リベリオン

りべりおん|Equilibrium|Equilibrium

リベリオン

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レビューの数

35

平均評点

71.3(340人)

観たひと

559

観たいひと

47

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / アクション
製作国 アメリカ
製作年 2002
公開年月日 2003/3/29
上映時間 106分
製作会社 ブルー・チューリップ・インク
配給 アミューズ
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

個人の感情を管理する未来の警察国家を舞台に、感情に目覚めた男が国家に戦いを挑む姿をダイナミックかつスタイリッシュに描く。主演は「アメリカン・サイコ」のクリスチャン・ベール。共演に「レッド・ドラゴン」のエミリー・ワトソン。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬を開発。これを国民に毎日投薬し、徹底した管理国家体制を敷いた。そして反乱者は、クラリック(聖職者)の称号を持つプレストンを中心とした警察に、厳しく処罰されるのだった。銃を用いた武道ガン=カタの達人でもあるプレストンは、冷徹に任務を遂行する非情の殺人マシーン。しかしある日、封じていたはずの感情に目覚めたプレストンは、国家に疑いを抱くようになる……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2025/05/26

2025/06/05

65点

VOD/U-NEXT 
字幕


剣術も凄いが、弾丸を跳ね返せないでしょ。

ネタバレ

ディストピア世界の物語。人類は第三次世界大戦を経験し危機に瀕した。第四次が送れば必ず滅亡。
政治は独裁政治に向かった。君臨する党首ファーザーは、二度と戦争が起こらないように、市民が感情
を持つことを禁じた。政府が配給する感情抑制剤プロジアムを服用しなければならない。反すれば、
ガン=カタという戦闘術を持つ特殊捜査員のクラリックが摘発する。
21世紀の映画としては、使い古された設定。ガン=カタという戦闘術が映画の眼目か。

クラリック捜査官のジョン・プレストン(クリスチャン・ベイル)は、妻が感情を見せて火刑となる悲劇を経験
した。しかし心を揺さぶられることなく、息子と娘の三人暮らしをしている。
同僚のパートリッジ(ショーン・ビーン)がイエーツの詩集を読んでいることを知り、彼を射殺する。新しい
相棒のブラントとともに違反者の取締りを行う。その中の逮捕者メアリー・オブライエン(エミリー・ワトソン)
を尋問中、亡き妻の面影を見る。ジョンは密かにプロジアムの服用をやめる。反乱者たちの持ち物の中で、
レコードを回して初めて音楽に接した。ジョンの中で現体制の疑問がもたげてきた。
プロジアムの服用をやめると豊かな感情が芽生える。ジョンは捨て犬に情をかけたが、警官隊がそれを
見とがめた。警官隊とジョンのバトルとなったが、ガン=カタの秘術であっという間に警官隊を全滅させる。
ついにジョンは反乱の地下組織のユルゲンと連絡を取る。ジョンは捜査員クラリックの特権と能力を利用
して、ファーザーに対する反乱を仕掛ける。しかしファーザーはすでに亡くなっており、副総裁デュポンの
天下だった。ジョンはガン=カタを駆使して、側近のブラントをデュポンを滅ぼす。
地上ではユンゲンの反乱部隊が警官隊を倒していく…。

SF映画とするとチープ感を否めない。ストーリー的にも従来パターンの焼き直し。唯一の見どころが
ガンプレー。東洋的なカンフー、剣術などを組み込んだガンプレーは斬新。後のキアヌ・リーブスの
「ジョン・ウィック」のガンフーをして引き継がれている。

2023/06/09

2023/06/10

65点

選択しない 


結局、戦争

戦争をなくすために感情を消す薬を投与するという考えが理解不能でした。その割には結構怒ったりしていたのでどうなっているのだろうと。クリスチャン・ベールが感情を取り戻す過程で子供たちが成長している姿は良かったが、がせめてエミリー・ワトソンは処刑から救って欲しかった。どうなっても殺し合いに終始してしまうというエンディングでした。

2022/09/06

70点

VOD/U-NEXT 
字幕


マトリックスのフォロワー作品で一番

前半のプレストンが感情犯罪を犯した親友を殺し、たまたま感情抑制剤を飲み忘れた状態で焼却しなければならないベートーベンのレコードを聴いて感動して、射殺しなければならない犬を守り、親友の恋人メアリーと心を通わせていく中で、プレストンが熱い感情や人間性に目覚めて、後半ついにプレストンが反体制グループの仲間と体制に反逆する展開が、プレストンの心情の変化が丁寧に描かれているのでSF映画を越えた人間讃歌の映画として熱い感動が得られるし、カンフーと射撃を組み合わせたガンカタ・アクションもクリスチャン・ベイルの弾道をかわしながらの切れ味鋭い動きもあって説得力がありかっこいいし、ラストのクリスチャン・ベイルのガンカタ無双アクションはカンフー映画のような痛快さで、もっと評価されて良い傑作SFアクション映画です。

2020/05/26

2020/05/26

80点

購入/DVD 
字幕


アクションが120点

感情を持つことが違法な未来。違反者を取り締まる職業に就くプレストンは些細なミスから感情を取り戻し…。
大好きなSFアクション映画。物語や設定は70年代くらいのSFを観ているような感覚だが、とにかくガン=カタアクションの奇抜さとスタイリッシュさに引き込まれる力技な作品。

2019/05/15

2019/05/15

70点

テレビ/有料放送/ザ・シネマ 
字幕


物語のコンセプトはレイ・ブラッドベリの『華氏451』と同じ。
こちらは人類の感情を薬によって抑制してしまうという強引なもので、エリート捜査官が自我に目覚める話。
感情を持つ事自体が罪という割には、クリスチャン・ベールを怒りまくる上司や黒人のパートナーはお咎め無しというのは無理がある。この辺の脚本がテキトーなのが、やはりハリウッドという感じ。
拳銃をナイフのように扱う殺陣アクションはなかなか斬新で面白かった。ハッピーエンドの結末もいい。
途中で退場してしまうが、『レッド・ドラゴン』と同時期のエミリー・ワトソンが綺麗。

2000年代

2018/10/28

65点

テレビ/無料放送 


ディストピアものSF。

目覚めた反乱者がほぼ一人で超管理体制を破壊してしまうまでを描く。設定も展開もありふれていて、突っ込みどころも多い。

ところが、目を見張る見どころがあって、それは銃撃アクション。アイデアもいいが、完成度が高く、繰り返し見たくなる。

ガン・アクションのファンは必見。