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鑑賞日 2025/04/05  登録日 2025/04/06  評点 80点 

鑑賞方法 映画館/東京都/新宿武蔵野館 
3D/字幕 -/字幕
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若い頃の痛み

1990年代に当時持っていたレーザーディスクでやたら観ていた大好きな映画。でも映画館で観たのは今回がはじめて。

今思うと若い頃は当時自分の付き合っていたいた女性との関係性に悩んでいた、というかモヤモヤしたものがあったんだろうなぁ。
タナーを避けて二人の時間に重点を置くポートの判断がとてもよく分かる。

結婚したとか、付き合ったと言ってもそれがゴールではなく、パートナーとの関係性は継続こせが難しいんだよなぁ。
好きで付き合ったはずの女性との「永遠性」に苦悩していた自分が懐かしい。

今となってはキッドがタナーと関係を持ってしまう心情もなんとなく分かったりするんで、この映画は切ないんだよ。

若い頃はポートとの死別後にラクダで砂漠を渡り歩く民族に身体を許すキッドの態度があまり理解出来なかったが、この歳になってくると、喪失感や生きるための生存欲求を踏まえた彼女の行動さえも多少は理解できる。いや、生存欲求なんてなかったんだろうなあ。

ポートとキッドが二人で自転車に乗って出かけ、壮大な景色を見ながら互いの想いを確かめるために行う性行為は、今観ても行き詰まりの愛の形として切なくて印象的。

モロッコに旅行に行ってワルザザートで聖地巡礼したことさえも懐かしい想い出だわ。

感性が鈍くなり、当時の感情までは呼び起こせないが、色々と若い頃の記憶が蘇る映画でした。

それにしてもモロッコ旅行の移動は辛かったなぁ。この映画を観ながら、そんなことまで想い出していた。