ラウンダーズ

らうんだーず|Rounders|Rounders

ラウンダーズ

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レビューの数

17

平均評点

69.7(173人)

観たひと

314

観たいひと

20

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 1998
公開年月日 1999/5/8
上映時間 121分
製作会社 スパンキー・ピクチャーズ作品(ミラマックス・インターナショナル提供)
配給 松竹富士配給(松竹提供)
レイティング
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ポーカーに賭ける法学生の姿をサスペンスフルなタッチで描いたドラマ。監督は「レッド・ロック 裏切りの銃弾」「アンフォゲタブル」のジョン・ダール。脚本はデイヴィッド・レヴィーンとブライアン・コペルマン。製作は本作を製作したスパンキー・ピクチャーズの「ビューティフル・ガールズ」の監督テッド・デミとジョエル・スティラーマン。製作総指揮はボブとハーヴェイのワインスタイン兄弟、ボビー・コーエン、ケリー・オーレント。撮影は「ガンモ」のジャン=イヴ・エスコフィエ。音楽はスコアをクリストファー・ヤング、音楽監修を「ガンモ」のランダール・ポスター、アマンダ・シアー=デミが担当。美術はロブ・ピアソン。編集はスコット・チェスナット。衣裳はテリー・ドレスパック。出演は「レインメーカー」のマット・デイモン、「ラリー・フリント」のエドワード・ノートン、「仮面の男」のジョン・マルコヴィッチ、「死にたいほどの夜」のグレッチェン・モル、「天井桟敷のみだらな人々」(監督も)のジョン・タートゥーロ、「Xファイル ザ・ムービー」のマーティン・ランドー、「相続人」のファムケ・ヤンセン、「スネーク・アイズ」のマイケル・リスポーリ、現役ポーカー世界チャンピオンのジョニー・チャン(本人として)ほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ニューヨーク。ロースクールの学生マイク(マット・デイモン)はポーカーの天才。学費もカードで稼ぐほどの腕だが、ある日、もぐりの賭場で鳴らす名手でロシアマフィアのテディKGB(ジョン・マルコヴィッチ)に差しの勝負を挑んで敗北、全財産の3万ドルを奪い取られてしまった。足を洗う決意をし、友人でポーカーのプロとしてよき指南役であるクニッシュ(ジョン・タートゥーロ)の紹介で配達のアルバイトに励んだが、そんな矢先、旧友のイカサマ師ワーム(エドワード・ノートン)が出所。ワームに引きずられるようにポーカーにまた手を出したマイクは、ついに同棲していた恋人のジョー(グレッチェン・モル)にも愛想をつかされ去られてしまった。さらに悪いことに、マイクは知らぬ間にワームの借金の保証人にされてしまっていた。借金の相手はなんとあのテディKGB。手下の高利貸グラマ(マイケル・リスポーリ)の目も光り、期限までに返済できなくては命も危ない。ワームと賭場を回って金を稼ぐマイクだが、警官相手のゲームでワームのいかさまがバレ、ふたりは袋だたきに。逃げようというワームの誘いを断り、マイクは一世一代の勝負に出ようと決心。理解者で恩師の担当教授のペトロフスキー(マーティン・ランドー)から元手を借り、テディKGBと再び差しの勝負に挑む。マイクはゲーム中にテディの癖を見破って彼をみごと打ち破り、大金を稼いだ。マイクは大学を辞めてポーカーに人生を賭ける決意をし、ジョーに再会して別れを告げ、ラス・ヴェガスで開催される世界選手権を目指して旅立つのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1999年6月下旬号

外国映画紹介:ラウンダーズ

1999年6月上旬号

劇場公開映画批評:ラウンダーズ

1999年5月下旬号

COMING SOON【新作紹介】:ラウンダーズ

1999年4月上旬春の特別号

COMINSOON SPECIAL:ラウンダーズ

1959年1月下旬号

演劇からの映画:ラウンダーズ

1958年12月下旬号

予告  :連続座談会 映画とはいかなるものか

2022/12/23

2022/12/24

65点

テレビ/無料放送/その他 
吹替


当時売り出し中であったM・デイモンとE・ノートンの共演も良いが、対峙するJ・マルコビッチがいつもながらの不気味な雰囲気を出している。そしてあの伝説のTVドラマ「スパイ大作戦」のM・ランドーを見られたのは嬉しい。
ストーリーとしては後半がやや手ぬるいし、見せ場のポーカー対決のスリル感の盛り上げ方も今ひとつ。
やはり、掛けポーカー映画としてはお気に入りのS・マックイーンの「シンシナティ・キッド」が最高(笑)。

2020/11/15

2020/07/17

80点

VOD/U-NEXT/レンタル/タブレット 
字幕


エドワードノートン

エドワードノートンが良い。
ギャンブル映画。
良作。

2019/08/17

2019/08/18

65点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


自信満々の若いギャンブラーが

ポーカーゲームの凄腕に挑戦して見事に負けるシーンから始まる。足を洗って真面目に学業に励んでいたが、悪友を救うためにギャンブル界に戻っていく。今日中に返済を迫られた大金を賭けて、必死の勝負が続けられる。

興味深い裏カジノ世界の描写に、キャラの立った人物を配し、彼らの思惑次第でどうなるかわからない展開。ギャンブルの結果も予測できないわけで、サスペンスは強烈です。主人公は法学生ながら天才的なギャンブラー。将来の選択も迫られていく人間ドラマの厚みまで備えている。

波乱の人生を予感させるラストにも余韻がある。標準を優に超える良作です。

2018/02/28

2018/02/28

60点

VOD/NETFLIX 
字幕


日本の麻雀ドラマの、ハリウッド・ポーカー版といった話。
ブラックなエドワード・ノートンに、どちらかというとグレイなマット・デイモンのコンビが面白かった。特にクズな若者を演じたら、この頃のノートンは絶品である。
ただし、麻雀ドラマと同じく賭けポーカーはやった事が無いので、今イチ話に乗り切れなかったけど。

2018/02/10

2018/02/10

-点

テレビ/有料放送/IMAGICA BS 


☆☆☆

2018/01/15

2018/01/17

75点

選択しない 
字幕


イカサマにも良いのと悪いのがあるのかもしれない。

ギャンブルをテーマにした映画は沢山あるが、これはその中でもカードゲームを主に扱った作品。

ニューヨークの地下カジノで、天才的な才能のある主人公(マット・デイモン)とイカサマとズルい事しかしない親友が色々とやらかす。この親友が本当にどうしようもないクズっぷりで、本当に見ていてうっとおしくなる疫病神である。
マット・デイモンが演じているのはロースクールで法律を学ぶ苦学生なのだが、いわゆるいいとこの出ではなく、努力して這い上がってきたタイプだけに、彼を巻き込んで自爆を繰り返す様はなかなかにひどい。主人公はそれでも親友を見捨てないのだが、なんとこのクズ、結局主人公をあっさりと裏切り、一人でどっかへ逃げてしまう。

すごい。
決して悪役ではない(悪いことは沢山するが)し、主人公は彼のことを唯一無二の親友だと何度も言っている。若干の愛嬌もあると思うが、徹底的に駄目である。自分と金と、金ヅル以外には何も判別出来ていないという疑いがある。主人公のこともせいぜい飯のタネくらいにしか見えていないだろう。
一見の価値アリです。

補足的な話だが、この作品で主に扱っているのはテキサス・ホールデムというルールのポーカーで、いまいち日本では馴染みがないかもしれない。007のカジノ・ロワイヤルでダニエル・グレッグがやってたものと同じなのだが、少なくとも僕はカジノ・ロワイヤルを見るまでよく知らなかった。
このテキサス・ホールデムというルールを知っているか知らないか、カードを使わなくてもアプリや何かで少しでも自分でやったことがあるかどうかで、この映画の評価はおそらくものすごく変わると思う。もちろん知っていた方が断然理解が深まるし、面白く見られます。
簡単なルールだし、何よりテキサス・ホールデムというもの自体がとても面白いので、気になる方は是非一度何かでやってみてください。

クズが行方不明になる直前に、
「俺にとって実力ってのはイカサマまで含めた分の強さなんだよ」
って言ってたのが、結構胸に来ました。気持ちはすごくわかる。でもなあー。