テレビをつけたらやっていて最後まで見る。
「ランボー」もそうだけど、「ロッキー」も1しか見ていない。スタローンを見下していたというより、詮ないことだが、何者かになっていった彼に軽い嫉妬があったのかもしれない。
アポロの死は、どうしても力石徹の死と重なる。「あしたのジョー」では、本人がスランプに陥るのだが、今回は勝った相手と戦うことになる。
しかも、その相手がソ連の選手で、ゴルバチョフが出てきて当時の政治状況にダブらせる。東西冷戦の対立ではなく、融和を示す。面白いアイデアと思った。
試合は、いくら何でもあれだけパンチを喰らったら、まず12ラウンドは持たないと思わせるが、そこはご愛嬌。
最後は、妻の名でなしに、息子に語りかける。
一番良かったのは、地位を築いていて、豪邸もあるし車もある。ロシアに出かけて行って、トレーニングもできる。1であったフィラデルフィアの美術館でやったポーズを、冬山の頂上で見せてくれたところだった。