タレンタイム 優しい歌

たれんたいむやさしいうた|TALENTIME|TALENTIME

タレンタイム 優しい歌

レビューの数

78

平均評点

80.3(287人)

観たひと

386

観たいひと

70

(C) Primeworks Studios Sdn Bhd

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 マレーシア
製作年 2009
公開年月日 2017/3/25
上映時間 120分
製作会社 Chilli Pepper Films
配給 ムヴィオラ
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2009年に亡くなったマレーシアの女性監督ヤスミン・アフマドの遺作を、製作から8年を経て劇場公開。ピアノの上手な女子学生、二胡を演奏する優等生など高校生たちが、宗教や民族の違いによる葛藤を抱えながら、音楽コンクール“タレンタイム”を目指す。ドビュッシーの『月の光』、バッハの『ゴールドベルク変奏曲』などのクラシックに加え、マレーシアの人気アーティスト、ピート・テオが作曲したオリジナル曲など、多彩な音楽が物語を彩る。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム”が開催される。ピアノの上手な女子学生ムルーは、耳の聞こえないマヘシュと恋に落ちる。二胡を演奏する優等生カーホウは、成績優秀で歌もギターも上手な転入生のハフィズに成績トップの座を奪われ、わだかまりを感じている。そして、マヘシュの叔父の身に降りかかる悲劇。ムルーとの交際に強く反対するマヘシュの母。闘病を続けるハフィズの母……。マレー系、インド系、中国系……。民族や宗教の違いによる葛藤を抱えながら、彼らはいよいよコンクール当日を迎える……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年4月上旬号

「タレンタイム~優しい歌」:インタビュー 杉野希妃 ヤスミンが描きたかったものが凝縮された作品

「タレンタイム~優しい歌」:インタビュー ピート・テオ ヤスミンとの約束「今後10作の音楽を書いてね」

UPCOMING 新作紹介:「タレンタイム~優しい歌」

REVIEW 日本映画&外国映画:「タレンタイム~優しい歌」

2024/09/07

2025/02/21

75点

映画館/群馬県/シネマテーク高崎 
字幕


もう少しだけ自分を信じて…

映画館で観たい観たいと思っていて
でも中々タイミングが合わなくて、やっと観る事ができました。

タレンタイムに参加する高校生たちの目線を通して描かれる
マレーシアの多民族性や文化風習の違い
お互いを理解し合おう、尊重しようという思いがあるかどうか
親世代と子世代とのギャップ
夢や友情、恋と、家族のしがらみ

これが日常の風景の一つなんだろうし
その中で自分の進みたい道があるのなら脇目もふらずに進もうよという
メッセージも込められているように思いました。

夢を信じて
愛を信じて
自分を信じて…

その時に選択できなかった、行動できなかったという後悔をひとつ語る事で
行動したいと思う若い人たちの背中を押しているように感じます。

2024/11/16

2024/11/16

100点

選択しない 


何度観ても、嗚咽

もう画面にマヘシュ(聴覚障害者役の主演青年)の姿が見えただけで涙が・・・。劇中の歌が互いの愛情を深く表現していてそれだけでも感動的ですが、さまざまに繰り広げられる純真なラブストーリーがとても美しく何度観ても嗚咽を堪えながらの鑑賞です。我が生涯の映画の1本。

2024/09/20

2024/09/21

88点

映画館/東京都/新文芸坐 
字幕


ヤスミン・アフマド監督は唯一無二

何度か観ている大好きな映画。
日本最終上映という宣伝文句?に吸い寄せられ2年ぶりの鑑賞。

流石に新鮮味はないかなとも感じていたが、最終上映ということもあってか、ヤスミン・アフマド監督の映画(新作)は二度と観られないんだよなぁ、としみじみ思いながら鑑賞していたように思う。

羨ましいほどに強い家族の絆と無くすことの出来ない民族間の軋轢や愛おしい家族との別れなどを優しい観点、優しい音楽、現実的な視点で明るく描くアフマド監督作品は唯一無二。

「タレンタイム」が映画館で観られなくなるのは寂しい限りたが、いつか4Kリマスター版など形を変えて戻ってきて欲しい。
私のお先もあまり長くないと思うので、早めに願いたいものだ。

2024/09/11

2024/09/11

75点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
字幕


マレーシアの多民族性を内包した青春ドラマ

マレーシアのある高校の音楽コンクール(タレンタイム)を通して、それぞれの学生やその家族が抱える問題を優しい眼差しで描いた素晴らしい作品です。

2024/08/01

2024/08/01

90点

映画館/東京都 
字幕


 傑作

ネタバレ

  再び観ることが出来た。

 ムルー(パメラ・チョン.歌アティリア)とハフィズ(モハマド・シャフィー・ナスウィップ.歌アイザット)の歌と劇の組み合わせが、絶妙で素晴らしかった。何度聴いてもいい。

 ムルーとマヘシュ(マヘシュ・ジュガル・キショール)の付き合いの障害となる宗教の違い。それがマレーシアの背景にあることに驚いた。

  ラスト、ハフィズとカーホウ(ハワード・ホン・カーホウ)の共演は涙無くしては観れなかった。

  傑作と思う。

2023/07/03

2023/07/04

70点

テレビ/無料放送 
字幕


退屈だった・・

う~ん、何も前情報なしに鑑賞したので、ホント退屈だった。宗教や民族の違い、それぞれの家庭の抱える問題などなど。伝えたいメッセージは分かるけれど、表現の仕方がどうなのかなぁと感じた。役者の演技について、そこは違うでしょという場面が多くあったような気がする。