マッドマックス 怒りのデス・ロード

まっどまっくすいかりのですろーど|MAD MAX: FURY ROAD|MAD MAX: FURY ROAD

マッドマックス 怒りのデス・ロード

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レビューの数

427

平均評点

84.2(3222人)

観たひと

3747

観たいひと

197

(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2015/6/20
上映時間 120分
製作会社 Kennedy Miller Productions, Village Roadshow Pictures, Village Roadshow Pictures
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング R-15
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

メル・ギブソンをスターの座に押し上げたアクションシリーズが、生みの親ジョージ・ミラー監督の手によって30年ぶりに復活。「ダークナイト ライジング」のトム・ハーディを主演に迎えた第4弾。資源が枯渇し、暴力が支配する世界を舞台に、愛する者を奪われた男の戦いを描く。共演は「プロメテウス」のシャーリーズ・セロン。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

石油も水も尽きかけた世界。元警官のマックス(トム・ハーディ)は、愛する者を奪われ、本能だけで生き長らえていた。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕えられた彼は、ジョーに囚われた女たち“ワイブズ”を率いて反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、自由への逃走を開始する。凄まじい追跡、炸裂するバトル……。絶体絶命のピンチを迎えた時、マックスと仲間たちの決死の反撃が始まる!

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2015年 第89回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:ベスト・テン カラーグラビア 外国映画ベスト・テン

2015年 第89回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:ベスト・テン カラーグラビア 読者選出外国映画ベスト・テン

2015年7月下旬号

読む、映画:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

2015年7月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

時は来た---30年ぶりの”爆勝宣言”!!!! 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」:インタビュー ジョージ・ミラー[監督]

時は来た---30年ぶりの”爆勝宣言”!!!! 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」:田中むねよし マッドマックス・カーマニアックス!

時は来た---30年ぶりの”爆勝宣言”!!!! 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」:玉袋筋太郎 2時間ずっと勃起っぱなしだよ!

時は来た---30年ぶりの”爆勝宣言”!!!! 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」:約30ン年の時空をさかのぼりV8エンジンで回想する「マッドマックス」トリロジー

時は来た---30年ぶりの”爆勝宣言”!!!! 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」:ヘルズ・エンジェルスと「マッドマックス」

時は来た---30年ぶりの”爆勝宣言”!!!! 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」:原哲夫・・・・打ちのめされた!

読む、映画:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

2015年3月下旬映画業界決算特別号

【巻頭特集】2015年~の新作洋画・アニメ、イッキ早読み!:ブロックバスタ――――ズ!!!! 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ミッション:インポッシブル5」「ターミネーター:新起動/ジェニシス」「ジュラシック・ワールド」

2025/07/29

2025/07/30

-点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


その10年を振り返る

ジョージ・ミラー監督『マッドマックス 怒りのデス・ロード』公開10周年ということで、祝・記念上映に行ってきました。

というわけで、公開から10年を覚えている範囲で振り返っておこうかと思います。先ずは、本作は『マッドマックス』シリーズの続編に位置づけられていますが初公開の2015年は、前作『マッドマックス/サンダードーム』から30年も経ってるんですね。しかも初めからジョージ・ミラーが監督しているという驚き。恐竜のあのシリーズのようにたいがい続編が続くと監督は製作側に回っちゃうと思うんだけど、まさにこの作品群と世界観はジョージ・ミラー自身の財産であることを証明しましたよね。そして大ヒットとロングランはここで詳細を書く必要もないくらいの社会現象となりました。

あと覚えているのは、公開から2年後の2017年にブルーレイで『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』が製作、発売されたこと。その記念に劇場でも公開されました。もちろん行きましたよ。これが単なる白黒映画じゃないんだ。多数のメカを扱っているから主役はクローム。メッキ色ですよね。この陰影の深さにも驚いた。果たしてジョージ・ミラー監督ってお祭り好きなのか?この時もちょっと盛り上がりましたよね。

そして2024年の『マッドマックス:フュリオサ』公開か。昨年のフェリオサ観賞前と観賞後では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の物語への想いの入れ方、度合いが変わってきましたね。フュリオサが緑の地から始まっているので、デス・ロードでの変わり果てた故郷を見て慟哭するシャーリーズ・セロンの姿がひときわ胸に迫ってきます。この体験はこれまでの驚きとはちょっと次元の異なる衝撃。

衝撃でいえば、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の勝因はひとえに映画音響の貢献と言えるでしょう。これこそ衝撃。映画音響の発展の節目でいうと『地獄の黙示録』ウォルター・マーチのチームによる音響編集といった概念の確立が大きい。本作もその進化形と言えるんじゃないかな?映画館側も触発されてか「どう観客を作品世界のど真ん中に叩き込むか?」と音響機材の増設などで常に工夫するようになりましたから、映画の楽しみ方にも少なからず影響を与えていると思います。

2024/05/28

2025/05/15

84点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
吹替


2路線の西部劇ともサイバーパンクとも違う乾いた空気でどこかもの新しい感じの世界観好き
マシンのデザインもモンスターみたいでかっこいい
それにしても意外と思想強くてびっくり
終始シャーリーズ・セロンの名演が光る
個人的にはニコラス・ホルトがハマってて好き

2024/08/26

2024/08/27

80点

選択しない 

行って、戻ってくるだけの話て笑
けれども、その極限までシンプルなストーリーの中に、クレイジーな世界観とボルテージ・マックスのアクションをこれでもかと詰め込んだ、ぶっ飛び必至の映画

資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する妻子を殺され、荒野をさまよう元警官のマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)の軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)らが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼女らと力を合わせ、自由への逃走を開始する。

登場するのは狂気的な人物ばかり。魔改造したウォー・タンクなどを乗り回し、頭のネジが外れてるとしか言いようのない爆走で駆け抜ける。
全編クライマックスといっていいほどアクションに次ぐアクション。アドレナリンが放たれまくりの2時間!
世界観も、キャラクターも、ガジェットも狂っているのに、一応プロットがあるのがむしろ凄いかも。
ラリってる連中ばかりですが、特にトレーラーの前面で爆音をかき鳴らしているギタリストが謎w

2024/07/20

2024/08/18

90点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


至高の一品

この映画をみるために立川の極爆に通い、そしてシネマシティ会員になったのであった。たぶん8回ぐらいは鑑賞し、この映画で映画をリピートするということを覚えたのである。
途中、立川のaスタジオのスピーカーシステムの増強あり、前/後で音変わる(低音)とかもあった。
久しぶりに、劇場のスクリーンで観るFuryRoadは、やはり破天荒でひたすらテンション高く、その上に格調も高いという、誠に至高の一品であった。
願わくば、2,3年に1回はFuryRoadを立川の極爆でリバイバルをしてほしいと切に願う。

2024/07/18

2024/07/18

90点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


極爆

何度見ても楽しい。砂とか炎のオレンジ色味がギラギラしてて好き。その中でギター弾きが赤くて目立ってる。何度見ても寝起きで弾き出すシーンが笑える。

2024/07/15

2024/07/16

-点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


デス・ロードのキワモノ感

エンタメ作品としての保証書のついた作品といえば、本作は間違いなくその中の一本として挙げられるだろう。いつ見ても同じ場面で同じ気持ちを呼び覚ますから、安心感がある。これがまさに保証書。

この間、『マッドマックス:フュリオサ』をIMAX版で見たが、見終えてすぐそのままデスロードが見たいという感情に駆られた。「フュリオサ、支配者イモータン・ジョーに鉄槌を下してわれわれを解放してくれ」とそんな気持ち。

そうしたら東京の話になってしまい恐縮だが立川シネマシティさんが案の定やってくれた。いつものようにしっかりと音響調整をかけた最適なチューンで。

何度見ても約束したように同じ気持ちになるのはその完成度に由来すると思う。初見時、キャラクターを含むその造形美術にキワモノ感を抱いたことは否定できない。ヴィルヌーブの『デューン 砂の惑星』の美的感覚が端正としかいいようがないのに比べ、こちらはキワモノ的。しかし、それもマッドでマックスの持つ世界観のひとつに過ぎず、自分はそのキワモノ世界に巻き込まれながら違和感は消え去り、カタルシスだけが残った。そんな作品は滅多にない。