約20年ぶりに二度目の鑑賞。あまりにも傑作すぎて痺れる。後にハリウッドでリメイクされたやつも観たけど、到底本作には及ばないわけで、何をしてこの作品をこれほどの傑作にしたのかと考えてしまう。まあ、トニー・レオンのカッコよさはたまらん。アンディ・ラウもいいんだけど、この作品はとにかくトニー・レオン。異論は認めない。惜しげもなく彼を殺してしまったのは、後にシリーズ化しようとしたときに後悔したと思うけど、だからこそ、この1本目が超名作になったのだと言っていい。
ところで、オーディアマニアの間では冒頭のオーディオショップのシーンが特に有名だけど、どうしてあんなシーンを入れたのかな? 特に必要とも思えないのに。あのショップ、オーディオオタクの端くれとして、一度行ってみたいものである。