ファンタスティック・プラネット

ふぁんたすてぃっくぷらねっと|La Planete sauvage|La Planete sauvage

ファンタスティック・プラネット

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レビューの数

77

平均評点

73.4(375人)

観たひと

589

観たいひと

35

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / SF
製作国 フランス チェコスロバキア
製作年 1973
公開年月日 1985/6/21
上映時間 72分
製作会社 レ・フィルム・アルモリアル=ORTF=チェコスロヴェンスキー・フィルムエクスポルト
配給 ケイブルホーグ
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

フランスの代表的SF作家ステファン・ウルの小説『オム族がいっぱい』を原作とする長編アニメーション映画。共同脚本も担当したローラン・トポールが原画も手がけている。監督は「時の支配者」のルネ・ラルー。1973年のカンヌ国際映画祭で、アニメーションとして初めて審査員特別賞を受賞した。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

人間より遥かに巨大で、全身真っ青の皮膚に目だけが赤いドラーク族が支配し、人間は虫けら同然の惑星。孤児となった人間の赤ん坊がドラーグ族の知事の娘ディーヴァに拾われ、ペットとして育てられた。テール(地球の意)と名付けられた赤ん坊は少年となり、ディーヴァが勉強に使っている学習器をこっそり使い、この惑星についての知識を深めていく。彼はディーヴァが瞑想の儀式に入った隙に学習器を抱えて逃げ出し、ひっそり暮らす人間たちに様々な知識を共有させた。やがてドラーグ族が人間狩りを開始。知識を得た人間たちは、ドラーグ族が捨てたロケットを改造して隣の星である未開の惑星へ、移住のための調査隊を派遣する。その折、テールを含む調査隊は、ドラーグ族が瞑想によってこの惑星に魂を飛ばし、マネキン人形を相手に踊るという行為で生命エネルギーを得て種の保存を図っていたことを知った。テールたちは踊りの最中の人形を破壊し、ドラーグ族を狂わせて大混乱に陥らせる。ドラーグ文明は崩壊の危機を迎え、やがて人間との間に協定が結ばれた。人間たちは未開の惑星と同じような人工惑星を作りそこに住むことになる。その人間の星には、テールの名がつけられた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1997年4月上旬春の特別号

COMING SOON【新作映画紹介】:ファンタスティック・プラネット

1985年7月上旬号

グラビア:ファンタスティック・プラネット

2024/05/28

2024/05/28

77点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 
字幕


必見

これは、かなりぶっとんだ作品です。
そこそこ映画のことを知っていると思っていましたが、こんなものがあるとは、映画の世界の広さを改めて感じました。必見です。

2024/04/08

-点

選択しない 


強烈な画と設定

毒々しい作画に惹かれて鑑賞。ドラーグ人たちにとって人間とは、今の私たちにおけるゴキブリと同程度らしい。異なる点は、稀に高知能のゴキブリが混在することくらいか。
我々が殺虫剤を撒いてゴキブリを殺すように、ドラーグ人も同じく殺虫剤のようなものをばら撒き人間を虐殺したり、人間を殺すためだけに新兵器を作ったりして人間を駆逐しようとする。
そもそもゴキブリは、人間にとって本来そこまで有害な生物ではない。しかし人間は、ゴキブリを見るととりあえず殺しておく。という選択肢を取る。
なぜ人間は不必要な殺生を繰り返すのか。
本来そこまで有害でない犬猫などの動物は飼って愛でたりするのに、なぜ一部の昆虫や見た目の醜いものは迫害し殺生するのか。愛されるべきものと迫害されるべきものの違いは何なのか。
この映画は、人間の持つ利己的で都合の良い心理が、どれほど被害者の立場からすれば理不尽で残酷なものかを問題提起しているように思う。

2024/03/10

2024/03/10

50点

VOD/YouTube 
字幕


この世界観は苦手。青い体のドラーク族のペットになっている人間。ドラークの教育機で知恵をつけ脱出。隠れて住んでいた人間たちとドラークの弱点を突いて共存できる世の中に帰るというお話し。奇妙奇天烈な動物や植物。ユニークなドラーク人。・・・やっぱり苦手だ。

2021/08/07

2023/12/15

60点

映画館/群馬県/シネマテーク高崎 
字幕


なんかシュールだわ…

宇宙人に人類(オム族)が支配されている世界(星)

そこで保護された赤ん坊が成長して反乱を起こすという大まかな流れ。
もう少しイロイロあるのはあるけれど
まぁ~昔っぽい感じがするアニメ作品。
どのくらい昔…70年代くらいの絵柄、動き、演出。
と思ったら、73年の製作なんですね。納得。
なんで今になって公開されているんでしょうね。
それを思わず観てしまう…

オム族が、ドラーグ族の支配から脱却しようとする姿。
その抵抗しようとする姿、意思、連帯する事
それらを今改めて思い返す必要がある世界になっているのかもしれない。

そんな事を感じながら…

2023/09/30

2023/10/02

70点

VOD/U-NEXT 
字幕


「世界中のクリエイターに多大な影響を与えたSFアニメーションの金字塔」

二回目の観賞。
前回観た時より素直に楽しめた。
独特の世界観は癖になる。

2023/09/25

2023/09/25

80点

VOD 


とっても奇妙でいい。フランス語なのもいい。1970年代の映画なのに、ディズニーの白雪姫くらいの古さに見える。古っぽいのも怖くて何かオーラがある。