スター・ウォーズ ジェダイの復讐 特別篇

すたーうぉーずじぇだいのふくしゅうとくべつへん|Star Wars Episode VI: Return of the Jedi Special Edition|Star Wars Episode VI: Return of the Jedi Special Edition

スター・ウォーズ ジェダイの復讐 特別篇

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レビューの数

43

平均評点

82.0(320人)

観たひと

532

観たいひと

15

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / アクション / ファンタジー
製作国 アメリカ
製作年 1997
公開年月日 1997/7/26
上映時間 137分
製作会社 ルーカス・フィルム作品(20世紀フォックス映画提供)
配給 20世紀フォックス映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

遠い昔はるか銀河系の彼方での正義と悪の攻防を描いたファンタジー・ロマンの第3作(エピソード第6話)。ルーク・スカイウォーカーと銀河帝国皇帝との対決、ルークの父ダース・ヴェーダーがその死とともにジェダイ騎士アナキンへの復帰、そして同盟軍の勝利までが描かれる。監督は「白と黒のナイフ」のリチャード・マーカンド(1987年死去)。製作は「デモリションマン」のハワード・カザンジャン、脚本はルーカス(原案も)と「ワイアット・アープ」などの監督としても知られるローレンス・カスダンが前作に続き共同で執筆。撮影は「ステッピング・アウト」のアラン・ヒューム、美術は「ミッション:インポッシブル」のノーマン・レイノルズ、編集はショーン・バートン、マーシャ・ルーカス、ドゥウェイン・ダンハムの共同。衣裳はアギー・ジェラルド・ロジャース、ニーロ・ローディス=ジャミロの共同。出演は前回のハミル、フォード、フィッシャー、ギネス、ディー・ウィリアムスと「帝国の逆襲」のメンバー中心だが、本作のみダース・ヴェイダーの声として「リチャードを探して」のジェームズ・アール・ジョーンズが初めてクレジットされている(前2作までは本人が表記を拒否していたという)。特別篇での主な改定点は、ジャバ宮殿での音楽とダンス・シーンをダンサー、ミュージシャンを追加撮影。また、砂漠シーンでのアリジゴクのような怪物サルラックをCG化、砂漠でのバンサの群の渡り、エンディングでの銀河各地での祝祭シーンを挿入。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

帝国は先に共和軍に破壊されたデス・スターの2代目を建造。大きさでは2倍、火力では数倍という新しいデス・スターは、半分以上が完成していた。前作で冷凍人間にされたハン・ソロ(ハリソN・フォード)は、タトゥーイン星の砂漠に要塞をかまえるジャバ・ザ・ハットのところに飾られていた。Cー3PO(アンソニー・ダニエルズ)とR2ーD2(ケニー・ベイカー)が、ジャバ・ザ・ハットのところを訪れ、ハン・ソロとロボット2体を交換したいというルークの申し出を告げる。しかし、相手にされず、奴隷の身に。同じ頃、1人の賞金稼ぎが、チューバッカ(ピーター・メイヒュー)をつれてきて、ジャバ・ザ・ハットに渡す。その賞金稼ぎは実はレイア(キャリー・・フィッシャー)だった。彼女はハン・ソロを救出するが、見つかってしまう。ルーク(マーク・ハミル)も現われて、ジャザ・ザ・ハットと直談判するが、捕虜にされる。彼らは砂漠の穴にすむサルラックの生け賛にされそうになるが、ルークが光線剣で切りかかり、また衛兵に化けていたランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムス)も加勢し、ついに逃走に成功。ルークは皆と別れてダゴヴァ星に行き、ヨーダに会う。900歳になる師ヨーダはレイアがルークの双子の妹であること、ルークが真のジェダイ騎士になるにはダース・ヴェイダーと対決しなければならぬことを告げて、息を引き取った。またケノビ(アレック・ギネス)の霊はルークの父はアナキン・スカイウォーカーといったが、フォースの暗黒面に引き込まれてダース・ヴェーダー(デイヴィッド・ブラウズ、声はジェームズ・アール・ジョーンズ)になったことを明らかにする。新しいデス・スターは、近くのエンドア星から放射されるエネルギー・シールドによって守られていた。ハン・ソロ、ルーク、レイアらはエンドア星に潜入する。ランドの乗ったミレニアム・ファルコンを始め、共和軍の戦闘機群が、デス・スターに接近。エンドア星の森の中で、ルークらは帝国軍と戦闘状態に入つた。レイアは身長3フィートもない生物イウォークに救われる。イウォークたちは、Cー3P0を神とあがめ、彼らも共和軍に味方することになった。ルークはダース・ヴェイダーと対決、捕虜となってデス・スターにつれてこられる。ダース・ヴェイダーを悪の世界に引き込んだ皇帝は、ルークを味方にしようと、彼の憎悪心をかきたてた。ルークは父と光線剣で争う。まだ善の心が残っていたダース・ヴェイダーは、傷つきながら皇帝を滅ぼす。マスクをとり、素顔になったアナキン・スカイウォーカーは息子に抱かれつつ死亡する。一方、エンドア星では、激闘の末にシールド放射装置を破壊。共和軍機と帝国軍機のドッグ・ファイトの末、デス・スターは爆破される。かくして、銀河系に再び平和がもどった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1997年8月上旬号

スペシャル・セレクション スター・ウォーズ ジェダイの復讐〈特別篇〉:インターネットのSW

1997年5月下旬号

巻頭特集 スター・ウォーズ ルネッサンス:「スター・ウォーズ」の見どころ

巻頭特集 スター・ウォーズ ルネッサンス:現地レポート

巻頭特集 スター・ウォーズ ルネッサンス:関係者コメント集

巻頭特集 スター・ウォーズ ルネッサンス:ILMルーカスが生んだマジカル工房の軌跡

巻頭特集 スター・ウォーズ ルネッサンス:座談会 中子真治×中島紳介×永野寿彦×三留まゆみ

巻頭特集 スター・ウォーズ ルネッサンス:小説世界から予想する新シリーズの展開

2024/04/09

2024/04/09

80点

購入/DVD 
吹替


題名が「ジェダイの復讐」になったまま???いつ直るのだろう?それはさておき、ルーク・スカイウォーカーの物語はこれでおしまい。のはずだった???帝国がその畏敬を示すためにさらに大きなデス・スターを建造。建造途中のデス・スターの異様さが見事。ルークが故郷を離れる前に立ち寄った酒場でならず者の腕を叩き斬ったオビ・ワン。雲の惑星で衝撃の事実を告げられる直前に右手を失うルーク。そしてここではその父の右手をルークが斬り落とす。・・・このあたりにも何かありそうな、と余計に妄想が膨らんでいく???これもこのシリーズの魅力???

2022/05/08

2022/05/08

83点

購入/ブルーレイ 
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イウォーク族が大活躍

特別編にする際、最後の祝宴に溢れたそれぞれの惑星のシーンには、既にエピソード1~3の背景舞台に設定されていたのではないかと思う。97年公開当時だったということになる。ここに気づくまでに時間がかかりすぎだ。

ダース・ベイダーの死のドラマはいともあっさり終わった。しかしこれでは銀河戦争の全体像はまだ見えてこない。イアン・マクダーミッドが面白い。

「スター・ウォーズ」以上の映画は出てこなくなった。その時点から映画は苦しむことになるとニューズウィーク記事で読んだことがある。きつい記事だった。

この映画シリーズはSFX技術、マペット、ドラマ、音楽にすべての真髄が盛り込まれている。大変に楽しめた三部作だった。では1本他の映画でも堪能して、この次に移ろうか。

2021/12/15

2021/12/15

80点

購入/DVD 
字幕


押し入れにしまい込んでいたプラモデルが出てきた・・・ルーカス・ブランドのスター・ウォーズ・サーガ。明朗にして簡潔。ルークとダース・ベイダー二人の物語の完結編。後は・・・何おか言わんや?

2021/01/23

2021/01/24

95点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
吹替


レイアのビキニ姿

遠い昔はるか銀河系の彼方での正義と悪の攻防を描いたファンタジー・ロマンの第3作(エピソード第6話)。ルーク・スカイウォーカーと銀河帝国皇帝との対決、ルークの父ダース・ヴェーダーがその死とともにジェダイ騎士アナキンへの復帰、そして同盟軍の勝利までが描かれる。
ハンソロの救出、ヨーダの死、ラストは地上戦、宇宙戦、ルークvsダースベイダーと濃密な2時間
今作はアクションが豊富で楽しい
小学生の子供も大満足

2020/01/04

2020/01/04

90点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


レイアが良い感じ

うーんよく出来てる。
ダークサイドに堕ちるとかいう本線の暗いストーリーが霞むくらいにジャバ・ザ・ハットのくだりだとか、イウォークとかの活躍で笑いを提供する。

加えて、本作では、レイアが凄く良い。ジャバ・ザ・ハットに捕まった時だけでなく、全編で艶っぽい。エピソード4の団子頭は酷かったからね。

シリアスサイドに戻すと

改めて、スターウォーズシリーズというのは人間の業の話ということがよく分かる。

人間は善いことをしながら悪いことをし、悪いことをしながら、善いことをする。

普遍のテーマである。

寅さんも、秋山小兵衛も同じ。

談志は「落語とは人間の業の肯定」と言った。

映画や小説にとって普遍のテーマ。

話を戻す。(エピソード9のネタバレですが)

にしてもだ。皇帝は死んだと捉えるよな。実は生きてましたってことにずるさを感じる反面、ダースベイダーは荼毘に付されたが、皇帝は落とされただけ(デス・スターも爆発してるけどね)なんだよなあ。

確かに皇帝がいとも簡単にダースベイダーにやられちゃうというのもおかしいのだが、
それを言うと最新作エピソード9でも、あっさり殺され過ぎてるよね。
やっぱり、実は生きていて、次作に繋がる。としたら嫌だね。悪は善より長生きということなのか。

最後にヨーダとオビ-ワンとともにアナキンが出てくるが、オリジナルというか公開当時版はダースベイダーだったよな。
そっちの方が良い。

2019/12/26

2019/12/26

75点

レンタル/東京都/ゲオ/DVD 
字幕


父と子の物語

 「帝国の逆襲」に続けて観たので長時間になり、少し疲れたが、展開は三部作にそれなりの区切りを付けてくれている。

 メインのストーリィは、ルーク(マーク・ハミル)とその父であるダース・ベイダー(デイヴィッド・ブラウズ)との対決と和解、そして別れ。このやりとりが、そのまま父に映画作りを否定され、映画会社とも対決してきたジョージ・ルーカスの生き様に重なるとのことだが、それもなかなか凄い話だ。

 強くないイウォーク族が帝国軍を退けるのが、何度観ても茶番で残念だし、帝国軍と反乱軍の戦いが全体的にあっさりしる。

 しかし、ヨーダの最後も、ダース・ベイダーの最後もなかなか魅力的でここは見所であったと思う。この三部作は、公開時に観れたのだった。