今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

きょうのそらがいちばんすきとまだいえないぼくは|----|----

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

レビューの数

66

平均評点

79.8(272人)

観たひと

336

観たいひと

31

(C)2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 日本
製作年 2025
公開年月日 2025/4/25
上映時間 127分
製作会社 吉本興業=NTTドコモ・スタジオ&ライブ=日活=ザフール=プロジェクトドーン(製作幹事:吉本興業/制作プロダクション:ザフール)
配給 日活
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督大九明子 
脚本大九明子 
原作福徳秀介
(「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(小学館刊))
プロデュース中村直史 
古賀俊輔 
製作藤原寛 
吉澤啓介 
永山雅也 
古賀俊輔 
松本光司 
プロデューサー中澤晋弥 
黒田優太 
松浦ちひろ 
共同プロデューサー馬場省吾 
長坂淳子 
撮影中村夏葉 
美術橋本泰至 
装飾貴志樹 
音楽プロデューサー田井モトヨシ 
挿入曲スピッツ
(「初恋クレイジー」(Polydor Records))
劇中歌蛭子和典
(「倍音そうる」)
山合圭吾
(「日に日に」)
録音小宮元 
音響効果渋谷圭介 
照明常谷良男 
編集米田博之 
衣裳宮本茉莉 
ヘアメイク遠山穂波 
DIカラリスト河原夏子 
ラインプロデューサー梅本竜矢 
制作担当大塚博之 
助監督成瀬朋一 
VFXスーパバイザー田中貴志 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演萩原利久 小西徹
河合優実 桜田花
伊東蒼 さっちゃん
黒崎煌代 山根
安齋肇 マスター
浅香航大 さっちゃんの父
松本穂香 夏歩
古田新太 佐々木

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

お笑いコンビ『ジャルジャル』の福徳秀介が小説家デビューを果たした青春恋愛小説を、「私をくいとめて」の大九明子監督が映画化。冴えない日々を送る大学生・小西は、ある日お団子頭の桜田の凛々しい姿に惹かれて、声をかけ意気投合するが……。主人公の小西徹を「朽ちないサクラ」「世界征服やめた」の萩原利久が、小西が惹かれる同級生の桜田花を「ナミビアの砂漠」「あんのこと」の河合優実が演じる。2024年第37回東京国際映画祭コンペティション部門公式出品作品。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

小西(萩原利久)は思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送っていた。学内唯一の友人・山根(黒崎煌代)や銭湯のバイト仲間・さっちゃん(伊東蒼)とは、他愛もないことでふざけあっていた。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田(河合優実)の凛々しい姿に目を奪われる。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合。会話がはずむなか、毎日楽しいと思いたい、今日の空が一番好きと思いたい、と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲う。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2025年6月号

REVIEW 日本映画&外国映画:「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」

2025年5月号

試写で見て「これゼッタイ、公開されたら映画館で見ること決定!」の映画:「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」インタビュー 福徳秀介(ジャルジャル)[原作者]

2025年4月号

次世代への映画推薦委員会 今月の推薦作品:「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」

キネマ旬報増刊 キネマ旬報NEXT Vol.61 ジェシー 「お嬢と番犬くん」

The Rules Of Romantic Comedy ロマンティックコメディの法則:初共演の萩原利久と河合優実の間に存在する“セレンディピティ的”共通項 「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」

2025/08/04

2025/08/05

70点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル 


色々と強引な展開

伊東 蒼さんと松本穂香さんのネイティブな関西弁が心地良かったです。 
でも後半で小西(萩原利久)が片足引き摺っている原因が解りませんでした。 見せ場となる“さっちゃん”の告白シーンも伊東 蒼さんの巧さ・いじらしさに引き込まれましたが、その後の展開に無理を感じてしまいました。 銭湯の佐々木(古田新太)も言ってましたが、アルバイトとは言え1ヶ月半も放って置くのは論外です。 普通なら2日も無断欠勤したら安否確認すると思いますし、母親もバイトの事は知っている筈なので、電話ひとつ入れないのも常識から外れています。

桜田 花(河合優実)がバイト先の喫茶店で小西への本心を暴露するシーンもおかしいでしょ。 それが本心なら何故3回も食事を一緒に? 遊ぶだけ遊びながらも“キモイと感じていた”のが女心なんでしょうか。

極めつけが花とさっちゃんが姉妹だったと言う事。 小西がアルバイト仲間だと言う事はさっちゃんから聞いていたと言っていましたが、さっちゃんが、あれだけの熱量を持って小西を想っていたのなら、アルバイト仲間は“関西大学の小西君”だと伝えないでしょうか。

そして桜田家を訪れた“キモイ”小西に対しての花の振舞も釈然としませんでした。 高評価だったので期待していましたが、人間関係の底の部分が納得出来ない作品でした。

個人的には、普段なら不必要と感じる山根のエピソードですが、「さよなら ほやマン」でチョッとオツムの足らない弟を演じた黒崎煌代さんが輝かっていて気に成りました。 何故か何処かで観たコロコロチキチキペッパーズのナダルさんを思いだしました。 他のキャストの皆さんの演技も申し分有りませんでした。 

2025/07/27

2025/08/02

70点

選択しない 


やっぱり河合優実はよい
どんな役柄でも、彼女がいるだけで華がある
意外と地味な役が多いのだけど、それでも華がある
唯一無二ってこういうひとのことをいうのかも

2025/08/01

2025/08/01

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


女優二人がとにかくすごい

2025/07/30

2025/07/30

75点

選択しない 


初恋クレイジー

ある出来事が起こる前までが、むしろ好きだった。周囲とうまく交われない大学生ふたりの心情をうまく表していて。


何より素晴らしかったのはさっちゃんの告白シーンだ。あそこでは、小西から見たさっちゃんが映されていて、遠いからよく表情が見えない。と気になっていたら、後にちゃんとそのシーンのさっちゃんのアップが出てきた。いい演出だと思う。

劇的な展開のないバージョンが見たい。充分惹き込まれるはずだ。

2025/07/27

2025/07/30

85点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


評判が良いのは認知しながら「とはいえキラキラ恋愛モノでしょ」と何となく見逃してたのをアマプラ配信始まったので迂闊に見たら不意を突かれて心に刺さった棘が抜けない。伊東蒼の独白と、その独白に至る迄の芝居の見事さよ。その後の顛末も含め、彼女を蔑ろにする小西を心底軽蔑したし、また若かりし頃の自分を省みて「そういう人の心が本質的に分かってない愚かな生き物だったわ!」ともんどり打ちたくなった。痛々しい青春を振り返りたくなる、そんな中高年に強くお勧めしたい

2025/07/30

2025/07/30

65点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


言葉で説明する映画

ネタバレ

主役の3人が心情を台詞で吐露することで成立させようとした野心的な作品ではあるが、個人的には語らない映画の方が好みです。話的には、さっちゃんを死なせてしまうのは気に入らない。