伊勢谷友介
|Yusuke Iseya| (出演/監督/脚本)
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本名 |
- |
出身地 |
東京都目黒区 |
生年月日 |
1976/05/29 |
没年月日 |
- |
略歴▼ もっと見る▲ 閉じる
東京都目黒区の生まれ。東京藝術大学美術学部在学中の1996年、ファッションモデルとして芸能界に入り、プラダのミラノコレクションなどに出演。99年の是枝裕和監督「ワンダフルライフ」で、死後の世界へ旅立つ前に生前の一番の思い出を選ぶ死者たちの中で、あえて“選ばない”選択をする青年役で異彩を放ち、俳優としてデビューする。翌2000年の犬童一心監督「金髪の草原」で映画初主演。心だけ青年に若返ってしまった老人という特殊な役柄を演じた。再び是枝監督と組んだ「ディスタンス」01でも、無差別殺人を犯したカルト教団信者の兄を偲ぶ大学生役で主演。その後、塩田明彦監督「害虫」02、降旗康男監督「赤い月」04などに助演、紀里谷和明監督「CASSHERN」04では主演をつとめるなど役者としてキャリアを積むかたわら、03年の「カクト」では監督にも初挑戦した。06年には実に7本もの映画に出演。根岸吉太郎監督「雪に願うこと」の、成績不振の競走馬にかつて事業に失敗した自らを重ねる主人公の厩務員や、中島哲也監督「嫌われ松子の一生」のヒロイン・松子の運命を狂わせるニヒルな不良少年、高田雅博監督「ハチミツとクローバー」の破天荒で天才肌の美大生役などで印象的な演技を見せる。翌07年も三池崇史監督の異色時代劇「スキヤキ・ウエスタン/ジャンゴ」の源氏ギャングを率いる白装束の源義経など幅広いジャンルで活躍。木村佳乃と共演したフェルナンド・メイレレス監督「ブラインドネス」08ではハリウッド映画にも進出した。三池監督による名作時代劇のリメイク「十三人の刺客」10では、残虐非道な藩主暗殺に加わる山の民・木賀小弥太をワイルドに演じ、曽利文彦監督「あしたのジョー」11では、苛酷なトレーニングと減量を経て、主人公・矢吹丈の宿命のライバル・力石徹を熱演する。デビュー以来、長らく映画中心に活動していたが、09年のNHK『白洲次郎』の白洲次郎役でテレビドラマ初出演。NHK大河ドラマ『龍馬伝』10では福山雅治演じる龍馬の盟友となる高杉晋作を好演している。
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