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おとうと(2010)

  • おとうと
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  • 平均評点

    70.4点(394人)

  • 観たひと

    694

  • 観たいひと

    70

  • レビューの数

    70

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/1/30
上映時間 126分
製作会社 「おとうと」製作委員会(松竹=住友商事=テレビ朝日=博報堂DYメディアパートナーズ=衛星劇場=デンナーシステムズ=日販=TOKYO FM=Yahoo!JAPAN=読売新聞=朝日放送=名古屋テレビ放送=木下工務店)(制作 松竹)
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山田洋次 
脚本山田洋次 
平松恵美子 
プロデューサー深澤宏 
山本一郎 
田村健一 
撮影近森眞史 
美術出川三男 
装飾高橋光 
音楽冨田勲 
音楽プロデューサー小野寺重之 
録音岸田和美 
照明渡邊孝一 
編集石井巌 
衣裳松田和夫 
ライン・プロデューサー斉藤朋彦 
製作担当相場貴和 
製作主任杉浦敬 
助監督花輪金一 
スチール金田正 
中原一彦 
宣伝プロデューサー因藤靖久 
飯田桂介 

キャスト

出演吉永小百合 高野吟子
笑福亭鶴瓶 丹野鉄郎
蒼井優 高野小春
加瀬亮 長田亨
小林稔侍 丹野庄平
森本レオ 遠藤
芽島成美 
ラサール石井 
佐藤蛾次郎 
池乃めだか 
田中壮太郎 
キムラ緑子 
笹野高史 丸山
小日向文世 小宮山進
横山あきお 
近藤公園 
石田ゆり子 小宮山千秋
加藤治子 高野絹代

解説

「十五才 学校IV」以来、10年ぶりの現代劇となる山田洋次監督作。東京で堅実に家族と生きてきた姉と、大阪で破天荒な暮らしを送る弟との再会と別れを描く。出演は「まぼろしの邪馬台国」の吉永小百合、「ディア・ドクター」の笑福亭鶴瓶、「ホノカアボーイ」の蒼井優、「プール」の加瀬亮、「沈まぬ太陽」の小林稔侍、「わたし出すわ」の加藤治子など。

あらすじ

東京の私鉄沿線、商店街の一角にある高野薬局。夫を早くに亡くした高野吟子(吉永小百合)は、女手ひとつで一人娘の小春(蒼井優)を育てながら、義母の絹代(加藤治子)との三人で暮らしている。小春とエリート医師との結婚が決まり、一家は幸せの頂点にあった。結婚式の前日、吟子は宛先不明で戻ってきた招待状を受け取る。大阪で役者をしているはずの弟、鉄郎(笑福亭鶴瓶)に宛てたもので、酒を飲んで大暴れした吟子の夫の十三回忌を最後に音信不通になっていた。式の当日。和やかに始まった披露宴の途中、羽織袴の鉄郎が汗だくになって現れる。吟子の兄、庄平(小林稔侍)に酒を飲むなと強く釘を刺されるが、我慢できたのは最初の数十分だけ。若者に交じって酒を一気飲み、マイクを独占し会場を練り歩いて浪曲を披露、あげくはテーブルをひっくり返す始末。新郎の両親にさんざん文句を言われた庄平は、鉄郎と縁を切ると宣言する。翌朝、吟子は鉄郎に、大阪に帰る電車賃をそっと渡し見送った……。小春の結婚生活は長くは続かなかった。育った環境の違い、夫の多忙、そしておそらくは鉄郎の件も。やがて離婚が成立、再び高野家で三人暮らしが始まる。ある夏の日、鉄郎の恋人だという女性が高野薬局にやってきた。鉄郎直筆の借用書を見せ、鉄郎と連絡が取れず困惑する彼女を哀れに思い、吟子はなけなしの預金を引き出すと全額を手渡す。ほどなく、鉄郎が東京に現れた。吟子の様子から全てを察した鉄郎は言い訳をするが、その不誠実な言動に、吟子は鉄郎との絶縁を言い渡す。それ以来、鉄郎の消息はぷっつりと途絶えてしまった。穏やかな日々が過ぎ、高野家では鉄郎のことが話題に上がることもなくなっていたが、吟子は密かに大阪の警察に捜索願を出していた。そんな中、鉄郎が救急車で病院に運ばれたという連絡が入る。吟子は急遽大阪に向かうが、鉄郎の身体中にガンが転移、余命数ヶ月との報告を受ける……。

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