インディ・ジョーンズ 最後の聖戦

いんでぃじょーんずさいごのせいせん|Indiana Jones and the Last Crusade|Indiana Jones and the Last Crusade

インディ・ジョーンズ 最後の聖戦

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レビューの数

96

平均評点

78.4(1030人)

観たひと

1884

観たいひと

58

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション / 冒険
製作国 アメリカ
製作年 1989
公開年月日 1989/7/8
上映時間 127分
製作会社 ルーカス・フィリム・リミテッド・プロ作品
配給 パラマウント=UIP
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

キリストの血を受けたといわれる伝説の聖杯をめぐって活躍するインディアナ・ジョーンズの姿を描くシリーズ第3作。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョージ・ルーカス、フランク・マーシャル、製作はロバート・ワッツ、監督は「太陽の帝国」のスティーヴン・スピルバーグ。ルーカスとメンノ・メイエスのストーリーを基に、脚本は「インナー・スペース」のジェフリー・ボーム、撮影はダグラス・スローカム、音楽は「太陽の帝国」のジョン・ウィリアムズが担当。出演は「ワーキング・ガール」のハリソン・フォード、「プレシディオの男たち」のショーン・コネリーほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

12年、アメリカのユタ州。中世史教授を父に持つ13歳の少年インディ・ジョーンズ(リヴァー・フェニックス)は、砂漠の岩山の下の洞窟で、3人の悪党が宝の十字架を盗もうとしているのを目撃し、それを奪い逃亡するが、結局悪党一味に丸め込まれてしまい、彼の知恵と勇気をほめる悪党の1人からカウボーイ・ハットを受け取るのだった……。それから26年後の38年、ニューヨーク大学の考古学教授で冒険好きのインディ(ハリソン・フォード)はある日、富豪ウォルター・ドノヴァン(ジュリアン・グローヴァー)のペントハウスに連れてゆかれ、責任者の失踪によって頓挫している、磔にされたキリストの血を受けた聖杯の発見を依頼される。はじめ渋るインディは、行方不明になったのが父ヘンリー(ショーン・コネリー)であることを知り、それを引き受けた。ところが友人で父の旧友の考古学博物館長マーカス・ブロディ(デンホルム・エリオット)と共に父の家に向かったインディは、家が何者かによって荒らされている事に、その理由は父から送られてきた聖杯探索の調査記録であることを直感する。インディとマーカスは、ヴェニスで父の同僚シュナイダー博士(アリソン・ドゥーディ)と合流し、古い教会を改装した図書館を訪問、父の聖杯日誌のおかげで地下墓地を発見し、聖杯のありかの手がかりをつかんだ。そしてインディは、悪者の手から聖杯を守るべく活動してきた<十字剣兄弟団>のカジムから、父がオーストリアとドイツの国境にあるブルンワルト城に閉じこめられていることを聞いた。シュナイダーと共に城に向かったインディは、ナチも聖杯を探していることを知り、幽閉されていた父との再会もつかの間、シュナイダーの裏切りによってインディ親子は残忍なフォーゲル大佐(マイケル・バーン)の捕虜にされ、聖杯日誌も奪われてしまう。何とか城から脱出したインディとヘンリーは、さまざまなトラブルの末、最後にはフォーゲル大佐との一騎打ちとなり、命からがら勝利を収めるが、聖杯が隠されている<太陽の神殿>に向かい、ウォルターやシュナイダーを始めとするナチの探検隊に捕まってしまう。インディは、ウォルターによって腹部を撃たれたヘンリーを助けるために、3つの難関を乗り越え、聖杯を手にするが、その瞬間神殿が崩れ始め、聖杯獲得に色気をみせたシュナイダーは、聖杯と共に神殿の底に沈んでいった。結局聖杯を手にすることはできなかったが、インディとヘンリーは改めて親子の愛情を確認しあうのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2024年4月号

COMING Old Pictures 旧作紹介:「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」

2021年4月上旬号

MOVIE at HOME:●ON THE AIR INFOMATION WOWOWプラス「インディ・ジョーンズ」シリーズ4作品一挙放送

1989年9月上旬号 創刊70周年記念特別号

外国映画紹介:インディ・ジョーンズ最後の聖戦

1989年8月上旬号

外国映画批評:インディ・ジョーンズ 最後の聖戦

1989年7月上旬号

巻頭特集 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦:〈特別カラー・グラビア〉ロング・ストーリー

巻頭特集 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦:作品評

巻頭特集 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦:プロダクション・ノート&コメント集

巻頭特集 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦:秘境活劇の魅力

巻頭特集 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦:ハリソン・フォードについて

巻頭特集 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦:スティーブン・スピルバーグ考

グラビア:インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

1989年6月下旬号

グラビア〈スペシャル・セレクション〉:インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

2024/08/18

2024/08/18

65点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


インディ・ジョーンズ シリーズ第3作

初見は日本初公開時(1989年7月)映画館で鑑賞(前売券1150円)、あまり面白くなかった印象が残っていたので、本日35年ぶりに2回目の鑑賞。
(※)この3日続けて、インディ・ジョーンズ・シリーズの3作を1日1本ずつ鑑賞。

本作、インディ・ジョーンズ親子のドラマが中心で、親子たちとナチスとの戦いを色んなパターンで見せてくれて、まぁまぁ面白く観ることができた。
ただ、やはりアクションシーンはあるものの、スピード感に満ちた見せ場が1作目や2作目に比べると少なかったので初見時のイマイチ感があったのかもしれない。

伝説の聖杯を巡る戦いを全編通じて描いているが、少年時代のインディ・ジョーンズ(リヴァー・フェニックス)がムチやハットを貰うエピソード、ハリソン・フォードになってからインディ・ジョーンズがヴェニスで金髪女性(アリソン・ドゥーディ)とイイ仲になり、父親がオーストリアの城で囚われの身となっていることから助けに行く。そしてショーン・コネリーが父親として登場。

父と息子がある女性を共有していた件は映画館で観た時には爆笑だったが、今回はそれを知っているので微笑ましい感じ。

ナチスとのバトルは、飛行船・戦車などであり、聖杯を奪う件はバトルではなくインディがナチスに「聖杯を取りに行かされているだけ」といったエピソードの数々、そして父と息子の「これまでたいした会話をしなかったな…」などというものも含めて、スピルバーグ監督はアクションと父息子物語のバランスを取った結果の作品だと思った。

初見時は、このシリーズ終焉を感じたものだったが、実際には後年『クリスタルスカル』と昨年(2023年)公開作が追加された。

2024/08/15

2024/08/16

84点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


また観た

三作目でショーン・コネリーを登場させたのは大成功。ハリソン・フォードとのとぼけた絡みが最高だ。

2024/08/15

2024/08/15

85点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


面白い!!!ショーン・コネリーことヘンリー・ジョーンズの活躍が楽しい。見事に期待を裏切った行動。インディも一目置かざるを得ない機転。かなう事ならヘンリー・ジョーンズの冒険シリーズも見たかった。

2024/04/25

2024/04/30

78点

映画館/愛知県/ミッドランドシネマ名古屋空港 
字幕


うーん、まあ

2週間前に「レイダース/失われた聖櫃《アーク》」を観たときと同じような感想、感覚。面白かったけど、もう一回観るかと言われたら、うーん、まあ、もういいかな。

2024/04/22

2024/04/25

93点

映画館/愛知県/ユナイテッド・シネマ豊橋18 
字幕


ショーン・コネリーと音楽が最高です

前作の4倍の制作費

13歳のインディ
リヴァー・フェニックス
当時18歳

なんたってショーン・コネリーの重量級の貫禄とチャーミングな演技が作品の格を何倍も押し上げます
スピルバーグ念願のキャスティングです
親子のバディ・ムービー
映画の中で仲直りする

キリスト教
ナチス
スピルバーグの執念が第1作から反復される

手作り感があるSFX、スクリーンプロセスの合成画面が味があって好きです
「スター・ウォーズ」シリーズよりこちらのシリーズの方が好きです

「失われたアーク」を母親と観ることができたのがいい思い出になりました。

2024/04/21

2024/04/22

77点

映画館/兵庫県/TOHOシネマズ西宮OS 


シリーズ3作目、ショーンコネリー登場!

ネタバレ

シリーズ3作目。
ショーンコネリーが父親役として登場。流石の存在感だし、アクションも身軽。当初からインディジョーンズが初期の007シリーズを試行していたことが窺える配役だし、タキシード、ボンドガールとの絡みなど言われると随所。
また、インディジョーンズの子供の頃の役として、夭折したリバーフェニックスが登場。美しいとともに確かな演技と説得力。かえすがえすも惜しい。
相変わらずロールプレイングゲーム的な要素満載で、その後の映画のあり方はもちろんゲーム作りについても多くの影響を与えたことを実感する。最後の3つの難解などはまさにその典型で、結局、聖水を飲んだのはショーンコネリー。
シュナイダー博士のアリソンドウディーは、父親役のショーンコネリーの登場で割を食ったが、裏切っても元気に戻るのが007風。ルパン風とも言えるか。
3作目が一番面白かったか。洗礼され、鞭や帽子との出会い、顎の傷の由来も語られる。盗賊側の棟梁役、もう一度、肝心なところで出番があるかと思ったがなし。侠気があり、いかにも…というスケールの大きさを感じさせた。
小ネタギャグも満載で大人も楽しめる。エンタメ映画。