セブン

せぶん|Se7en|Seven

セブン

レビューの数

196

平均評点

81.0(2070人)

観たひと

3398

観たいひと

180

(C)1995 New Line Productions, Inc. All rights reserved.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 1995
公開年月日 1996/1/27
上映時間 126分
製作会社 ニューライン・シネマ
配給 ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

キリスト教の七つの大罪に基づく連続殺人事件と、それを追う刑事コンビの姿を描いたサイコ・スリラー。先鋭的なヴィジュアル・センスとノイズを駆使したアバンギャルドな音響設計による、世紀末ムードが全編を覆うダークな世界観が魅惑的。N.Y.タワーレコードの店長として働きながら執筆したアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーのオリジナル脚本を、「エイリアン3」のデイヴィッド・フィンチャーが監督。製作は「マスク」「アウトブレイク」のアーノルド・コペルソン、撮影は「デリカテッセン」のダリウス・コンディ、美術はピンク・フロイドやジェネシスなどの舞台で活躍したのち、「マリリンとアインシュタイン」などを手掛けたアーサー・マックス、編集は「硝子の塔」のリチャード・フランシス=ブルース。音楽は「依頼人」のハワード・ショアで、エンド・タイトル曲はデイヴィッド・ボウイの『ハーツ・フィルシー・レッスン(心の淫らなレッスン)』。特殊メイク(死体)は「遊星からの物体X」のロブ・ボッティン、デジタル視覚効果とメイン・タイトル・シークエンスは[R/グリーンバーグ・アソシエイツ・ウェスト、デジタル・スタジオ部]が担当。主演はアクションにも果敢に挑んだ、「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のブラッド・ピットと、「ショーシャンクの空に」「アウトブレイク」の演技派モーガン・フリーマン。共演は、本作がきっかけでピットの恋人となったグィネス・パルトロウ、「黒いジャガー」のリチャード・ラウンドツリー、「フルメタル・ジャケット」のR・リー・アーメイ、「ユージュアル・サスペクツ」のケヴィン・スペイシーほか。公開30周年記念として『セブン』4K版を2025年1月31日よりIMAX初上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

雨降りしきる大都会。また新たな殺人事件が発生し、退職まであと1週間のベテラン、サマセット(モーガン・フリーマン)と血気盛んな新人ミルズ(ブラッド・ピット)の両刑事が現場に急行した。被害者は極限まで肥満した大男で、汚物にまみれ、食べ物の中に顔を埋めた恰好で死んでいた。死因は食物の大量摂取による内蔵破裂。男の後頭部に付けられた銃口の痕から、何者かに、死ぬまで食べ続けるよう強制させられていたことが判明した。そして現場には、犯人が残したものと思われる〈GLUTTONY=大食〉と書かれた文字が残されていた。まもなく次の死体が発見される。凄腕で名高い弁護士グールドが、高級オフィスビルの一室で、血まみれになって殺されていた。そして現場には血で書かれた〈GREED=強欲〉の文字が……。サマセットは、犯人がキリスト教における「七つの大罪=憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」に基づいて殺人を続けていることを確信、ミルズにあと5人殺されるだろうと告げる。「強欲」殺人の現場を再検証した2人は、壁の絵画の裏に指紋で書かれた「HELP ME」の文字を発見。その指紋は前科者の通称ヴィクターのものだった。ヴィクターの部屋に急行した捜査陣は、舌と右腕を切られた上、ベッドに縛りつけられて廃人同様となったヴィクターを発見。部屋には彼が衰弱していく様を撮影した写真と〈SLOTH=怠惰〉と書かれた紙が残されていた。グールドの部屋の指紋は、ヴィクターの切り取られた右腕で付けられたものだった。捜査は振出しに戻り、サマセットはFBIの友人の協力を得て、犯罪者に利用される恐れのある″要注意図書 ″リストの「七つの大罪」に関する図書館の貸出記録から、容疑者を割り出そうとした。ほどなく″ジョン・ドウ ″という男が該当者に挙がった。半信半疑のまま、2人は男のアパートを訪ねるが、その時、帰ってきた男がいきなり拳銃を発射して逃げた。どしゃ降りの中を追跡したミルズを、男は待ち受けて打ち倒し、頭に銃口を突きつけるが、なぜかとどめは刺さずに去った。ジョン・ドゥの部屋からは、今までの被害者を撮影した無数の写真が発見された。大胆不敵にも、男は報道カメラマンのふりをして、ヴィクターの殺害現場に現れていた。そこへ、ジョン・ドウから挑戦の電話が入る。やがて、第4の殺人〈LUST=肉欲〉として娼婦が殺され、第5の殺人〈PRIDE=高慢〉として顔を切り裂かれて悲観した美人モデルが自ら命を絶った。そんな時、意外にも残る2件を残して、ジョン・ドウと名乗る男(ケヴィン・スペイシー)が警察に自首して来た。拘置された男の過去や身元は全く不明だった。男は自分は選ばれた人間で、誰もなし遂げなかった偉大なことを行ったと言う。ドウは、ミルズとサマセットを伴ってある場所に車を向かわせた。とある荒野で止まった一行の前に、宅配便の車が現れ、小さな箱を置いて去った。ドウはその箱の中に、ミルズの新婚の妻トレイシー(グゥイネス・パルトロウ)の生首が入っていると言い、これは彼を羨んで彼女を殺した〈ENVY=嫉妬〉の罪だとも語った。逆上するミルズは怒りにかられ、ドウに銃口を向けた。サマセットは必死で止めるが、ミルズは相手の挑発に乗り、ドウを射殺してしまう。男の目論見どおり、〈WRATH=憤怒〉の殺人をもって7つの殺人は完結した。ドウと名乗る男の正体も動機も闇と消えた。サマセットは絶望感に包まれ、再び雨降りしきる町に戻った。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1996年7月下旬号

外国映画紹介:セブン

1996年5月下旬特別号

劇場公開映画批評:セブン

1996年2月上旬号

特集 サイコパス・ムービーへの招待:「セブン」作品評

1995年12月下旬特別号

グラビア特集 SPECIAL SELECTION:「セブン」

2026/03/20

2026/03/20

85点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


また観た

久しぶりに観た。映像の描写もえげつないしラストブラッド・ピットの行為によっていったい何だったんだという思いしか残らない。

2025/12/03

2025/12/03

-点

選択しない 


ディビットフィンチャー
プラピ、モーガンフリーマン

人はなぜ…原罪、日常のなかの罪、誰しもが、人間なら誰しもが、人間の本質的な愚かさ、楽観的に鑑賞する鑑賞者側にも問いかけてくる

ずっと雨、暗い、匂いがしてくる、犯人のなんとも言えないサイコ感、えげつない死体描写、刑事モノハラハラ感、

完成度、7つの大罪の締めくくり方

2025/11/18

2025/11/18

76点

テレビ/無料放送/BS-TBS 
吹替


面白かったですよ!

これ30年前の作品なのかぁ・・。最初から最後まで引き込まれるほど、見事な作品だと思う。エンディングの出来事は、終盤に予想することは出来た。あんな終わり方は本当は嫌いだけどね。

2025/08/17

2025/08/18

84点

選択しない 

デビッド・フィンチャー監督によるダークでソリッドな映像に痺れるサイコ・サスペンスの傑作。

雨が降りしきる大都会。退職間際のベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)は、血気盛んな新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)とともに、犯罪史上類を見ない連続猟奇殺人事件を担当することになる。
始まりは月曜日。最初の事件現場では、極度の肥満の男が絶命するまで無理矢理食べさせられ続けて殺され、「GLUTTONY(大食)」と書かれたメモが残されていた。
翌火曜日。次は大物弁護士グールドの死体が、血で書かれた「GREED(強欲)」という文字と一緒に発見される。サマセットは、犯人がキリスト教の7つの大罪
「GLUTTONY(大食)」
「GREED(強欲)」
「SLOTH(怠惰)」
「LUST(肉欲)」
「PRIDE(高慢)」
「ENVY(嫉妬)」
「WRATH(憤怒)」
に該当する者を狙っていると確信する。
次の犯行を阻むため、捜査を続ける2人だったが…。

異様なほど細かい文字をノートにびっしり書き込んでいく、犯人と思しき者の手…エッジの利いたオープニング・クレジットから、不穏な世界観に鷲掴みにされます。
雨のそぼ降る陰鬱な都会で、直情的な若手のミルズ刑事と疲労感が滲むベテランのサマセット刑事が、衝突しながらも"ジョン・ドゥ"なる連続猟奇殺人鬼を追う。ストーリーは気が滅入るものの、案外追いかけやすいです。
何より、ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンが路地を歩いているだけのシーンですらカッコイイ。つまりすべてのシーンが"絵"になるというとんでもない映画。
「銀残し」という現像手法が用いられているらしく、コントラストの強い硬質な映像となっています。また、重低音やノイズが多用され、神経を搔き乱します。
そして観る者の胸を張り裂けさせるラスト。忘れられない衝撃です。

2025/08/05

2025/08/05

65点

テレビ/無料放送/テレビ東京 
字幕-吹替


水面と紙に書かれた文字,そして綴るようなドウさんの仕事

暗い画面が続く.雨が降る.メトロノームが動いている.オープンリールのテープが回っている.剃刀の刃が見える.描かれた文字と活字が意味を持とうとしている.断片が映り,収集されようとしている.ミルトンの「失楽園」の引用,ダンテの「神曲」や「カンタベリー物語」が言及され,現代の「冷血」や中世のトマス・アクイナスまでの教養が示され,ヘミングウェイも引き合いに出される.
転属されてきたミルズ(ブラッド・ピット)とあと7日で引退するサマセット(モーガン・フリーマン)は異なる個性でもある.コーヒーを持っている.スパゲッティに顔を突っ込む肥満が月曜に事件として起こる.続いて弁護士の惨殺死体も見える.人差し指で不器用にタイプライターを打つサマセットもいる.緑のスタンドのシェードが印象に残る図書館での調べ物がなされる.ミルズの妻のトレーシー(グウィネス・パルトロウ)が現れる.この家では大型犬が飼われてもいる,しかし,地下鉄が通ると揺れ,犬が鳴き,その様子に招かれたサマセットも含め笑い合っている.
説教と痛悔もテーマになる.ビクターは「怠惰」として1年間監禁された状態があり,ミイラのように現れているが,生きている.アパートの銃撃戦で住人の罵声が飛び交うなか,ミルズは撃ってきた者を追う.外壁にかかる非常梯子を降り,交通渋滞の中を横断していく.トラックの脇の水たまりの中では逆にミルズはこめかみに銃口をあてられ,もがいている.
足を引きずるジョン・ドウさん(ケヴィン・スペイシー)が犯人として浮上する.青い光から赤い光へと室内の照明の雰囲気が変わる.無関心も問題となる.「高慢」の鼻を削がれた女性も見つかると,ジョンは堂々と投降してきて手錠をかけられ,弁護士を呼ぶように言っている.ジョンは特別な務めとして,作品が完成する仕事をしている.荒野を車は進む.後部座席にはジョン,運転するサマセットがおり,ミルズが助手席で熱くなる,その車をヘリが護衛をする 荒野に鉄塔が見えている.7時1分になるとその荒野にダンボールの梱包が届けられる.

2025/07/07

2025/07/09

80点

テレビ/無料放送/テレビ東京 
吹替


7・7・7・7

三度目。
内容はともかく、この映画をこの日に放送が憎い。
令和7年7月7日 テレビ東京(7チャン)で放送。