年、マリリン・モンロー(28歳)の白黒ポスター(「七年目の浮気(1955)」より)
・1959年、図書室に州より500ドルの予算がつく。
・1963年、図書室を改装→『BROOKS HALTLEN MEMORIAL LIBRARY』
・1965年、トミー入所。
・1966年、ラクウェル・ウェルチ(25歳)のカラー・ポスター(「恐竜100万年」(1966)より)
アンディーは、19年目である。
・1966年、アンディー脱獄する。
・1967年、40年間勤めたレッドが仮釈放になる。

終身犯ばかり?が独房で暮らすこの刑務所に「刑期2年」のトミーが入所するのも変ではないか?

2023/05/04

2023/05/04

92点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 
字幕-吹替


必死に生きるか、必死に死ぬかだ

ネタバレ

昔は証拠がなくても捕まるんだね。
証拠がない方が捕まるのかな?

「塀が曲者なんだ。最初は憎み、次第に慣れ、
長い月日の間に頼るようになる
それが"施設慣れ"だ。
"終身刑"は人を廃人にする刑罰だ。
人間をダメにしちまう。」

ブルックスの「変化の大きさに思わず息をのむ」って言葉に共感してしまった。刑務所とは違う。

夢や希望や憧れそして期待は、人の心を弄ぶ。
人を裏切る。人の心を沈める。
でも止められない。辞められない。諦められない。
夢は人を大きく、希望は前に進む力を、憧れは心を強く、期待は人を信じる力を。どれもとても大切な事。どれも忘れてはいけない事。

ジワタネホ"記憶のない海"行ってみたい。

汚物の中を這いずる所は想像しただけでも吐き気がする。その後に川に出たことも、自由になれた達成感もすごく嬉しかったと思う。

カメラワークも凄かった。
レッドが出所してからも刑務所に戻りたいと思ってる時に店頭に並べてある銃を映してから「アンディとの約束」のところで方位磁針を撮るところとかね。


外人さんのストレートなところが好き。
余計なことは省く。行動も、言動も。
最後にレッドがアンディに会えた時に抱えてた荷物を投げて抱きしめ合う所はとても素敵だった。

1996/01/10

2023/04/20

90点

レンタル 
字幕


ショーシャンクの空に

この映画をナンバー1に挙げる人が多いのがよくわかる。

2022/12/08

2023/03/08

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/スマホ 


名作で面白かったのに

見直すとあまり面白くなかった。そんな映画。

2023/03/01

2023/03/01

95点

VOD/Hulu/購入/テレビ 
字幕


人生の素敵なもの

個人的な話ですが、今日はとても大切な日です。
そんな日に何の映画を観ようかなと思ったら、この作品を観たいなと思いました。人生における素敵なものが詰まった、観終わった後に心が何とも言えないような気持ちになる、そんな映画だからです。
読んでくれたあなたにも素敵な1日を。

2022/12/17

2022/12/18

95点

映画館/東京都/新文芸坐 
字幕


傑作ですが…

何度も観ている作品ながら映画館では初鑑賞。上映権が年内で終了らしいので、映画館で観てみるした。
4Kデジタルリマスター版。

今更どうのこうの言う映画ではないが、希望を持って生きるって素晴らしい、って強く感じることができる傑作。
そして音楽の力を信じさせてくれる。

でも、映画館で観ても自宅などで観てもさほど「差」はないかな。初鑑賞だったら違ったか?