E.T.

いーてぃー|E.T. The Extra Terrestrial|E.T. The Extra Terrestrial

E.T.

レビューの数

140

平均評点

79.3(1204人)

観たひと

2253

観たいひと

75

A UNIVERSAL PICTURE (C)2024, 1982 UNIVERSAL STUDIOS

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / ファンタジー
製作国 アメリカ
製作年 1982
公開年月日 1982/12/4
上映時間 115分
製作会社 ユニヴァーサル作品
配給 ユニヴァーサル=CIC
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

宇宙人と地球の子供たちの交流を描くSFファンタジー。スティーブン・スピルバーグとキャスリーン・ケネディが製作に当り、スティーブン・スピルバーグが監督。脚本は「マジック・ボーイ」のメリッサ・マシソン、撮影はアレン・ダヴュー、音楽はジョン・ウィリアムス、E・T創造はカルロ・ランバルディ、視覚効果はデニス・ミュレンの監修によりILMが担当。出演はディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ピーター・コヨーテ、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモアなど。2025年1月24日より『スティーヴン・スピルバーグIMAX映画祭』にて上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

アメリカ杉の森に、球形の宇宙船が着地し、なかから小さな宇宙人が数人出てきた。彼らは地球の植物を観察し、サンプルを採集する。1人だけ宇宙船から遠く離れた宇宙人が、崖の上から光の海を見て驚く。それは郊外の住宅地の灯だった。突然、物音がした。宇宙船の着陸を知った人間たちが、宇宙船に向かってきたのだ。宇宙船は危険を察知して離陸する。先ほどの宇宙人1人は、地上にとり残された。その頃、住宅地の1軒では、少年たちがカード遊びをしていた。10歳のエリオット(ヘンリー・卜ーマス)は、小さいという理由から、兄マイケル(ロバート・マクノートン)らの仲間にいれてもらえず、くさっていた。ピッツアの出前を受け取りに外へ出たエリオットは、物置小屋で音がしたことに気付いて、みんなを呼びよせた。しかし、中には誰もいなかった。深夜、エリオットはトウモロコシ畑で、宇宙人を目撃。翌日、夕食をたべながら、エリオットは宇宙人を見たことを話すが、誰も信じない。「パパなら…」というエリオットの言葉に、母のメリー(ディー・ウォーレス)は動揺する。パパは愛人とメキシコに行っているのだ。その夜もふけ、エリオットがポーチで見張っていると、宇宙人が彼の前に姿を現わす。エリオットは宇宙人を部屋に隠した。翌日、エリオットは仮病をつかって学校を休み、宇宙人とのコミニュケーションを試みた。そして帰宅した兄、妹ガーティ(ドリュー・バリモア)に紹介する。宇宙人は太陽系を遠く離れた星からやって来たことを、超能力でボールを宙に浮上させて説明した。次の朝、エリオットにマイケルの友達が、「怪物がいたか」と尋ね、宇宙人だと聞かされると、「ではエキストラ・テレストリアルだな」という。こうして宇宙人は以後、エキストラ・テレストリアルを略してE・Tを呼ぱれることになる。学校で授業をうけるエリオットと家にいるE・Tとの間に心が通いあい、E・Tが冷蔵庫からビールを取り出して飲むと、学校のエリオットも酔っぱらう。E・TがTVで「静かなる男」を見て、ジョン・ウェインとモーリン・オハラのキスシーンに見とれていると、学校でエリオットがかわいい女の子にキスをする。E・TはTVの「セサミストリート」を見ながら、英語を覚え、家に電話したいといい出す。E・Tはノコギリや傘を使って通信器を作る。ハロウィーンの夜、子供たちはE・Tに白い布をかぶせて森に連れ出し、E・Tは故郷の星に連絡をとる。翌朝、E・Tは瀕死の状態となり、エリオットが彼を家に運ぶ。E・Tを始めて見て、驚くメリー。突然、宇宙服を着た科学者たちが家にやって来た。NASAの科学者キース(ピーター・コヨーテ)がエリオットに「私も10歳の時からE・Tを待っていた」と話しかける。E・Tは死亡し、最後のお別れをエリオットがしていると、E・Tの胸が赤くなる。彼は死んでいなかったのだ。エリオットは兄妹、兄の友人グレッグ、スティーブ、タイラーの協力を得て、E・Tを森に運ぶ。後を必死に追う科学者の一団。森の空地に着地した宇宙船に乗り込むE・T。宇宙船が消えたあと、空に美しい虹がかかった。

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スペシャル・セレクション:E・T

試写室:E・T

2025/10/26

2025/10/27

70点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


今回はスピルバーグの世界に引き込まれなかった

今回はスピルバーグの世界に引き込まれなかった。異星人と子供達との交流という物語についてスピルバーグの描く世界に違和感を感じてしまったからだと思う。物語の世界に少しでも違和感を感じてしまうと納得感もなくなり物語への没入感もなくなってしまう。その原因の一つはE. T.の容姿やしぐさにあるのかもしれない。「未知との遭遇」の時には、未知との遭遇のプロセスが中心で、E. T.の容姿はシルエットだけで見る側にゆだねられていた。しかし、今回はE. T.そのものが中心で、その容姿やしぐさが前面に出てくる。このE. T.の容姿やしぐさに違和感を感じてしまったということのような気がする。公開当時、映画館へ足を運んで観て感動したことを覚えており、楽しみにして観ただけに少し残念だった。自分の方が変わったということだと思うが、40年も前の作品なので当然と言えば当然だが・・・。

2025/09/23

2025/09/23

-点

映画館/東京都/イオンシネマ多摩センター 
字幕


子供の時にだけあなたに訪れる不思議な出会い

"GO"
"Stay"

午前十時の映画祭15にて鑑賞。
地球に取り残された地球外生命体と、10歳の少年との交流を描いたSFファンタジー。
言うまでもなく、スティーヴン・スピルバーグ監督の代表作のひとつである。
「フェイブルマンズ」(2023)を観て以来、最もチェックしないといけないと思っていた作品。しかしながら、自分はどちらかというと「プライベート・ライアン」や「シンドラーのリスト」、「インディ・ジョーンズ」の方が管轄だと思っているフシがあり、SF系のスピルバーグ作品はあまり手を出していない。本作も25年前に一度観たきりで、「フェイブルマンズ」鑑賞後、エラそうに「E.T.は重要だ」などと宣いながらずっとほっぽらかしてきた。
そして2年の月日が流れ去り、ようやく残課題に取り組むことに。「フェイブルマンズ」の話を持ち出したことから「あっ...」と思われただろうが、気にしたのは「地平線」である。
「地平線が上にくれば画は面白くなる。下にきても画は面白い。しかし真ん中に持ってくるとその画はつまらなくなる」と、サミュエル・フェイブルマン少年はジョン・フォードから教えられた。ではどの作品が地平線の位置によって最も出来を左右されるかと言われれば、当然「E.T.」だろう。
結論、相当地平線の位置には神経を使っていたように思える。人間側の主人公はエリオットを含む子供達であるため、スピルバーグ監督は撮影時に目線を極端に下げた。子供目線を表現する目的でである。となれば、基本的に地平線の位置は高くなる。そしてE.T.も含め子供達の脅威となる存在の大人達は下半身しか見えない。そして見上げれば太陽を背にした影として顔がほとんど見えない。この時地平線は極端に下がる。そして(ヒッチコック「めまい」を意識したらしいが)節目で丘の森から街を見下ろすシーンが入る。見下ろすからまた地平線は高い。そして閑静な住宅街にも関わらず、エリオットの家の庭の草は異様に背丈が大きいから自然と目線が上にいく。この地平線の上げ下げで目線を巧みに操り、子供目線の大人の怖さがよく伝わってくるのである。
「フェイブルマンズ」ネタでいうともうひとつ、やはりエリオットの部屋には鉄道模型があった。スピルバーグ監督自身と同じくエリオットの両親も別居中である。E.T.の造形は10歳で両親の離婚を経験したスピルバーグ監督の想像上の友達だというから、SFとはいえ監督自身の原風景なのだろう。
自分はエリオットほど柔軟ではないので、E.T.は今でも不気味だと感じてしまう。なので序盤はあまり入り込めなかったが、最初に自転車で空を飛んだあたりから徐々に良さが分かってきた。「未知との遭遇」(1977)もそうだが、それまで侵略者としてしか描かれなかった地球外生命体をひとつの生物として再定義し、人類とのコミュニケーションに転換した点に、SFにおけるスピルバーグ監督の功績はある。

2025/09/06

95点

選択しない 


何度みても名作

何回目の視聴かわからないが、何度みても素晴らしい。e.t.を調査してた団体がなんなのか、そもそもe.t.は何の星から来たのか、そんな細かい設定など説明せず、エリオット一家の状況とe.t.との心のつながり、そして避けられない別れをファンタジックに写す。e.t.の優しさにとにかく心が温まる。イツモココニイルヨ、物語の締めくくりがとにかく素晴らしい。

2025/05/19

2025/05/19

60点

選択しない 
字幕


名シーンは多いがストーリーは結構雑だった(^^;;

この映画、公開時に見て面白かったはずなんだけど、今見ると細かいことが気になっちゃう。

そもそもetたちはなぜ地球にいたのか、とか、地球外生命との遭遇にしては子供たちにしてやられすぎではないかとか、宇宙との通信機器があんなに簡単に作れてしまうのかとか(^^;;

とはいえ、自転車で空を駆けたり、指と指で友情を示したり、印象的なシーンがいっぱいでそれだけでも懐かしくて楽しめました(^^;;

2025/05/01

2025/05/02

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


また観た

孫たちと観たが、同じ場面でハラハラしたり、笑ったりと世代に関係なく観られる映画だ。

2025/04/01

2025/04/03

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 
字幕


古さを感じる映像もむしろいい

観たことあるような無いようなという状態でいまさら観ました(最後の方の無菌室みたいな状態にされるところは見覚えがありました)。

ストレートにジュブナイル。なのでストーリー自体は単純。
それでも大人が観ても面白く観られる盛り上がり(今の感覚で観ると気味ではありますが)。

どう観ても可愛く無いETのデザインでよく作ったなと思ったりしますが、それはそれで反ルッキズム的な意味も今はあるかなと思い直したり。