no music, no life. byタワレコ
グレッグ・アレキサンダーの楽曲が、あざといくらいにエモくて、刺さる。
アダム・レヴィーンは恥ずかしい演技はともかく、ヴォーカルの圧倒的カリスマは、いまさら文句の付けようもない。
キーラ・ナイトレイの歌唱アプローチは、それこそニーナ・パーション(カーディガンズVo)や、リサ・ローブを想起させた。決して上手くはないけどフラットなウィスパーヴォイスは、オルタナやインディーズのニュアンスを滲ませる。いまでいうと、ビーバドゥービーとか。
ギターぜんぜん弾けません感も、田舎のポップスターみたいでチャーミングだった。
そもそも音楽に関心が薄いという彼女は、「二度と映画で歌はうたわない」と漏らしたように、ストレスを抱えた撮影が少なくなかったかもしれない。
ほかにも挿入されたダンスチューン、スティービー・ワンダーの♪For Once In My Lifeと、スキップワース&ターナーの♪Thinking About Your Loveが クールで印象的だった。早速、ライブラリに追加した。