いや面白かった！色々語れる部分が出てくるいい映画でした。

真の多様性とはなにかを示す映画。
多様性という言葉のチューニングが必要なんじゃないか。
言われるまで気づかないし、何も問題になっていないことについては多様性は認めよう。誰も気づかない限りそれを問題にしてないし、私たちも気にしてなかった。きっとこれを見ているクリスチャン本人もそうだっただろう。

うちと外の対比もわかりやすかった。トマスが自分の名前を書いて、権力闘争に加担した瞬間、教会に穴が空いた。最初、うちに籠った候補者を倒す意味で穴が空いたと思ったけど、違ったみたい。



トランブレがアデイエミのスキャンダルの女を呼び寄せたのは教皇が仕組んだことではないか？トランブレはマジで何も知らずにその女を呼び寄せたのでは！？8手先を読むのだからその可能性がある。巨大チェスを仕掛けた疑惑がある。

映像表現も良かった。格調高い、無駄なく椅子が並べられたコンクラーベ会場。そこから、風向きが変わり始めたときには無秩序に歩きはじめるおじ。