ライチャス・ブラザーズって、白人デュオだったんですね。
ネタバレ
洋の東西を問わず死後の世界は天国と地獄で落ち着く。宗教がそれぞれ色をつけ形を整えた。本作では、
キリスト教色を含めず、天国に行く前の猶予期間の物語を創造した。また、1955年のライチャス・ブラザーズ
の「アンチェインド・メロディ」という懐かしのメロディを主題歌に採用し、映画を大いに盛り上げた。陶芸は
アメリカの観客にはなじみがないのだろう。陶芸のラブシーンは絶賛となった。
NYの銀行員マーク・ウィート(パトリック・スウェイジ)は、陶芸家のモリー・ジェンセン(デミ・ムーア)との
交際も順調で仕事に励んでいた。口座データの異変を発見したが、原因解明には至らなかった。モリー
との観劇の帰り、彼女から結婚の言葉を聞く。そういう時期だったのだ。しかし暗闇から暴漢が出現し、
マークを襲った。もみ合う打ちに拳銃の音。マークは撃たれてモリーの腕の中…。しかしそれを見つめる
もう一人のマーク。いつの間にか幽体離脱してマークは出来事を見つめていたが、すでに幽体の身、もの
を触ることは出来ない。そして現実のマークは息を引き取る。
映画はマークが安心して成仏できない展開となる。マークは同僚のカールの悪巧みを知る。彼は麻薬組織
の400万ドルを資金洗浄していたのだった。暴漢ウィリーを使ってマークを襲ったのもカールの仕業。マーク
は送金用コードを変換していたのだった。カールはマークの手帳に書かれた変換コードが知りたかったのだ。
ウィリーを雇ってマークの財布を奪うのが主眼だったが、想定外の殺人に至ってしまった。カールはマークが
いなくなったことを幸いに、モリーを慰める。彼の下心はしだいに露骨になる。マークは一連の流れを見るだけ。
モリーの安全を図るために、地下鉄のゴーストから物の動かし方を学ぶ。そして偽霊媒師のウーピー・
ゴールドバーグと組んで、カールが預かった400万ドルを出金させる。カールは破滅へ…。
日本では天国や地獄ではなく、拝金の神バブルの時代。ちょっと甘ちゃんの映画だが、1990年の日本
配給収入トップテンの第4位となった(Wiki)。主題歌と陶芸のラブシーンと口コミに乗りやすい話題が成績に
響いたのだろう。普段、映画を観ない層が成績を上積みする。