國村隼
|Jun Kunimura| (出演/監督)
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本名 |
米村喜洋 |
出身地 |
大阪 |
生年月日 |
1955/11/16 |
没年月日 |
- |
略歴▼ もっと見る▲ 閉じる
熊本県八代市で生まれ、1歳から大阪で育つ。本名・米村喜洋。府立工業高専を中退後、大阪放送劇団付属研究所に9期生として入る。その後は大阪を拠点に、NHK連続テレビ小説『鮎のうた』79や、舞台に多く出演。1981年、井筒和幸監督「ガキ帝国」で不良グループの一員を演じ、ゲリラ撮影が行なわれた電車内での大乱闘シーンが話題となった。NHK『よーいドン』82、『都の風』86、テレビ朝日『必殺』シリーズなどで端役を演じたのち、大阪ロケのリドリー・スコット監督「ブラック・レイン」89で、松田優作演じるやくざ・佐藤の子分である吉本役に選ばれる。その存在感に目をつけた香港映画界から声がかかり、ジョン・ウー監督「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」92、ジェフ・ラウ監督「フル・ブラッド」94などに出演。チョウ・ユンファら香港のスターと共演して、やくざのボスや殺し屋を迫力たっぷりに演じた。国内でも、阪本順治監督「王手」91などでコミカルな一面も見せて徐々に頭角を現し、崔洋一監督「月はどっちに出ている」93の主人公・岸谷五朗の同僚のタクシー運転手役など、強面ながらユーモアやペーソスにあふれた芝居もこなす器用なバイプレイヤーとして評価が高まっていく。97年、河瀬直美監督「萌の朱雀」に主演。以降も阪本、崔、豊田利晃、三池崇史らに好んで起用され、やくざ、軍人、刑事などを中心に男臭い役柄を多く演じる。2008年の窪田崇監督「イエスタデイズ」では余命わずかな父親役で主演し、理想の父を体現する役柄も増えた。テレビドラマはほかに、フジテレビ『合い言葉は勇気』00、『人間の証明』04、NHK『芋たこなんきん』06、『行列48時間』09、『カーネーション』11、TBS『あんどーなつ』08など多数。
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