アバウト・タイム 愛おしい時間について

あばうとたいむいとおしいじかんについて|About Time|About Time

アバウト・タイム 愛おしい時間について

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レビューの数

255

平均評点

81.0(1883人)

観たひと

2563

観たいひと

314

(C) 2013 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / コメディ / ドラマ
製作国 イギリス
製作年 2013
公開年月日 2014/9/27
上映時間 124分
製作会社 Translux=Working Title Films
配給 シンカ=パルコ
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「ラブ・アクチュアリー」の監督や「ノッティングヒルの恋人」の脚本などハートウォーミングなラブコメディを多く手がけたリチャード・カーティスが、タイムトラベル能力を使って恋を実らせ万事うまくいかせようとする青年を通して、愛と幸せの本質に迫るSFロマンス。リチャード・カーティスは本作をもって監督業から引退することを宣言した。タイムトラベル能力を持つ家系であることを知り過去をやり直して人生をより良くしようとする青年を「アンナ・カレーニナ」「ハリー・ポッターと死の秘宝」のドーナル・グリーソンが演じるほか、「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムス、「ラブ・アクチュアリー」のビル・ナイらが出演。Filmarks主催のリバイバル上映プロジェクトにて、2024年5月31日より2週間限定のリバイバル上映(配給:Filmarks)。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

イギリス南西部でティム(ドーナル・グリーソン)はちょっと風変わりな両親と妹、伯父ら家族とともに暮らしていた。家族との仲は良好であるものの、自分になかなか自信が持てず、恋人ができないでいた。21歳の誕生日を迎えた日、ティムは父(ビル・ナイ)からある秘密を告げられる。それは、一族に生まれた男子にはタイムトラベル能力が備わっているというものだった。はじめは冗談かと思い信じることができないでいたが、能力の使い方を覚えてからは恋人を作るために繰り返しタイムトラベルをするようになる。弁護士を目指すティムはロンドンへ移住、そこで出会ったメアリー(レイチェル・マクアダムス)に恋をする。しかしタイムトラベルしたせいでメアリーと出会っていないことになってしまう。なんとか彼女の愛を得た後も、タイムトラベルを繰り返して人生の成功を掴もうとするティム。やがて、どんなにタイムトラベルをしようと誰にでも起こりうる不運や波乱を避けることはできないことを知り、本当の幸せに気付いていく……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2014年10月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」

2014年10月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」

2025/06/01

2025/06/02

90点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
吹替

終盤、ティムが何気ない1日をやり直した時に何事にも精一杯向き合ってより良い1日にしたシーンがめちゃくちゃ良かった

コンビニでサンドイッチ買うとことか、怒られた同僚を慰めるとことかあんな風にも変わって見えるのはすごい

この映画のようにやり直しが効かない1度きりの人生だからこそ、1日1日を大切にしないといけないなと
瞬間瞬間を必死に生きる大切さ

2025/05/06

2025/05/07

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


レイチェル・マクアダムス推し

2025年5月6日
映画 #アバウト・タイム ~愛おしい時間について~ (2013年)鑑賞

タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた青年が、過去を変えて思いを寄せる女性との関係を進展させようと悪戦苦闘する

と、恋愛だけで終わるのかと思いきやその後の結婚生活も含めて成長していくのを描いていて素敵

2024/12/29

2024/12/29

85点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


ロマコメかと思ったら人生と家族についての良い映画だった

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
About Time
2013

Twitterでどなたかが推薦していたので観ました。とても良かった。ロマコメかと思ったら家族と人生についての感動的な映画だった。紹介してくれた方にお礼を言いたい。名前を記録しておけば良かった。

主人公ティム(ドーナル・グリーソン)は21歳になったある日、(最高にイカしてる)ビル・ナイ演じる父親から我が家の男性は過去に戻るタイムトラベラーなんだと打ち明けられる。戻れるのは自分の過去の人生だけ。ヒトラーを暗殺したりトロイのヘレンを寝取ったりは出来ない。未来にはいけない。

この能力を得たティムは妹キャサリン(通称キットカット・演:リディア・ウィルソン)の友達、素晴らしいブロンド美人シャーロット(輝くマーゴット・ロビー)の愛を手に入れようとするがタイムトラベルして告白をやり直してもうまくいかない。

暗闇レストランで知り合って最高に意気投合したメアリー(レイチェル・マクアダムス)と愛を育もうとしたが、、、

ティムとメアリーの恋愛は映画の半ばで成就する。2人の間に子供が産まれてお話はさらに続く。

結婚してめでたしめでたし、で終わりはなくて人生は続く。妹の不遇な人生、父親の病気。タイムトラベルでやり直せることもあるしやり直せないこともある。

キットカット「多分ね、私は落ちこぼれなの。どこの家族にもいる落ちこぼれ。人並みになれない、けつまずいて、人生終わってるの」

「世界一素晴らしい妖精みたいな妹」だったキットカットからこんな苦しい告白を聞かされるなんて辛い。

ほろ苦い人生ドラマ。毎日繰り返される日々を大切に生きる。『恋はデジャヴ』を思い出しましたね。

・ティムの部屋に「アメリ」のポスターが貼ってある。メアリーに、一目惚れしたのは前髪がアメリと似てるからかな?

・ビル・ナイ最高。粋でユーモアに溢れてて。こんなイケてるおじいさんになりたい。

・暴風雨の結婚パーティー。親友のスピーチ。最高でした。

忘れられない映画に、出会いました。

2024/06/29

81点

VOD/NETFLIX 
字幕


かけがえのない一度きりの人生

21歳になったティムは突然父親から一族の男にはタイムトラベルの能力があることを打ち明けられる。
ただし自分の過去にしか行くことは出来ない。
金儲けのためでなく理想の人生を歩むために能力を使うように父親に忠告されたティムは、この能力を愛のために使うことに決める。
しかしシャーロットという妹の友達と恋仲になるために何度もタイムトラベルを繰り返すティムだが、望んだ結果を得ることは出来なかった。
彼は気づく。タイムトラベルでは愛は得られないのだと。
時が経ち、弁護士として働き始めた彼は、メアリーと運命的な出会いをし恋に落ちる。
しかし同居人のピンチを救うためにタイムトラベルを使ったために、彼はメアリーと出会わない人生を選択してしまうことになる。
あの手この手で何度もタイムトラベルを駆使しながら、何とかメアリーとの出会いを取り戻そうとするティムだが、明らかに不自然で焦ったような素振りを見せる彼の姿がちょっとキモチワルくて面白い。
そしてティムは最愛の妹キットカットの力を借りながら、何とかメアリーと恋人の関係に持っていくのだが、何かひとつ失敗をする度に席を外してタイムトラベルで挽回しようとする彼の姿もまた滑稽だ。
特により刺激的なセックスで彼女を魅了するために、三度もタイムトラベルをするシーンには笑ってしまった。
この映画を観て、誰しもがティムのように過去に戻ってやり直すことが出来たらと思うだろう。
過去に取り返しのつかない失敗をしたり、大切な人に伝えるべき言葉を伝えられなかったりと、誰にも後悔のひとつやふたつはあるはずだ。
しかし失敗することが必ずしも人生にとって悪いことであるとは限らない。
ティムは何度も過去をやり直しながら最善の道を選ぼうとするが、実はそれによって閉ざされてしまう未来もある。
人生で起こることの意味は、ずっと後にならないと分からないこともある。
傷つくことやトラブルを避けて通る人生など、実はとても味気のないものだ。
そしてこの映画も、たとえタイムトラベルで過去を変えたとしても有意義な人生を送れるわけではないことを示している。
人生は一度きりしかないから尊い。
そしてやり直せないからこそ大切に出来るものなのだ。
この映画が示すのはかけがえのない一度きりの人生の素晴らしさだ。
人は予測することは出来ても、どうやっても未来を知ることは出来ない。
人は未来が分からないからこそ不安を感じるが、起こらない限りそれは現実にはならない。
一日の終わりに、たとえドラマチックなことは起こらなかったとしても、その日を無事に過ごすことが出来たのだとすれば、それはとても素晴らしいことなのだ。
視点を変えればどんなことでも尊いものに感じる。
分からない未来に目を向けるよりも、今を全力で生きることが幸せに繋がるのだと改めて考えさせられた。
同じ能力を持つために他の人たちとはまた違う絆で繋がるティムと父親の姿にグッと来るものがあった。

2024/06/08

2024/06/09

-点

映画館/千葉県/キネマ旬報シアター(旧TKPシアター柏) 


ビデオで観て良かった印象があったので映画館でも

映画館でかかっていたので、ビデオで観た1回目の印象が良かった本作を映画館で。随所に散りばめられた、ニヤリとしてしまうおもしろさ、ドロドロしないストレートにハッピーな愛、イギリスの海辺で暮らすお洒落な雰囲気、タイムトラベルして修正できる過去はあるけど、ズルい、と思わせない、お茶目な感じ。鑑賞2回目の今回は自分がさらに年を取ったせいか、まぶしすぎて寂しいような気持ちにもなりましたが、人気のある作品のようですし、私だけでなく、人の気持ちを逆立てずに素直に、いいなぁと思わせる雰囲気の作品だと思います。

2024/06/03

2024/06/04

65点

映画館/東京都/新宿ピカデリー 
字幕


役者揃い

リバイバル上映に行ってきました。カップルばかりと思っていたけどそうでもなかった(๑>◡<๑)

期待が高すぎたのか!?「きみに読む物語」レベルと思っていたら…全く違った( ̄◇ ̄;)

ある仕掛けを使って恋愛下手な主人公が愛しの人を見つけるのだが…

レイチェル・マクアダムス、「きみに読む物語」の時の方が断然魅力的だった。ティムの家族や周りにはとても魅力的な人たちがいたのだけど…父(ビル・ナイ)、妹のキャサリン(リディア・ウィルソン)、ハリー(トム・ホランダー)などなどたくさん。あまりときめきませんでした(−_−;)