風来坊探偵 赤い谷の惨劇

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風来坊探偵 赤い谷の惨劇

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レビューの数

7

平均評点

58.4(38人)

観たひと

71

観たいひと

5

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション / ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/6/9
上映時間 62分
製作会社 ニュー東映東京
配給 ニュー東映
レイティング
カラー シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督深作欣二 
脚本松原佳成 
神波史男 
企画佐藤正道 
撮影飯村雅彦 
美術北川弘 
音楽池田正義 
録音内田陽造 
照明原田政重 
編集鈴木寛 
スチール遠藤努 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演千葉真一 西園寺五郎
北原しげみ 香山美佐子
小林裕子 上田ちか子
宇佐美淳也 上田清太郎
曽根晴美 スペードの鉄
安藤三男 サウスポウの源
神田隆 鬼頭大作
故里やよい 踏絵
関山耕司 ヨダレの政
久地明 ガメチの健
相馬剛三 男A
多摩井敏 男B
沢田実 男C
伊達信 男D
星徹 男E
小嶋一郎 香山文雄

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

松原佳成・神波史男の共同脇本を、新人・深作欣二が監督した千葉真一のアクション・ドラマ二部作。撮影は「あれが港の灯だ」の飯村雅彦が担当している。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

香山美佐子はセスナ機で墜落死した、兄の墜落現場である赤岩岳山麓の村にやって来た。兄は新日本開発会社青雲社長と一緒に遭難したのであった。土地不案内の美佐子は上田牧場の娘、ちか子に連れられて現場に来たが、何となく兄の死因に不審を待った。そこには、新日本開発会社の依頼をうけた、通称風来坊探偵の西園寺五郎も来ていた。五郎は、本格的調査をするために上田牧場に泊めてもらうことになった。美佐子もまた、ちか子の勧めで牧場に暫く滞在することになった。上田牧場は孤児達の世話をみる牧場主の上田と娘のちか子を中心に平和に明け暮れていた。その翌日、地元の北東観光のボス鬼頭と手下が牧場に現われた。鬼頭は日頃から新日本開発を押しのけて附近一帯の観光事業を独占しようとしていた男だ。牧場は新日本開発の土地であるが、鬼頭は青雲社長直筆の土地譲渡書をタテに強引に立退きを追って来たのだ。そんな彼らを五郎が追っ払った。しかし、後でスペードの鉄と名乗る鬼頭の用心棒が五郎に決闘を申込んできた。広大な雪渓上で、鉄のルガー拳銃と五郎のウィンチェスター銃との勝負がはじまった。だが、腕は互角だった。二人はこの時、ウマがあうというのかお互に奇妙な友情を感じあっていた。鉄の助言で鬼頭の情婦踏絵が、もとスチュワーデスと知った五郎は、鬼頭のロッジに忍びこんで一個のパラシュートを発見した。五郎は踏絵を墜落現場に誘い出し、踏絵が鬼頭の命をうけて青雲社長を拉致した後、離陸寸前のセスナ機に潜入、上空で香山操縦士を殴って失心させ自分はパラシュートで降下した墜落の推理を語った。全てを観念した踏絵に、鬼頭の手下の拳銃が火を吐いた。一方、鬼頭は牧場に火を放ち実力行使にでてきた。その火を見て牧場に駆けつけた五郎は、鉄の加勢で鬼頭一味を倒すのだった。 〔岬を渡る黒い風〕 風来坊探偵こと西園寺五郎は、江藤漁業江藤重吉の娘慎喜子に事件を依頼されて房総半島新岬港に向かった。江藤漁業は相次ぐ海難事故のため危機に頻していた。しかもその事故原因が決って時化の金曜日に起ることから重吉は、娘を五郎の迎えにやったのだ。五郎が江藤漁業へついた時に、重吉は水死体となっていた。五郎の活躍が始った。新岬港にはもう一つの漁業会社堀越海運がある。南房水産研究所の仕事を一手に引きうけて繁昌していた。南房水産は所長の南条博士、五味助手、所員の千代子を中心に、プランクトン放流による漁法の研究を課題としていた。その後援者は町の実力者の多々良大造であった。採算がとれそうにもない研究に多々良は絶大な援助を送っていた。水産研究と堀越海運との結びつきに疑問を抱いた五郎に、堀越海運にいるジョーカーの鉄という渡り者が戦いを挑んできた。断崖の岩場に、鉄の拳銃と五郎のウィンチェスターが対決した。だが腕は互角だった。二人の胸にはいつか友情が湧いていた。五郎は時化の日の金曜日、あけぼの丸で水産研究所の実験海域へ密かに潜入した。そこで五郎が見たのは、堀越海運からのチャーター船が、此処で貨物船と麻薬の取引をしている現場だった。江藤海運の沈没船はいずれもこの現場をみたためだった。この海域から離脱しようとしたあけぼの丸は、貨物船に発見され、ダイナマイトを投げつけられた。あけぼの丸は怒濤の中に沈んでいった。この事件で、麻薬団の首領、五味こと蒋石海は、身の危険を知った。南条博士が傀儡のボスとなって堀越一味が沖から運んでくる麻薬を多々良とその情婦紫都子に輸送させていたのだが、麻薬ルートの全ぼうのばれるのを恐れて多々良と紫都子を射殺した。そして堀越剛之助とその幹部も部下に命じて射殺させた。逃げるための楯に慎喜子を捕まえた。その騒ぎの最中に、あけぼの丸と一緒に沈んだはずの五郎が鉄と現われた。二人の拳銃とウィンチェスターに、蒋一味は次々と倒れていった。最後には蒋も断崖まで追いつめられ、やがて消えていったのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1961年7月上旬夏の特別号

日本映画紹介:風来坊探偵 赤い谷の惨劇

2024/02/28

2024/02/28

55点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


日活の無国籍映画のような話。旭が千葉真一で錠が曽根晴美という塩梅。千葉のわざとらしい笑いが耳ざわりだった。

2020/10/06

2024/01/22

55点

選択しない 


お前の目玉ロンパリか?

 我らが千葉ちやんのご機嫌な初期作品。1961年、ニュー東映製作の「風来坊探偵 赤い谷の惨劇」であります。監督は、これがデビュ作となる深作欣二。脚本は松原佳成と神波史男、音楽は池田正義。

 冒頭ではイキナリ、セスナ機が赤岩岳山腹に墜落するシーンから。特撮で緊迫の場面を作り上げてゐます。このセスナは新日本開発の南雲社長が乗つてゐて、即死。しかし顔が潰されてゐたと云ふ不自然な死体だつたと報道されました。この事故に疑問を持ち、上田牧場の娘・ちか子(小林裕子)に協力して貰ひ現場にやつて来たのが、パイロットの妹である美佐子(北原しげみ)です。

 現場ではマニキュアの容器を発見する美佐子。しかし彼女を付けてきた三人のチンピラに襲はれます。そこへ現れたのが、風来坊探偵の西園寺五郎(千葉真一)。忽ち三人を撃退し、彼女からマニキュアの容器を預かり「また会ふさ」と告げてその場は去ります。イカスね。彼は新日本開発から依頼されて調査に来た私立探偵でした。

 この事件の背景として、赤岩岳一帯を開発せんと目論む北東観光の社長・鬼頭(須藤健)が、邪魔な上田牧場を地上げする為に、土地の所有者の南雲を殺害したと推測されるのですが、証拠がありません。須藤も「この国は証拠さへ無ければ、疑はしくても罰せられない」と嘯くのです。それを良い事に、須藤は更に牧場主・上田(宇佐美淳也)を痛めつけ、牛舎の水に砒素を混入して牛を殺し、牛舎に火を放つと云ふ暴挙に出る......!

 ニュー東映製作、白黒シネマスコープ、新人監督、上映時間62分と、如何にもB面的扱ひの作品。日活の無国籍映画みたいなトンデモ映画なんですが、まあ牧歌的で憎めないのです。千葉ちやんが西部劇スタイルでふらりと事件のある場所に現れ、大活劇でワルをとつちめ、また去つて行く。乾いたハハハと云ふ笑ひがわざとらしさ満点です。

 ライヷルの「スペードの鉄」に曽根晴美で、モロに宍戸錠の役柄。千葉と曽根で「拳銃コンビ」として売り出さんとしたやうです。ヒロインは清楚な北原しげみと勝気な小林裕子、ワルには須藤健、その用心棒に関山耕司と、まさに渡り鳥シリーズの縮小再生産みたいな設定。

 須藤に利用される悪女は故里やよいで、日活なら香月美奈子や楠侑子が似合ふ役柄。千葉に悪事をばらされると観念し、総てを話すと告げた後に陰から狙撃される! いつも思ふのですが、かういふ場面で口封じに殺されるのは常にワル側の証言者で、それよりも主人公を撃つた方が生産性が高いのではないでせうか。

 深作演出は、まだ後年程の個性は出てゐないものの、特撮を駆使したり、雪山にセスナを持つて来たりの工夫が見られ、クライマックスの銃撃戦も一味違ふテイストに仕上げてゐます。しかし事故後何日経つたのか知りませんが、事故機がそのまま放置されてゐるのは不思議であります。普通ならせめて「立入禁止」の措置が取られるのでは。北原しげみがマニキュアの容器を回収しちやふのも乱暴な展開と申せませう。

 穴だらけの脚本と設定ながら、なぜか憎めない一品。和田浩治の小僧アクションをも思はせる馬鹿馬鹿しさですが、当時の観客も大らかだつたのでせう。現在ならこんな設定の映画は作れませんな。もし作るなら完全におバカ映画としてでせう。しかも何と「風来坊探偵」には第二作目がございます。おお。

2021/10/20

2021/10/20

60点

レンタル 


若い頃の千葉ちゃんて息子よりもイケメンだったのね。

もろに日活の無国籍アクション映画だなあ。
千葉真一主役デビュー作であり、深作欣二監督のデビュー作。

まあパクリだと言えばその通りなんであるが、無国籍アクション映画よりも自分には好みだったりする。

無国籍アクション映画が、アクション映画であるが叙情的であり、どこかのんびりしたところもある。西部劇趣向に日本人好みの叙情的なものを加えたからこそ受けたと思う。

本作はそういうところはない。通常なら主人公とヒロインの甘いロマンスもあるはずなのに、これがない。

ひたすらアクション、アクションで見せてくれる。深作欣二監督の資質と言いたいところだが、深作監督も泣きの演出は後年ではよく表れているから、そうではないのだろうと思う。
 
一時間くらいの尺しかないから、アクションで見せ切ると決めたのだろう。

主役と監督のデビュー作だから、低予算のアクション映画と思いきや、意外と金がかかっている。
セスナ機の事故を特撮で撮っている。低予算の映画なら輪転機が回っているところへ、新聞記事が出るところで済ませるはずだ。
それをわざわざ特撮で描いている。

また事故現場に墜落したセスナ機の実物大レプリカを置いてある。まあ事故現場に事故機がそのまま放置なんてありえないのだが、これを作ったのには驚かされる。

クライマックスも小屋のセットをダイナマイトで派手に破壊するところも低予算映画じゃないみたい。

当時の邦画の勢いも感じさせるし、千葉真一を売り出そうというのだから、力こぶが入ったものとなったのかもしれない。

そして若い千葉真一がさわやかなイケメンであることも面白いし、なにより小林旭よりもアクションスターとしての資質も上だったことが判る。

吹き替え無しでアクションを演じたのは小林旭も同じだけど、千葉ちゃんのアクションを観ていると、やはりこの俳優さんはアクションに対する意気込みが全然違う次元のものと感じられる。アクションをやる千葉ちゃんはとても活き活きとしている。
それにつられたのか、そういう風に誘導したのか深作欣二監督の演出も情緒的なものは一切排除して、キビキビとしたものを描いている。

アクションスターになるべくしてなったと、この主役デビュー作でもわかる。

だから小林旭より、石原裕次郎より、赤木圭一郎よりも、魅せてくれるのである。

2020/02/20

2020/02/20

60点

テレビ/有料放送/東映チャンネル 


和製西部劇

千葉真一を売り込むための作品かな。アクション監督としての深作欣二ではあるが、まだ細かい点で手を抜いているように思える。
たとえばパイロットの妹香山美佐子(北原しげみ)が現れたときの服装はまだいいとして、山へ登るのにあの服装はないだろう。運動靴にスラックス。さらに墜落現場に機体がそのまま残っていたり、マニキュアが落ちているなんて考えられない。打ち合いの最中でも香山美佐子は頭を出していて、物陰に隠れていないなどリアルさに欠ける。もっともストーリー自体がリアルさに欠けるから仕方ないが。牛が暴走するというところに気がついたのは良いが実際にはもっさり歩いていて、暴走に迫力がない。

2012/06/20

2019/05/18

60点

映画館/東京都/シネマヴェーラ渋谷 


下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる

バスの行先が三笠となっていたので、北海道中央部と思われる山麓の開拓牧場を舞台に、地主を航空機事故に見せかけ抹殺し、開発を目論んでいる業者と手下たちと、地元民の対立が軸のアクション劇。
立ち退き要求に困惑する開拓者たちの前に現れるのが千葉ちゃん。風来坊探偵となっているものの、依頼者は誰なのか?などの疑問もありますが、1時間の中編作品なので、あまり細部を追求するのは好ましくなさそうです。
敵側であるにかかわらず、相棒のような曽根晴美とはガンアクションを通じて良いライバル関係があって、現実離れはしていますが、主役一人では映画は出来ませんので大事な役どころとも言えます。

その観点で見ている分には楽しめます。昔の3本立てが珍しくなかった頃の映画と違って、2時間越えの作品が当たり前の昨今のように、無駄な心理状態を描いたりしないので、眠ったりする間もなく、悪は滅びてめでたしめでたしのラストへ一直線でストレスが残る事もなく良い事だらけのようにも思えます。

2017/09/19

2017/09/20

60点

レンタル 


深作欣二監督デビュー作

あらすじは以下の通り。
香山美佐子はセスナ機で墜落死した、兄の墜落現場である赤岩岳山麓の村にやって来た。兄は新日本開発会社青雲社長と一緒に遭難したのであった。土地不案内の美佐子は上田牧場の娘、ちか子に連れられて現場に来たが、何となく兄の死因に不審を待った。そこには、新日本開発会社の依頼をうけた、通称風来坊探偵の西園寺五郎も来ていた。五郎は、本格的調査をするために上田牧場に泊めてもらうことになった。美佐子もまた、ちか子の勧めで牧場に暫く滞在することになった。上田牧場は孤児達の世話をみる牧場主の上田と娘のちか子を中心に平和に明け暮れていた。その翌日、地元の北東観光のボス鬼頭と手下が牧場に現われた。鬼頭は日頃から新日本開発を押しのけて附近一帯の観光事業を独占しようとしていた男だ。牧場は新日本開発の土地であるが、鬼頭は青雲社長直筆の土地譲渡書をタテに強引に立退きを追って来たのだ。そんな彼らを五郎が追っ払った。しかし、後でスペードの鉄と名乗る鬼頭の用心棒が五郎に決闘を申込んできた。広大な雪渓上で、鉄のルガー拳銃と五郎のウィンチェスター銃との勝負がはじまった。だが、腕は互角だった。二人はこの時、ウマがあうというのかお互に奇妙な友情を感じあっていた。鉄の助言で鬼頭の情婦踏絵が、もとスチュワーデスと知った五郎は、鬼頭のロッジに忍びこんで一個のパラシュートを発見した。五郎は踏絵を墜落現場に誘い出し、踏絵が鬼頭の命をうけて青雲社長を拉致した後、離陸寸前のセスナ機に潜入、上空で香山操縦士を殴って失心させ自分はパラシュートで降下した墜落の推理を語った。全てを観念した踏絵に、鬼頭の手下の拳銃が火を吐いた。一方、鬼頭は牧場に火を放ち実力行使にでてきた。その火を見て牧場に駆けつけた五郎は、鉄の加勢で鬼頭一味を倒すのだった。 〔岬を渡る黒い風〕 風来坊探偵こと西園寺五郎は、江藤漁業江藤重吉の娘慎喜子に事件を依頼されて房総半島新岬港に向かった。江藤漁業は相次ぐ海難事故のため危機に頻していた。しかもその事故原因が決って時化の金曜日に起ることから重吉は、娘を五郎の迎えにやったのだ。五郎が江藤漁業へついた時に、重吉は水死体となっていた。五郎の活躍が始った。新岬港にはもう一つの漁業会社堀越海運がある。南房水産研究所の仕事を一手に引きうけて繁昌していた。南房水産は所長の南条博士、五味助手、所員の千代子を中心に、プランクトン放流による漁法の研究を課題としていた。その後援者は町の実力者の多々良大造であった。採算がとれそうにもない研究に多々良は絶大な援助を送っていた。水産研究と堀越海運との結びつきに疑問を抱いた五郎に、堀越海運にいるジョーカーの鉄という渡り者が戦いを挑んできた。断崖の岩場に、鉄の拳銃と五郎のウィンチェスターが対決した。だが腕は互角だった。二人の胸にはいつか友情が湧いていた。五郎は時化の日の金曜日、あけぼの丸で水産研究所の実験海域へ密かに潜入した。そこで五郎が見たのは、堀越海運からのチャーター船が、此処で貨物船と麻薬の取引をしている現場だった。江藤海運の沈没船はいずれもこの現場をみたためだった。この海域から離脱しようとしたあけぼの丸は、貨物船に発見され、ダイナマイトを投げつけられた。あけぼの丸は怒濤の中に沈んでいった。この事件で、麻薬団の首領、五味こと蒋石海は、身の危険を知った。南条博士が傀儡のボスとなって堀越一味が沖から運んでくる麻薬を多々良とその情婦紫都子に輸送させていたのだが、麻薬ルートの全ぼうのばれるのを恐れて多々良と紫都子を射殺した。そして堀越剛之助とその幹部も部下に命じて射殺させた。逃げるための楯に慎喜子を捕まえた。その騒ぎの最中に、あけぼの丸と一緒に沈んだはずの五郎が鉄と現われた。二人の拳銃とウィンチェスターに、蒋一味は次々と倒れていった。最後には蒋も断崖まで追いつめられ、やがて消えていったのだった。

深作欣二監督のデビュー作。深作欣二監督特有の手持ちカメラでの臨場感溢れるアクション撮影手法は見受けられない。
これを見ても深作欣二かどうかわからない。どことなか黒澤明の影響は色濃く感じる。千葉真一の若さと曽根晴美の若さが新鮮だったぐらいで限りなく凡作。