ジャンゴ 繋がれざる者

じゃんごつながれざるもの|Django Unchained|Django Unchained

ジャンゴ 繋がれざる者

amazon
レビューの数

252

平均評点

79.9(1639人)

観たひと

2460

観たいひと

257

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 アメリカ
製作年 2012
公開年月日 2013/3/1
上映時間 165分
製作会社 The Weinstein Company=Columbia Pictures=Brown 26 Productions=Double Feature Films=Super Cool Man Shoe Too=Super Cool ManChu, Too
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「パルプ・フィクション」「デス・プルーフ in グラインドハウス」など暴力や犯罪を他映画作品へのオマージュを用いながら描くクエンティン・タランティーノ監督による西部劇。解放された奴隷が賞金稼ぎと手を組み、生き別れになった妻を取り戻すために生死を賭けた戦いに挑む。「Ray/レイ」で第77回アカデミー賞主演男優賞を獲得したジェイミー・フォックスが元奴隷のジャンゴを、「イングロリアス・バスターズ」で第82回アカデミー賞助演男優賞を獲得したクリストフ・ヴァルツがジャンゴの相棒となる賞金稼ぎを、「インセプション」「ディパーテッド」のレオナルド・ディカプリオが極悪人の農場主を演じるなど、錚々たる俳優陣が集結している。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

奴隷制度をめぐる対立が色濃くなる1859年アメリカ南部。賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)と出会い、奴隷を繋ぎとめる鎖から解放されたジャンゴ(ジェイミー・フォックス)。ジャンゴはキングとともに南部の指名手配犯を捕まえながら鍛錬を積み、奴隷市場で生き別れとなった妻のブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を探していた。そのブルームヒルダは、カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)が営むキャンディランドという農園にいた。カルヴィンは奴隷を鍛えあげ、奴隷同士を闘わせては楽しんでいる。ジャンゴは妻を救うため、極悪人カルヴィンに生死を賭けて立ち向かう。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年9月上旬号

MOVIE at HOME お家でDVD & Blu-Layを:DVDコレクション 「ジャンゴ 繋がれざる者」発売記念 SPECIAL INTERVIEW 鬼才・石井隆はタランティーノをどう見たか

2013年8月上旬号

MOVIE at HOME お家でDVD & Blu-Layを:DVDコレクション 「ジャンゴ 繋がれざる者」

2013年3月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「ジャンゴ 繋がれざる者」

2013年3月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「ジャンゴ 繋がれざる者」

巻頭特集「ジャンゴ 繋がれざる者」:インタビュー クエンティン・タランティーノ(監督)

巻頭特集「ジャンゴ 繋がれざる者」:作品論

巻頭特集「ジャンゴ 繋がれざる者」:コラム ジャンゴは“D”を発音しない

巻頭特集「ジャンゴ 繋がれざる者」:コラム 遊劇性と批評性の破裂

巻頭特集「ジャンゴ 繋がれざる者」:エッセイ 黒い英雄神話

巻頭特集「ジャンゴ 繋がれざる者」:エッセイ “奴隷根性”の映画

2024/10/12

2024/10/12

70点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


何で前はそんなに大喜びしたんだっけ

ジャンゴ=ジェイミー・フォックスは精悍でスタイルが良くてカッコいい。クリストフ・ヴァルツは「イングロリアス」ほどのケレン味はないけど、詐欺師の演技もうまい。ファンになりそうだ。召使長のサミュエル・J・ジャクソンは、うますぎて誰だかわからなかった。幅が広い!!デカプリオは、嫌ったらしい富豪が似合いすぎて、本当はこういう人なんじゃないかと思ってしまう。ここまでの4人の演技が本当にすごい。殺戮しすぎのバイオレンス映画だと思うけど、彼らの演技の迫力が。特にデカプリオだな…彼の華やかさ。一人で映画のエネルギーの大半を放出してるような。

11年前に見たときは、これほどの殺戮のかぎりをつくしてる映像を見ながら、私は「サイコ―」とか感想に書いている。KKKの頭巾の縫い方は確かに面白かったけど、二度目に見てもそれほどバカ笑いはできない。当時は仕事のストレスが相当たまっていたことがうかがわれる…。肉片が飛び散るのとか、今はもういいよという気持ち。

ジャンゴかっこよかったし、ブルームヒルダ美しかったけどね。

2024/09/23

2024/09/23

90点

選択しない 


エムズキッチンのうめちゃんのおすすめ。ジャンゴとドクターの賞金稼ぎコンビが奴隷として使われている妻を救済に行く。ドクターはドイツ人。ナチスを徹底的にやっつけた映画の罪滅ぼしともとれる。黒人の奴隷に賛同できないドクターは結局、大物経営者を奴隷の恨みが頭によぎり、売ってしまい、自分も殺される。ジャンゴは奴隷として輸送されるが、うまくいいくるめて脱出。妻を助ける。建物はダイナマイトで爆破。残酷だがスカッとするラストになる。音楽がどれもマカロニウェスタン的ないなたい音楽で面白い。

2024/08/22

2024/08/22

85点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


監督としての円熟味を増した傑作、サスペンス感漲る壮大なドラマ

ネタバレ

クエンティン・タランティーノは「10本撮ったら監督を辞める」と言っているそうだが、本作は7作目(キル・ビル2作は、1作と見なす様だ)。「レザボア・ドッグス」と「パルプ・フィクション」で切れ味鋭く、意味なさそうで面白い会話で世間を驚かせた後、「ジャッキー・ブラウン」と「キル・ビル」で女性ヒーローを描き、「デス・プルーフ in グラインドハウス」でちょっと休憩して、いよいよ「イングロリアス・バスターズ」で大作に取り組み、次が本作「ジャンゴ 繋がれざる者」だ。
本作では、奴隷が恰好良い殺し屋となり、愛する女性を助け出すファンタジー。劇中で、デカプリオが「何故奴隷は反乱を起こさないのか?それは、脳の隷属部分が大きいだからだ」などと語らせているが、まさに、そんな醜い白人の思い込みをバッサリぶった切る快作。ここまでやるからには、徹底的に奴隷が味わった残忍な拷問や辛酸な言葉を描き切る必要があるが、それがまた「現代では、人種差別だ」とマスコミやスパイク・リーから叩かれる、というオマケ付だった。私の様な戦後サラリーマン日本人は、画一された会社人間社会しか知らないので人種問題に疎いが、ここまでやる、という監督の意気込みを感じた。そして、ラストで豪邸を見事なまでに一瞬で爆破してみせる爽快さ。

備忘メモ:
奴隷を拷問したり残虐するシーンは、生々しくもドラマティックだった。これを見るんだ、これが昔起きたことなんだぞ、と言わんばかりに。
デカプリオの豪邸での夕食シーン、愛する人を救い出すのが真の目的であることがバレてしまう過程の描き方は緊張感満載だった。怒りにグラスを叩いて血を流すシーンは本物のデカプリオの血だそうだ、いわゆる、撮影中のハプニングだったそうだ。その血で、彼女の顔をふくシーンはもちろんアドリブだったんだろう、鳥肌が立った。

2024/08/11

2024/08/12

80点

テレビ/有料放送/WOWOW 
吹替


また観た

過去の西部劇のエッセンスをたっぷり詰め込んで、タランティーノ監督が味付けをした。そんな風な西部劇でラストはもう痛快。

2024/04/23

2024/04/23

80点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


タランティーノ、派手にやらかしてるね。

2024/04/04

2024/04/04

85点

選択しない 


こりゃあ、歌舞伎だなあ。の巻

色彩も音楽も演出も全てド派手で、
出てくる男達が際立ってカッコいい。
トルク感のある展開力で見るものの
一寸先をグイグイ引っ張る。

馬車の上、バネで揺れる臼歯🦷看板?
には笑った。

兎に角、どの場面も迫真、突き詰める
歌舞伎のミエに似る。

見終わって時計を見て、驚いた。
全く長い映画ではない。

劇画の実写版だな。振り回すゲンコツが
隣のフレームを突き破るような。

兎に角
心の調子を整えるには
最高の作品。