サイドウェイ

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サイドウェイ

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レビューの数

43

平均評点

71.4(292人)

観たひと

471

観たいひと

40

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2004
公開年月日 2005/3/5
上映時間 130分
製作会社 マイケル・ロンドン・プロダクション
配給 20世紀フォックス
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

中年男2人組の1週間の小旅行と、恋愛模様をユーモラスに描いたドラマ。監督・共同脚本は「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペイン。原作はレックス・ピケットの小説。撮影は「”アイデンティティー“」のフェドン・パパマイケル。音楽は「アバウト・シュミット」「フォーチュン・クッキー」のロルフ・ケント。編集は「アバウト・シュミット」「二重誘拐」のケヴィン・テント。出演は「アメリカン・スプレンダー」のポール・ジアマッティ、「スコーピオン」のトーマス・ヘイデン・チャーチ、「レインメーカー」のヴァージニア・マドセン、「トスカーナの休日」のサンドラ・オーほか。2005年アカデミー賞脚色賞、同年ゴールデン・グローブ賞作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、脚本賞など多数受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

離婚のショックから立ち直れていない小説家志望の国語教師マイルス(ポール・ジアマッティ)が、結婚を1週間後に控えた悪友、落ち目の俳優ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)と連れ立って、カリフォルニアのワイナリーへとワイン・ツアーに出かける。プレイボーイのジャックは早速ウェイトレスのマヤ(ヴァージニア・マドセン)に目をつけるが、彼女は同じくワイン通であるマイルスの知り合いだった。ジャックはマヤの友人であるステファニー(サンドラ・オー)をナンパ。一方のマイルスは、別れた妻ヴィクトリア(ジェシカ・ヘクト)が再婚していることを知って落ち込むばかりだったが、やはり離婚していたマヤとの仲を深めていき、やがて愛を交わす。だがジャックは、結婚の予定があることがステファニーにバレて、鼻をへし折られてしまう。マイルスもマヤに嫌われ、さらに自分の小説が出版されなくなったことを知り、ワイナリーで大暴れ。しかもジャックが人妻のウェイトレスをナンパして散々な目に合い、彼らの旅は終わった。そして結婚式当日。式はつつがなく行なわれたが、マイルスはヴィクトリアが妊娠していることを知らされ、また落ち込む。だが、しばららくしたある日。マイルスが仕事から帰宅すると、マヤからの留守番電話が入っていた。すぐさまマイルスは車を走らせ、マヤの家のドアをノックするのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2005年5月下旬号

劇場公開映画批評:サイドウェイ

2005年4月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:サイドウェイ

2005年3月下旬号

特集 「サイドウェイ」:ポール・ジアマッティの魅力

特集 「サイドウェイ」:ヴァージニア・マドセン復活!

特集 「サイドウェイ」:作品評

2024/08/28

50点

選択しない 


ダメ男すぎるだろ!?

ダメ男二人のロードムービー。
彼らがワイン巡りをする一週間を描いた作品である。

マイルス(ポール・ジアマッティ)は小説家。自分の小説を世に出すことを夢見ている。しかし老齢の母親のお金をこっそり持ち出す、酒癖の悪さなど、問題行動を起こす男であった。その癖に、女性に対しては全く弱気で別れた妻に未練タラタラとダメ男ぶりを遺憾なく発揮していた。

ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)は俳優で、女癖の悪さに難がある。結婚を前にしながら女と遊ぶのだから、見境がない。生粋の女たらしである。
その後、どうなるかの見通しも出来ない情けなさ。マイルスと同じくダメ男ぶりを遺憾なく発揮していた。

上述の通りにワイン巡りの旅なので、ワインについて多少の知識がある方がより楽しめるとは思います。赤ワインが何故赤いのかなどの語られるシーンもあり、雑談ネタに使える知識が増えるとは思います。

この旅で、彼らは二人の女性と出会います。元々が結婚を控えたジャックの独身最後の旅行でハメを外そうというのが目的であった。
この男女が一夜限りのアバンチュールみたいに割り切ってのことなら何も文句はないのだが…。案の定、こじれにこじれる。
でも、そんなのは男も女も自業自得。確かに人間味はあるかもしれないが、やっていることが子供なんですよね。
共感できる部分が少なかったし、物語の芯もなかった。
アレクサンダー・ペイン監督作品とは相性が悪いようです。

2005/03/19

2024/06/28

80点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズ海老名 
字幕


恋愛下手な中年男に起こる身につまされる話(劇場公開時の感想)

恋愛下手な中年男の姿にかなり身につまされながらも、
『アバウト・シュミット』よりも暖かいストーリーをしみじみと楽しめる。

(以上、劇場公開時に書いた感想に、若干の手直しをした文章)

2024/06/23

2024/06/23

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 
字幕


アカデミー賞やゴールデングローブ賞で脚色賞を受賞しているということで調べてみると、原作の出版が決まる前に映画化が決定したとか。原作者は「エイリアン」の脚本にも名を連ねているが自身の体験をもとに書いたそうだが、劇中のマイルス同様なかなか出版が決まらなかったが、たまたま監督のアレクサンダー・ペインの目に止まり映画化が決まったそうだ。

優柔不断のマイルスがマヤの虜になる瞬間だったと思われるマヤのワインが好きな理由として話したセリフ「ワインは日ごとに熟成し、複雑になっていく。ピークを迎える日まで。そしてピークを境に、ワインはゆっくり坂を下り始める。そんな味わいも捨てがたい」。物事は絶えず変化する、これこそがこの映画のテーマだろう。人は歳をとり常に変化するもの。その時々でしか醸しだすことができない個性がある。人生を前向きに捉えるいい映画だ。

2022/08/11

2022/08/11

68点

選択しない 


面白さ不明

マニアックなワインの話をする作家志望のバツイチ男とセックスしか考えられない結婚直前の男の独身最後のドライブ。ロードムービーほど面白い出会いもなく落ち込む男と懲りない男の二人旅は私にはあまり面白くありませんでした。終わり方が、一番良かった。

2021/07/11

2021/07/11

70点

選択しない 


「ファミリーツリー」も面白かったアレクサンダー・ペイン監督2004年アメリカロードムービー。アカデミー賞脚色賞受賞。

【サイドウェイ 】

2009年に日本でもリメイクされて余計に印象に残ってたけど、この監督の脚本は会話劇だけど分かりやすく面白い。

1週間後に結婚をひかえた親友の俳優のジャックと共に羽目をはずしながら大好きなワイナリーを訪ねて歩く旅行に出かける作家志望の中学教師マイルス。

このテーマの映画はよくあるし、たいていが破茶滅茶で面白い。

ジャックは最後のお遊びという事でワイナリーのスッタフを口説き落とす。マイルスも昔からのワイナリーの友人といい感じに。
4人は人生を見つめ直して、楽しい日々が続くと思っていたが……

2020/12/04

2020/12/04

70点

レンタル/東京都/TSUTAYA 
字幕


地味ですが

バチェラー・パーティではなくバチェラー・ワイナリーツアーで大失敗する売れない俳優と、真面目だけど離婚したり小説の出版がうまくいかなかったりする親友のお話。

というか親友のほうが主役なんだけど、もうまったく華のない彼。

最後の最後に、振られかけてた彼女が小説を読んでべた褒めする留守電を残してたのがいいですね。暗いしエンディングの解釈が難しいけど、見たことないほど美しい、らしい。すごく読んでみたくなります。

テレビの「グレイズ・アナトミー」を昔見てたので、サンドラ・オーを見るのは久しぶり。アジア人なんだけど、スポーティでオープンで、アメリカの西海岸あたりにいそうな雰囲気がありますね。 

楽しんで見たんだけど、最近ちょっと古めの恋愛ドラマには飽きてしまっている…。映画の選び方、ちょっと考えなおしてみよう。TSUTAYAの宅配リストに片っ端から突っ込んでおくと、忘れたころに届くのが面白いけど、ちょっとお休みしてNetflixとかAmazonのウォッチリストをつぶしていこうかな…。