はじまりのうた

はじまりのうた|BEGIN AGAIN|BEGIN AGAIN

はじまりのうた

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レビューの数

232

平均評点

81.1(1720人)

観たひと

2382

観たいひと

306

(C)2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2013
公開年月日 2015/2/7
上映時間 104分
製作会社
配給 ポニーキャニオン
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ニューヨークを舞台に、失意の女性シンガーソングライターが音楽を通じて運命を切り開いていく姿を描くヒューマンドラマ。監督・脚本は「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー。出演は「アンナ・カレーニナ」のキーラ・ナイトレイ、「キッズ・オールライト」のマーク・ラファロ、人気バンド“マルーン5”のボーカリスト、アダム・レヴィーン。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ニューヨーク。シンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、同じミュージシャンの恋人デイブ(アダム・レヴィーン)に裏切られ、失意のままライブハウスで歌っていた。そこに偶然居合わせた落ちこぼれの音楽プロデューサー、ダン(マーク・ラファロ)はグレタの才能に惚れ、彼女にデビューの話を持ちかける。ところが、その録音はニューヨークの街角で行うという。セントラルパークやチャイナタウン、橋の下、路地裏、ビルの屋上、地下鉄のホームなど、グレタのゲリラレコーディングは続いていくが、この無謀な企画が小さな奇跡を起こし始める。やがてアルバムが完成したその日、誰も予想できなかった最高のはじまりが待っていた……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2015年3月下旬映画業界決算特別号

読む、映画:「はじまりのうた」

2015年3月上旬号

読む、映画:「はじまりのうた」

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「はじまりのうた」

2015年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

UPCOMING 新作紹介:「はじまりのうた」

2024/08/01

2024/08/01

75点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


NYを舞台にした音楽の映画だから、当然好きなやつ

キーラ・ナイトリーさまがシュッとしていてむちゃくちゃ素敵(´∇`)。もうそれだけでこの映画には価値があるのだけど、この作品は優れたNY映画の系譜に連なるものの一つでもある。金がなくてNYの野外あちらこちらでレコーディングするということで、NYのNYらしい景色を沢山見ることが出来て、とても楽しい。お話も、最後そうなっちゃうのか、と思わないでもないけど、制作者が普通の成功譚にしたくなかったのだな、というのが伝わってくる。ヘイリー・スタインフェルドがなかなかにチャーミングでこちらもいい感じ。個人的な好みでは、キーラさまがイングランド人であることをもう少しストーリーのなかに取り込んでほしかったことと、バンドのメンバー、特にVnとVcのきょうだいのキャラをもう少し膨らませてほしかったかな。そこは少し惜しい。

2024/02/07

2024/02/07

80点

選択しない 


見慣れた街の風景が美しく見える

 妻や恋人の裏切りで傷ついた音楽プロデューサーとミュージシャンが巡り合う。ふたりは街角や路地、駅のホーム、ビルの屋上など生活音があふれる中でのライブ録音でアルバムを作る。これがヒットする。
 プロデューサーの目指すところは、見慣れた街の風景が違って美しく見えるような音楽をつくる新人アーティストを発掘することだと思っている。ミュージシャンの女性はまさに、これに合致する新人アーティストだった。ラスト近く、彼女は自身が作った歌を歌う元恋人のコンサートを見に行き涙を流す。その帰り道、自転車に乗って見渡す街の風景がいつもと違って美しく見える。
 たぶん、この感動を味わったが故に、彼女は会社との契約を反故にしてネット配信(1ドル)でアルバムを公表することを決意する。

 映画館を出て、その余韻に浸っていたいような映画を見た後は、いつも見ている街の風景が確かに違って見える経験を何度かしたことがある。それは格別なものだ。
 彼女が味わっているその感慨を共有できたらいいのだが、残念ながら映画を見ていても同じように味わうことはできなかった。もし、それを映像で表現できていたらどんなに素晴らしいことか。

2024/02/06

2024/02/06

77点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


2回目の鑑賞

あらすじは、覚えていなく、新鮮な感じでさくさくとドラマは進む。音楽は良い。ラストは、よりを戻すハッピーエンド。

2023年

2023/08/18

70点

VOD/その他/購入/スマホ 
字幕


no music, no life. byタワレコ

グレッグ・アレキサンダーの楽曲が、あざといくらいにエモくて、刺さる。
 アダム・レヴィーンは恥ずかしい演技はともかく、ヴォーカルの圧倒的カリスマは、いまさら文句の付けようもない。

 キーラ・ナイトレイの歌唱アプローチは、それこそニーナ・パーション(カーディガンズVo)や、リサ・ローブを想起させた。決して上手くはないけどフラットなウィスパーヴォイスは、オルタナやインディーズのニュアンスを滲ませる。いまでいうと、ビーバドゥービーとか。
 ギターぜんぜん弾けません感も、田舎のポップスターみたいでチャーミングだった。

 そもそも音楽に関心が薄いという彼女は、「二度と映画で歌はうたわない」と漏らしたように、ストレスを抱えた撮影が少なくなかったかもしれない。

 ほかにも挿入されたダンスチューン、スティービー・ワンダーの♪For Once In My Lifeと、スキップワース&ターナーの♪Thinking About Your Loveが クールで印象的だった。早速、ライブラリに追加した。

2023/08/07

2023/08/17

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


『スター誕生』ではない

◎ 3度目の鑑賞。歌の良し悪しは分からないし、こんなに簡単にヒット曲が生まれるとも思わないが、キーラ・ナイトレイの魅力が何でも許してしまう。
◎ 安易な成功物語にしてしまわないラストの自転車乗りが壮快だ。

2023/08/04

2023/08/04

70点

選択しない 
字幕


3回目の鑑賞、前ほど感動しないのは簡単に売れてしまう展開にちょっとシラけてしまったからか?音楽のDIY、屋外レコーディングは楽しそう(^^;;

かつての名プロデューサーが、ライブハウスでたまたま聞いたシンガーソングライター、グレタと組んで返り咲くサクセスストーリー、娘とレコーディングで繋がるエピソードはなかなか良い(^^;;

グレタの元恋人はいつのまにか売れっ子に、自分の曲もアレンジを大幅に変えられて不満げなグレタ。よりを戻したい彼が元のアレンジの演奏を聴かせるも、グレタの気持ちはもう戻らなかった(^^;;この辺の演出も良かったです(^^;;

しかしアーティストと事務所の利益の分配、アーティスト1に事務所9ってのには驚きました(^^;;