ハート・ロッカー

はーとろっかー|The Hurt Locker|THE HURT LOCKER

ハート・ロッカー

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レビューの数

121

平均評点

74.2(979人)

観たひと

1625

観たいひと

87

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2010/3/6
上映時間 131分
製作会社 Voltage Pictures=First Light Production=Kingsgate Films
配給 ブロードメディア・スタジオ(提供 ブロードメディア=ポニーキャニオン)
レイティング PG-12
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演ジェレミー・レナー SFC William James
アンソニー・マッキー Sgt. JT Sanborn
ブライアン・ジェラティ Spc. Owen Eldridge
レイフ・ファインズ Contractor Team Leader
ガイ・ピアース SSG Matt Thompson
デヴィッド・モース Colonel Reed
エヴァンジェリン・リリー Connie James
クリスチャン・カマルゴ Col. John Cambridge
サム・スプルエル Contractor Charlie
サム・レッドフォード Contractor Jimmy
バリー・ライス Contractor Chris
エリン・ガン Mortuary Affairs Officer
ジャスティン・キャンベル Sergeant Carter
マルコム・バレット Sergeant Foster
クリストファー・ライアン・ウィンターズ Soldier
J・J・カンデル Guard at Camp Liberty Market
ライアン・トレモン Guard at Liberty Gate
マイケル・デサンテ Iraqi Translator
ベン・トーマス US Army Medic
オマー・マリオ Butcher
フレミング・キャンベル Soldier at Airfield
ケイト・マインズ Soldier

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

イラクの最前線に駐留を続ける米軍爆弾処理班の危険で過酷な任務の実態を描く。「告発のとき」の原案担当マーク・ボールの現地取材に基づく脚本を、「K-19」のキャスリン・ビグローが監督。全米監督協会賞などで監督賞を受賞したほか、オスカー9部門にノミネート。主演は「ジェシー・ジェームズの暗殺」のジェレミー・レナー。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

2004年夏、イラクのバグダッド郊外に駐留するアメリカ軍。そこに所属する爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも、最も死を身近に感じながら爆弾処理を行うスペシャリストたちだった。ある日も、ブラボー中隊はいつものように爆弾処理を行っていたが、退避しようとしたその瞬間に爆弾が爆発。1人が殉職してしまう。その後、新しく中隊のリーダーに就任したのはウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)。だが彼は、基本的な安全対策も行わず、まるで死を恐れないかのように振る舞い、周囲を驚かせる。一瞬の判断ミスが死に直結する爆発物処理班の任務の中、補佐するJ・T・サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とオーウェン・エルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラディ)は、徐々にジェームズへの不安を募らせていく。彼は、虚勢を張るただの命知らずなのか、それとも勇敢なプロフェッショナルなのか。そんな男たちの思いとは関係なく、激しい戦闘が繰り返される日常は続き、爆弾処理の日々が過ぎていく。ブラボー中隊の任務明けまで、あと38日……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2010年4月下旬号

評論家発映画批評:「ハート・ロッカー」

2010年4月上旬号

REVIEW 外国映画:「ハート・ロッカー」

評論家発映画批評:「ハート・ロッカー」

2010年3月下旬号

巻頭特集「ハート・ロッカー」:キャスリン・ビグロー監督インタビュー

巻頭特集「ハート・ロッカー」:LAリポート 本国での高評価と興行価値

巻頭特集「ハート・ロッカー」:映画の巧さと、一抹の居心地の悪さ

巻頭特集「ハート・ロッカー」:「ハート・ロッカー」が描いたもの、描かなかったもの

巻頭特集「ハート・ロッカー」:「ハート・ロッカー」は「西部劇」

巻頭特集「ハート・ロッカー」:キャスリン・ビグローが描きたかったこと

巻頭特集「ハート・ロッカー」:イラク戦争を描いたアメリカ映画たち

2024/07/10

2024/07/10

76点

テレビ/無料放送/BS12 トゥエルビ 
字幕


戦争って・・

コレは凄く考えさせられた作品だった。戦争ってホントイヤだし、なぜなくならないんだろうとつくづく思ってしまう。人類ってホント愚かだよなぁ・・・。

2024/07/10

2024/07/10

84点

選択しない 


よくわからないまま戦う怖さ

全編、細かい説明はせず、一定の距離を置いた乾いたタッチで描いており、おかげで何処に爆弾がわからない怖さだけでなく、周りの民間人がただの見物人なのか、テロリストなのか分からない怖さや、戦場において、今どういう状況なのかハッキリしないまま戦っている感じがあり、実に緊張感たっぷりで怖い。もっと言えば、この戦争の意義や目的すらわからないまま戦っている怖さがある。
 新リーダーとなる主人公はヒーロー然としていないし、かといってステレオタイプの戦争中毒者でもない人物。あれだけ優秀なのに、久しぶりに家に戻った際、スーバーで、陳列されている沢山のシリアルの前で呆然とする描写など妙にリアルな可笑しさがあった。

2010/03/18

2024/06/18

80点

映画館/東京都/新宿武蔵野館 
字幕


危険に対して麻痺する爆弾処理の仕事(劇場公開時の感想)

イラクにおける爆弾処理の仕事は、爆弾の数が多い上に、
現地の人々のための仕事であるにもかかわらず、
彼らに感謝されるどころかアメリカ軍ということで憎まれていて、
その上避難もせずに危険な現場のそばに居続け、
その中には爆弾を仕掛けた者が遠隔操作で爆破させようとしていることも考えられる。

何百日間も続くうんざりするほどの日常、
任務の危険な状況に対して慣れを通り越して麻薬のように感じてしまうこと、
そして自分の代わりがいないという現状からの使命感など、
兵士たちの様々な想いを真面目に描いた映画だった。

(以上、劇場公開時に書いた感想に、若干の手直しをした文章)

2022/08/18

2022/08/18

78点

選択しない 


依存するということ

この作品を戦争映画としてだけ鑑賞するのは勿体ないのかもしれない。戦場の非人道性、人間性の喪失、反戦映画、戦争に正当性はあるのか、勝者の不在etc…、それもあるけれどそれだけでこの映画を判断していいのだろうか。公開当時、実際の戦場とのリアリズムで物議をかもしたようだが、わざわざドキュメンタリー調に作ってあるが実はリアリズムは二の次だ。
この映画に描かれているのは依存していく人の姿だ。ほとんどの人間は主人公が息子に語ったように、人生をかけて「大好き」なものを持つことは少ない。人生を壊してまで追い求めるものを持つことは少ない。それを生きがいというか依存というか「中毒」というかは所詮他人だ。戦争映画としてだけでなく楽しめた。

2022/08/14

2022/08/14

72点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 


爆発物処理班

すごい緊張感のある映画。
爆発物を処理すると言うことは一歩間違えば自分の死に直結する。爆発物処理に携わるチームと班長との友情と反目を描いている。班長は度胸が据わっているが、他の二人は恐る恐る。
爆発物と隣り合わせのイラン人の日常もすごい。

2022/08/07

2022/08/07

-点

テレビ/無料放送/BS12 トゥエルビ 
字幕


アメリカ人のための戦争映画

臨場感を出すためか、カメラワークがドキュメンタリー風、なので凄く疲れる。
あくまでドキュメンタリー風なので、作りもんなんだよなと気づくと、なんともチープと思えるシーンもある。
男性がバカっぽく描いてあるのは、女性監督ならではの戦争映画と言えるかも。