うーんよく出来てる。
ダークサイドに堕ちるとかいう本線の暗いストーリーが霞むくらいにジャバ・ザ・ハットのくだりだとか、イウォークとかの活躍で笑いを提供する。
加えて、本作では、レイアが凄く良い。ジャバ・ザ・ハットに捕まった時だけでなく、全編で艶っぽい。エピソード4の団子頭は酷かったからね。
シリアスサイドに戻すと
改めて、スターウォーズシリーズというのは人間の業の話ということがよく分かる。
人間は善いことをしながら悪いことをし、悪いことをしながら、善いことをする。
普遍のテーマである。
寅さんも、秋山小兵衛も同じ。
談志は「落語とは人間の業の肯定」と言った。
映画や小説にとって普遍のテーマ。
話を戻す。(エピソード9のネタバレですが)
にしてもだ。皇帝は死んだと捉えるよな。実は生きてましたってことにずるさを感じる反面、ダースベイダーは荼毘に付されたが、皇帝は落とされただけ(デス・スターも爆発してるけどね)なんだよなあ。
確かに皇帝がいとも簡単にダースベイダーにやられちゃうというのもおかしいのだが、
それを言うと最新作エピソード9でも、あっさり殺され過ぎてるよね。
やっぱり、実は生きていて、次作に繋がる。としたら嫌だね。悪は善より長生きということなのか。
最後にヨーダとオビ-ワンとともにアナキンが出てくるが、オリジナルというか公開当時版はダースベイダーだったよな。
そっちの方が良い。