巫堂っちゃけん。

韓国の祈祷師、巫堂(ムーダン)の3人が、土地再開発を巡るいざこざから、死んだ男性の霊を呼び出し、書類の在処を見つけようとバトルを繰り広げるコメディ。

利権を得ようと住民を脅すヤクザのボスの悪役ぶりを発揮する一方、3人の巫堂の祈祷バトルが転じてラップバトルとなる可笑しさの落差が韓国映画らしい。

とはいえ、地上げなどは世界共通かもしれないが、巫堂の存在は韓国ローカル。近年の韓国映画は世界発信のみならず、自国向けローカル作品にも力を入れるようになったのだろうか。