ビッグ・フィッシュ

びっぐふぃっしゅ|Big Fish|Big Fish

ビッグ・フィッシュ

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レビューの数

113

平均評点

77.5(1033人)

観たひと

1796

観たいひと

169

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2003
公開年月日 2004/5/15
上映時間 125分
製作会社 ジンクス・コーエン・カンパニー=ザナック・カンパニー
配給 ソニー・ピクチャーズ
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

自分の人生をお伽話のように語る男と、彼の家族との絆を描いた感動作。監督は「PLANET OF THE APES/猿の惑星」のティム・バートン。脚本は「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのジョン・オーガスト。原作はダニエル・ウォレスのベストセラー小説。撮影は「PLANET OF THE APES/猿の惑星」のフィリップ・ルースロ。音楽は「PLANET OF THE APES/猿の惑星」「シカゴ」のダニー・エルフマン。美術は「オー・ブラザー!」のデニス・ガスナー。編集は「PLANET OF THE APES/猿の惑星」「トリプルX」のクリス・リーベンゾン。衣裳は「シカゴ」のコリーン・アトウッド。出演は「スター・ウォーズ」シリーズのユアン・マクレガー、「背信の行方」のアルバート・フィニー、「あの頃ペニー・レインと」のビリー・クラダップ、「私は『うつ依存症』の女」のジェシカ・ラング、「PLANET OF THE APES/猿の惑星」「記憶のはばたき」のヘレナ・ボナム=カーター、「スパイキッズ」シリーズのスティーヴ・ブシェミ、「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」のダニー・デヴィート、「マッチスティック・メン」のアリソン・ローマン、「銀幕のメモワール」のマリオン・コティヤールほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

自分の人生をお伽話のように人々に語り続ける有名な男、エドワード・ブルーム(アルバート・フィニー)。未来を予見する魔女(ヘレナ・ボナム=カーター)のこと、若き日の自分(ユアン・マクレガー)が一緒に旅した巨人カール(マシュー・マグローリー)のこと、人を襲う森とその先にある美しい町のこと。そんな彼の話には誰もが楽しい気分になった。しかしジャーナリストとして活躍する息子のウィル(ビリー・クラダップ)は、自分の結婚式の祝宴でエドワードが巨大魚の話をして注目をさらってから、父親に憤りを抱いている。しかしある日、母親のサンドラ(ジェシカ・ラング)から、患っていた父の容態が悪化したとの報告。ウィルは出産間近の妻、ジョセフィーン(マリオン・コティヤール)と共に実家へと向かった。エドワードは一日のほとんどをベッドで過ごしつつも、相変わらず思い出話を語っている。ジョセフィーンはサンドラとの恋愛話を聞かされ、そのロマンティックな内容に心を打たれた。だがウィルはそれが事実ではなく作り話であることに苛立つ。しかしそんな時、ウィルは、エドワードの話の中に出てきた彼の戦死を告げる電報をサンドラが見つけたことで、お伽話の中に真実が隠されていたことに気づき衝撃を受ける。間もなくエドワードの様態は急変。人生の最期を迎えようとする父に、枕元でウィルは父の物語を豊かに創作して語って聞かせる。そしてエドワードの葬式には、彼の物語に出てきた人々がたくさん集まってくるのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2004年8月上旬特別号 創刊85周年記念特別号1

日本映画紹介/外国映画紹介:ビッグ・フィッシュ

2004年6月下旬特別号

劇場公開映画批評:ビッグ・フィッシュ

2004年5月下旬号

特集 「ビッグ・フィッシュ」:ティム・バートンの軌跡、ティム・バートン監督 インタビュー

特集 「ビッグ・フィッシュ」:作品評

2025/01/04

2025/01/04

70点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


誇大妄想癖のある父親に対し不信感と反面的な愛情がない交ぜになったような感情を合わせもつ息子が周囲の人との関係から、次第に父親の実像への思いが変化する様を描いたハートウォーミングストーリー。T・バートン監督ならではのファンタジックな雰囲気が満載で、父親の若い頃(ユアン・マクレガー)のエピソードはおとぎ話のような趣がある。A・フィーニー、J・ラングの渋さに対してまだ若々しいM・コティヤールの美しさが印象的。

2003年

2024/07/10

70点

選択しない 


夢物語

 父親エドワードを演ずる年老いたアルバート・フィニーと若き日のユアン・マクレガーが同一人物に見えなくて困った。困ったが、二人がかけ離れた容貌だけに、思い出話の荒唐無稽さと共に自分をユアン・マクレガー並みに美化しているとも見て取れる。
 根も葉もない絵空事なのか、それとも現実なのか。父親が息子に贈る夢物語だ。息子は反発しながらも現実と絵本のような空想のはざまを行き来して父親の人生に引き込まれていく。そしてついには父親の最後の物語を完結させて見送る。
 ティム・バートンのユーモアあふれるファンタジー世界を十分堪能した。

2024/06/17

2024/06/18

92点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 


映画の夢が詰まってる

日常生活に魔法のパウダーをふりかけたような楽しさ。希望、笑い、愛。
子供の頃、初めて映画館で観た洋画はキングコング。そのヒロインを演じていたジェシカ・ラングが美しい役どころを演じていて嬉しい。

2024/06/16

2024/06/16

77点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 
字幕


作り話の意味

ネタバレ

 作り話が過ぎる父のエドワード(ユアン・マクレガー~アルバート・フィニー)と、そのほら話に嫌気がさして、父とは断絶している息子のウィル(ビリー・クラダップ)。父の死期が迫り、和解できるか、という話。

 ティム・バートンの得意な、独特な、幻想的な世界観は、面白いと思ったが、ウィルが父のことを理解するのがあまりに遅くて、何だか退屈してしまった。

 そして、ラスト10分で、父の最期を迎える時に、ウィルがすべてを理解したかのように、自分で話を作って父に話しながら、父を見送っていく所は圧巻、この瞬間の為にこの映画はあったのだ、と思えるほどだった。

 身近にいる人ほど、その人のことを理解できない所はあるのかもと思う。

 ティム・バートンの映画を久しぶりに観る。「シザーハンズ」が最も好きだったので、そちらをまた観たいと思う。

2024/05/27

2024/06/10

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


女優陣も豊か

◎ ティム・バートン印の作品だが、それほど臭くない。彼はやり過ぎない方がいい。
◎ いい俳優がたくさん出ている。父と息子の話だが、脇に回る女優陣も豊か。主人公の母親がジェシカ・ラングで、マリオン・コティヤールだなんて。ヘレナ・ボナム・カーターには目をつもろう。

2024/06/07

2024/06/08

80点

VOD/NETFLIX/レンタル/タブレット 


とにかくストーリーテリングの上手さが素晴らしく、ラストの感動は前半のうちは予想もしていなかった。「物語」って良いな…。