ジョシュ・ブローリンって、十代でデビューしたんだ。
ネタバレ
製作総指揮にスピルバーグの名が乗る。脚本は「グレムリン」を手がけたクリス・コロンバンだが、話の原案
はスピルバーグとなっている。インディ・ジョーンズの少年版という趣きで、家族向き映画。
海賊船探しの映画だが、カリブ海ではなく西海岸のオレゴン州が舞台となる。よく考えてもヘンな設定。
まずは悪役の方が先に登場。刑務所に収監されていたフラッテリー一家の長兄のジェイクの脱走を、母親
と弟が助けて、クルマで逃走。
題名のグーニーズはいたずらっ子のグループ名。マイキー、マウス、チャンク、データの四人。町はゴルフ
場の建設で、彼らの家は立ち退きを迫られている。なんとかこの危機を脱したい四人は、マイキーの家の屋
根裏で伝説の海賊「片目のウィリー」の残した財宝のありかを記した地図を手に入れる。その地図を頼りに、
岬の廃墟となったレストランを探検する。しかしそこはギャングのフラッテリー一家のアジトだった。マイキー
の兄のブランドとガールフレンドのアンディとステフ三人が彼らを引き戻しにやって来る。あきらめきらない
四人は、一家が不在の時に廃墟に入り込み、隠されていた地下道を発見する。これが大冒険の入口だった。
意外に早く「大海賊片目のウィリー」の骨があるのが不思議。一行は、保安官に知らせに走ったチャンクを
のぞく三人と、追って入っていきたブラント、アンディ、ステフ。ローティーンとハイティーンの騒がしい連中。
しかしここに金の匂いを嗅いだフラッテリー一家が追いかけて来る。一行は、地中のドックのようなところの
海賊船にたどり着く。白骨死体がいっぱいだったが、黄金・宝石も山のように輝いていた…。
よく判らなかったのが、遅れてやって来たチャンクが親しくなったフラッテリー一家の三男スロース。一家の
厄介者で、廃墟のレストランでは鎖につながれていた。異形の骨相で、片言しか発しないが、チャンクとは
気の合う優しい性格。今の時代なら、ちゃんと説明されてしかるべき人物だが、この当時はサブキャラで
放りぱなし。子供に説明を求められたら、答えようがないな。