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鑑賞日 -  登録日 2025/04/18  評点 67点 

鑑賞方法 VOD/U-NEXT 
3D/字幕 -/字幕
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ゾッド将軍、大地に立つ

ピューリッツァー賞受賞の野望を叶えるために、新聞記者のロイスは果敢にテロリストに占領されたエッフェル塔に潜入する。
テロリストたちは水爆を使ってパリの街を殲滅しようとしていた。
そこへスーパーマンが現れ、水爆を宇宙に投げ飛ばし人類の危機を救う。
が、水爆の放射能により、惑星クリプトンを追放されたゾッド将軍、アーサ、ノンの封印が解けてしまう。
彼らは新たな支配地を得るために、地球を目指すことになる。

スーパーマンが現れる時は、当然のようにクラーク・ケントは姿を消している。
そのことに気づいたロイスは、真相を確かめるためにクラークの目の前で濁流に身を投げる。
正体を明かせないクラークは、何とか変身せずに彼女を救出しようとする。
が、ふとした弾みでロイスはクラークが普通の人間ではないことに気づいてしまう。
そしてクラークはロイスに真実を打ち明ける。
さらに彼女への愛のために、スーパーマンの力を捨てることを決心する。

一方、地球に降り立ったゾッド将軍は圧倒的な力を持って人類を制圧。
ホワイトハウスは彼の前に降伏することになる。
ゾッド将軍はカメラに向かってスーパーマンの名前を呼びかけるが。

前作以上にコメディ感が増したように感じた。
地球の危機にも関わらず、何となく緊張感に欠ける。
スーパーマンの力を信じる人々の無邪気な姿に思わず笑ってしまう。
バトルシーンもかなり荒唐無稽で、やはりこれはコメディとして受け止めた方が良いのだろう。

脱獄に成功した犯罪王ルーサーも、ゾッド将軍に乗っかり悪巧みをしようとするが、今回はかなり影が薄い。
どうして間抜けなオーティスなんかを部下にしているのだろうと思っていたが、ルーサーも相当にズレている。

色々と突っ込みどころが多い作品ではあるが、スーパーマンがアメリカを象徴するヒーローであることは間違いないと思った。
スーパーマンの力を捨てたクラークが、どうやって北極の基地から戻ってきたのか、またはたどり着いたのかが気になってしまったが。