とかく評価の高い作品ですが、私にはあまり刺さりませんでした。
先細りの炭鉱の街、病気で亡くなった母、頑固親父、高圧的な兄、認知症の祖母、LGBTの友人、理解あるバレエ教師、父親のスト破り、家族の応援など、様々なプラスマイナスがありながらバレエダンサーという夢に向かってがんばる少年を描く作品。こうしてプラスマイナスを並べてみるとそれだけで面白そうなんですが、なぜかしら終始そそられませんでした。具体的にどこがどうよくなかったかはなかなか言い表すことができません。というか、悪くはないけど、どこがどう素晴らしかったかがよくわからないのです。これを簡単に言うと、合わなかった、となるのでしょうか。
このように、世間と自分の評価がわかれると、自分は映画力(?)が低いのかなと少々落ち込みます。まあ、人がどう言おうと自分の感性を一番に考えればいいんですけど。皆さんもこんなことあります?