燃えよドラゴン ディレクターズカット

もえよどらごんでぃれくたーずかっと|龍争虎闘|ENTER THE DRAGON

燃えよドラゴン ディレクターズカット

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レビューの数

15

平均評点

78.7(131人)

観たひと

199

観たいひと

12

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 アメリカ 香港
製作年 1973
公開年月日 2013/6/15
上映時間 103分
製作会社 ワーナー映画作品
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

香港の裏社会に君臨するハンの手下に姉を殺され復讐に燃えるリーは、秘密情報局の承諾を得てハン主催の武術トーナメントに乗り込んでいく…。ブルース・リー主演による、世界を席巻したカンフー映画のディレクターズカット版。2013年4月6日より、全国52の劇場で開催された「新・午前十時の映画祭」にてデジタル上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

陰謀うず巻く国際都市香港から、南シナ海にうかぶ要寒島ハンで開かれる大武術トーナメントへの招待状が世界中の武術の名人にあてて送り出された。ロサンゼルスに住む黒人のカラテの名手ウィリアムス(ジム・ケリー)、同じくサンフランシスコのローパー(ジョン・サクソン)もその招待状を手に香港へ向かった。その頃、香港に近い田舎で中国人ばかりのカラテの試合が行なわれていた。優勝者は少林寺で仏の道と武術を勉強中のリー(ブルース・リー)という若者だった。早速彼は、秘密情報局のブレースウェートから、要寒島での武術トーナメントに出場するよう要請されるが、武術で名を挙げるよりも無名のままの修道を望むリーはそれを断わった。しかし、修道僧長から、要寒島の支配者ハン(シー・キエン)もかつては少林寺の修行僧であったが、この寺で学んだ武術の知識を今は自分の利益のために悪用していること、さらに父から、妹のスー・リン(アンジェラ・マオ・イン)が、数年前ハンの手下のオハラに殺されたこと、などを聞かされ、出場を決意した。リーはブレースウェートのもとを訪れ、要寒島でハンがおこなっている麻薬製造密売の内情を探り出せとの指令を受け、まだ見ぬハンやオハラへの復讐心に燃えて、悪の要寒島へ出発した。島へ向かう帆船で、リーはアメリカから来たローパーやウィリアムスと知り合った。島ではタニア(アーナ・カプリ)という美女が一同を迎えた。そしてブレースウェートが潜入させた女性秘密情報局員メイ・リンがリーの手助けをすることになった。その夜、早速島内探索に出かけたリーは、麻薬密造の巨大な工場を発見し、見とがめられた数人の衛兵を倒した。翌日からトーナメントが開始されローパー、ウィリアムスは簡単に勝ち進み、リーもオハラを倒した。その日おそく、ウィリアムスがハンに殺された。昨夜、秘密工場にしのび込んで衛兵たちを倒したのはウィリアムスだと誤解されたのだ。夜、リーは再び地下工場にもぐり込み、人肉市場に売り出されようとする女たちを発見した。この発見を司令部のブレースウェイトに無線連絡しようとした途端、警報ベルが鳴り響いた。続々と襲いかかってくるハンの手下をなぎ倒したものの、罠におち捕らえられてしまった。激怒したハンは、ローパーにリーとの一騎打ちを命じたが、ローパーはリーの味方につくことを宣言したため、怒りが爆発し、部下の中でも1番の腕自慢ボロに対決を命じた。だがそのボロもローパーにはかなわなかった。その頃、メイ・リンが地下牢をあけ、ハンの部下たちと大乱闘を演じてた。リーもハンを追いつめ、全面鏡張りの部屋の中に誘い込まれたものの、すさまじい激闘の末、彼の息の根を止めた。ブレースウェートによってさし向けられた兵隊が島へ到着したときには、すでにトーナメントのフィールドはハンの部下たちの死体でいっぱいだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2000年代

2024/07/31

68点

テレビ/無料放送/その他 


映画史的に必見の活劇

とにもかくにも、全世界に全く新しいヒーロー像をアピールしたという点で歴史的偉業。映画的には若干ぬるい出来の部分もあるけれど、ブルース・リーの魅力の、これが原点にして頂点。

2023/07/11

2023/07/11

95点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


たった四本の主演作しかないさびしさ

アマゾンプライムでテーマ曲が流れるクレジットタイトルまで観てみようと思ったら、最後まで観てしまった。ブルース・リーのカリスマ性、オーラは凄く、わたしを映画好きにしてしまった作品。大ヒット作にして熱狂的なファンが生まれた。ブルース・リーには念願のハリウッド主演作品、自分の思想を盛り込もうとしたが、最初の国際版ではなかった鏡の間での天の声を聴く場面があったり、最初の師匠との会話を入れたこのディレクターズカット版が流通していくんだろうな。また国際版でもある、自分の弟子に教える「考えるな、感じろ」というのは簡単な英語なので覚えやすい教え。そして淀川長治氏も映画鑑賞の心構えとして「映画は頭で観るものじゃない。感覚で観るものです」と語った。まさにこれって「考えるな、感じろ」だ。淀川長治はブルース・リーだったのだ・・・。武術と映画鑑賞の極意が共通していたとは。
今も続くそしてこれからも付き合える趣味をブルースは私にもたらした。ブルース様、様だ。

2022/05/13

2022/05/13

30点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


1974年キネ旬ベストテン外国映画16位

面白いけど…
B級テイストプンプン。

2021/07/18

44点

選択しない 


鏡の前で戦うシーンはカッコいい ボスキャラがもうちょい強くてキャラ立ってれば。

ストーリー 8
映像 11
演技 10
また見たい度 5
その他 10

計44

2020/12/03

2020/12/06

-点

映画館/神奈川県/川崎チネチッタ 
字幕


伝説のブルースリーの代表的な作品

もう何度となくテレビ放送で観てるが劇場初鑑賞 冒頭から島に入るまでシーンが長過ぎやはりテレビではカットされていたらしくもっと前半は省略されてた様な 今の時代ならこの位の作品はいくらでもあるだろうけど彼の唯一のハリウッド作品!

2020/12/05

2020/12/06

80点

映画館/大阪府/なんばパークスシネマ 


凄さは別格。

ネタバレ

いきなり個人的な話なのだが、本作公開時には、私は東映まんがまつりを見るくらいの年齢で、その凄さを伝え聞いた頃には見たくても地元の民放で放送がなくレンタルビデオなんてまだ先の話。で、やっと見れたのは「ブレードランナー」の併映作として再映されたとき。90年代にもう一度映画館で見ているのだが、ディレクターズカット版の鑑賞は今回が初。

どこが追加されたかは分からないが、シネコンの大スクリーンで見るブルース・リーの勇姿はまた格別。ワーナーブラザースのロゴ、ラロ・シフリンの音楽が否が応でも興奮を誘う。冒頭で、少林寺の高僧が鏡の間での決闘に繋がる言葉を発しているのに気付いたが、この言葉、そのクライマックスでも再び主人公の心の中でリフレインしている。

中国人ボスが所有する島に潜入した主人公がその企みを暴くというコンセプトは「007/ドクター・ノオ」と一緒でも、70年代の現代劇にあって拳銃を使わず、肉体一つ(棒やヌンチャクは使うが)で観客を魅了するブルース・リーの凄さは別格。ストーリーが分かっていても最後の最後まで目が離せない。ジョン・サクソン、ジム・ケリーといった他の出演者が霞んでしまうのも致し方ない。

なお、製作からもう直ぐ半世紀、香港がこんなになるとは当時誰も予想だにしなかったはずだが、ラストで解放される黒服の人々を香港民主派と重ねて夢想してみたくなる。