三浦貴大
|Takahiro Miura| (出演)
基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
本名 |
- |
出身地 |
東京都国立市 |
生年月日 |
1985/11/10 |
没年月日 |
- |
略歴▼ もっと見る▲ 閉じる
東京都国立市の生まれ。父は俳優の三浦友和、母は元歌手・女優の山口百恵。1歳上の兄・祐太朗は、“ユウ”の芸名でロックバンド“Peaky SALT”のヴォーカル、ギターを担当している。高校時代は水泳部に所属し、順天堂大学スポーツ健康科学部に進学後はライフセービング部でベーシックライフセーバーの資格を取得する。大学卒業後に役者の道を志し、2010年の錦織良成監督「RAILWAYS/49歳で電車の運転士になった男の物語」で俳優デビュー。大手企業の会社員から故郷・出雲のローカル鉄道の運転士となった中井貴一演じる主人公の同僚・宮田大吾役を演じる。素朴だが肩の故障でプロ野球選手の夢を断念した過去を持つ青年を好演し、同作で報知映画賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。その後も、昭和から平成の各時代を生きた日本女性たちの姿を描く小泉徳宏監督「FLOWERS」10でヒロインのひとり、蒼井優の夫役をつとめるほか、山崎貴監督による往年の人気テレビアニメの実写化「SPACE BATTLESHIP ヤマト」10では、木村拓哉率いる宇宙戦闘機部隊のパイロット・古屋に扮し、お国訛りの抜けないムードメーカー的な存在を演じ、話題作への出演が続く。翌11年には、専修大学の設立者・相馬永胤の半生を描く神山征二郎監督「学校をつくろう」で映画初主演。激動の明治維新期に米国留学を経験し、武力ではなく学問で時代を変えようと奮闘するひたむきな青年を熱演する。続く、田中宏の人気漫画を映画化した窪田崇監督「BADBOYS」11では、広島最強の不良・段野のかつてのライバルで今は殺人犯として追われる伝説の不良・野村豊役を演じ、それまでの好青年のイメージを覆す迫力ある演技を見せる。三池崇史監督「忍たま乱太郎」11では、加藤清史郎演じる主人公らが通う忍術学園の教師・土井半助役。谷口正晃監督「乱反射」11では恋を知らない女子高生歌人のヒロインの幼なじみの大学生を演じる。12年も、阿部寛主演、土井裕泰監督の「麒麟の翼」、堤幸彦監督「SPEC/天」と、いずれも人気テレビドラマの劇場版となる2作が公開待機中。10年から、「ファイト、一発!」のコピーで長年愛されている大正製薬『リポビタンD』のCMにケイン・コスギの相手役で起用され、NHK『カレ、夫、男友達』11でドラマ初出演も果たすなど、活躍の場がテレビにも広がりつつある。
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