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レイブンズ
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映画を観終わり映画館内でちょっとよそ見をしたら階段を一段踏み外してしまった。膝を折り手をついたものの幸い大事には至らずケガもしてない。だが多分私もそのうち、こんなしょうもない事で命に関わるような災難を起こす気がする。 よそ見をした原因は映画の中で深瀬の父が「男、40にして功をなさねば、死をもって汚名をそそぐべし」の言葉。深瀬は随分気にしてたようだが、功を成すって何か?偉い人にでもなれって事?死んじまえって?そんなん誰が出来るんだ?とふと考え、よそ見をしてたら私は階段からコケてしまったのだ。映画のメインの関係性は深瀬と洋子のラブストーリーだが、深瀬と父助造との確執の模様も両者の心の内側が小さなシーン(壊れたカメラを修理して渡す等)で差し込まれ印象が残る。古舘寛治がいい演技をしている。 深瀬の想像上の友だちのヨミちゃんは鴉の怪物だが全編に登場し深瀬に悪魔のような囁きをする。特に洋子と決別せざるを得なくなった時ヨミちゃんは「片手間にできる芸術はない。平凡な幸せを捨てろ。金のかかる女房や家族も」と焚きつける。それは紛れもなく深瀬自身の心の声だが結果、彼は写真に没頭し代表作「鴉」を生み出すことになる。 外国人監督が作る日本を舞台にした映画だが全く違和感がなく1960年代1970年代のあの頃をスクリーンに投影していた。マーク・ギル監督はミュージシャン出身のようで日本の古い歌謡曲やシティポップ(それも割とマイナーな楽曲)を使ったり、エンディング曲はキュアーの「PICTURE OF LOVE」である。ネットで訳詞を検索したら「君の写真をずっと見ていたから君といたような気がするよ。僕の暮らしのそばにずっと、君の写真があったから、、。」と続く。この映画、深瀬と洋子の物語そのもののような歌詞が使われている。 浅野忠信も瀧内公美も近年話題作が目白押しで日本を代表する俳優になったが、2人の壮絶かつ繊細な演技はこの映画を最大級のものにした。映画の評価が高まるよう期待しています。
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