『五日物語 3つの王国と3人の女』っていう童話をもとにした映画があったんですが
この映画は舞台が非常に素晴らしく特に実際にある歴史的建造物であるお城を使った
撮影がその造形からロケーションから
どれをとっても素晴らしく良かったんですね。
『アリーテ姫』をみているとこのお城を思い出しました。
まさしくそこにある、人の住まうお城なんですね。
お話もよくある囚われのお姫様が王子様に救われめでたしめでたし
なんて単純な話ではなく。
あの地味目なアリーテがどうしてここまで利発で然りと自分を持っているんだろうなっていう。
魅力的なしっかりとした一人の女性として描かれているのも
良かったです。
剣と魔法でドラゴンがグワァー!なんて派手さはないのですが
しっかり地に足のついたお話です。