オーロラの彼方へ

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オーロラの彼方へ

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レビューの数

49

平均評点

78.9(375人)

観たひと

598

観たいひと

79

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 2000
公開年月日 2000/12/9
上映時間 117分
製作会社 New Line Cinema
配給 ギャガ=ヒューマックス
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演デニス・クエイド Frank Sullivan
ジム・カヴィーゼル John Sullivan
ショーン・ドイル Jack Shepard
エリザベス・ミッチェル Julia 'Jules' Sullivan
アンドレ・ブラウアー Satch DeLeon
ノア・エメリッチ Gordo Hersch
メリッサ・エリコ Samantha Thomas

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「インナー・スペース」のデニス・クエイドと、「シン・レッド・ライン」のジム・カヴィーゼルが、時を隔てて協力し合う親子を演じるファンタジーサスペンス・ヒューマンドラマ。脚本は「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」のトビー・エメリッヒ。監督は「真実の行方」のグレゴリー・ホブリット。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

恋人との別離に苦悩する刑事ジョン(ジェームズ・カヴィーゼル)にとって、30年前に殉職した消防士の父フランク(デニス・クエイド)は、誰よりも妻を愛し、息子のジョンを「リトル・チーフ」と呼び、とびきりの愛情を注いでくれたかけがえのない存在だった。もし父が生きていたら…そう思わない日は一日たりとてなかった。ある日、ジョンはクローゼットの奥から父の形見の無線機を発見する。オーロラの輝く夜、ある男との交信に成功したジョンは、無線機の向こうで男が自分の子供に「リトル・チーフ」と呼びかけるのを聞き、愕然とする。ジョンが無線機で交信した男は、なんと30年前に死んだ父フランクだったのである。くしくもその日は消防士の父が救助中に事故死する、まさにその前日であった。ジョンは必死にフランクに別の脱出ルートを使えば助かることを伝える。翌日、無線機の前で祈るジョンの目に信じられない光景が映った。机の上に彫り込まれていくメッセージ…「まだ生きてるぞ」。それは未来が変わった瞬間だった。だが、このことによって全く予想もしなかった大事件が発生してしまうのであった…。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2023/05/08

2023/05/08

75点

購入/DVD 
字幕


ニューヨークの上空に現れたオーロラが引き起こした不思議な事件の顛末。オーロラが出ると過去と無線で話すことができる。30年前の父親と話す刑事が人命救助のさなかに死ぬはずだった消防士の父親を助けたことで、連続殺人の犯人が犯行を続けることになる?バタフライ効果?を巧みに織り込んだ一風変わったお話。都合のいい矛盾で話が壊れそうなところを巧みにサスペンスに変えるあたりは見事。

2022/05/17

2022/05/17

95点

VOD/U-NEXT/購入/テレビ 
字幕


魔法の言葉ヤフー

ファンタジーサスペンス
時空を超えた家族愛
ラストの格闘シーンデニスクエイドがかっこいい

2021/08/14

2021/08/14

79点

VOD/U-NEXT 

・一種のタイムリープ作品 バタフライエフェクトの基のような作品で、無線機を介して過去
 の父親にメッセージを送り、未来(現在まで)を何度も書き換える 脚本が丁寧で一見
 難解な作品になりそうな物の、父母の幸せな人生の為だけに行動することでシンプルに
・とにかく万人に安心しておすすめできる作品 ファンタジー+親子愛+犯人捜しサスペンス
 とてんこ盛り 物語のロジックもしっかり構築されていて解りやすい
・過去の野球の知識がタイムリープ無線の説得力を産む構成は上手い 父親だけで無く
 刑事にも説得力が出る
・冒頭に「ナイチンゲール殺人事件」の言葉を配置していることが巧み 3人の被害者が
 10人に増えることで、タイプリープ無線の危険性も理解できる
・警察官のナイチンゲール殺人犯との対峙 最終的には現代で親子協力で倒す 後の
 野球場での親子三代での草野球の多幸感 バタフライエフェクトとは異なりハッピーな
 結末で安心
・友人にヤフーの将来性について知らせ、前半に株価上昇のコメント、最後にはベンツの
 車のナンバープレートがヤフーに 小技が聞いている

・結局は主人公親子の幸せのための行動 その他の人に影響出ていないかが心配

2020/09/12

2020/07/17

80点

VOD/U-NEXT/レンタル/タブレット 
字幕


都合良すぎる

ネタバレ

オーロラの影響で過去の父と無線で会話が出来るという設定。
死んでしまった父。過去に介入を始めてしまう。
過去は変えられなくても、伝えられなかったなにかを伝えられたとか、トラウマを解消できたとか、そういう話でも充分なのに、この作品は暴走する。
父の事故死を救出した事で、大きく変化が起きる。母親が殺されるタイムラインとなる。父が容疑者になったりのてんやわんやで、現在の自分の危機も交えて、死ななかった父が救出に来るというお話。
うだつの上がらなかった人生も、妻と子供にも恵まれて、両親ともに現在で、弟は株でリッチになっている、という、超都合の良いラストになっていた。もっと感動作かと思っていたが、改めて見返して見ると、なんとも、勝手なストーリーである。
ファンタジーにもほどがある。
過去が変わると現在も変わる。写真であったり、そういうトリックは、バックトゥザフューチャーっぽい。どちらが先だったか分からないが、コメディー色が強くなる。
感動作に見せかけてコメディーでしたと言ってるような終わり方である。無線が流行った時代があった。今で言えば、ネットでチャットする楽しさのようなものだろうか。
この設定であれば、もっと、良い作品になり得たと思う。
クリストファーノーランが、フィールドオブドリームスと本作を融合させてインターステラーとして完成させたようにも思う。
火災で亡くなった背景には、主人公を救うかどうかの二択を迫られて、父は息子のために、自分の命を犠牲にする。そんなストーリーであるべきだ。
フェアじゃない。そんな気分が強くなった。

2020/02/07

2020/02/07

90点

選択しない 
字幕

面白かった。オーロラが過去と現在を繋いで、
死んだはずの父親と交信させる。
無線っていうのもまた前時代的で良い。
ジョンとフランクが少しずつ過去を変えて行く
ナイチンゲール事件も防げる所は未然に(?)防げた。
財布のシーンは良かった。
最後ジャックをフランクが撃ち抜くシーンは鳥肌がたった。30年越しのお返しだというセリフもまさにその場で連動してたのか。
ただジャックが生きてたことと、フランクがあの場に居合わせたこと、あれは少し御都合主義かなと感じた。
全体的に伏線回収が鮮やか。
フランクがアメリカ人の古き良き、そして強い男である父親、みたいなのも良かった。ちょっと違うかもしれないけどダイハード的な笑
消防士なのに頑張りすぎでしょ笑
タイムスリップ系はバックトゥーザフューチャーが有名過ぎるけど、これももっと有名になるべきなのにな。

追記
タイムスリップ系はワールドシリーズが出がち。
アメリカ人にとって、ある年を印象付けるのはやっぱりワールドシリーズなのか?笑

2020/01/30

2020/01/30

76点

選択しない 


藤田和日郎ご推薦ゆえに見た

この裏でまゆしーが5000人ぐらい死んで、士郎は「…じゃない!なんかじゃない!」って言って過去改変を全否定してくるような映画。
アメリカ的というかバックトゥーザフューチャー的お気楽さを持ってこそ楽しめる映画。
この手の作品(過去改変SF)全般に言える事だけど色々な矛盾に目を瞑らないと楽しめないので個人的にはあまり得意じゃない